孤独の東京ぶらりひとり旅

いつも一人で都内へぶらり旅などをした時の記録です。
(孤独のグルメ・モヤさま好き)

「 #孤独のグルメ 」のモデル店(信濃町駅「ティア・スサナ」)で食事

2017-02-03 18:29:15 | 孤独のグルメ
先日の「浅草の豆かん」に続き、「孤独のグルメ」原作マンガのモデルになった店のメニューを食べに行った時の話を。
(2016年10月の話)

 「孤独のグルメ」のモデル店で食事(浅草駅「甘味 梅むら」)
 http://tokyo-burari.blog.jp/archives/14238152.html

今回行ったのは、原作マンガ2巻に出た「東京都新宿区信濃町のペルー料理」のモデルになった「ティア・スサナ」。
(ペルー料理が初めてでも親しみやすい家庭料理風の味を手軽に楽しめるお店で、ランチにも便利だった)

 ティア・スサナ (TIA SUSANA) - 信濃町/カフェ [食べログ]
 https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130901/13038991/

xP1870049

場所は外苑東通りから細い路地を少し入った先で、JR信濃町駅から北へ歩いて5分ほど。
(東京メトロ・四谷三丁目駅から歩いても10分かからない程度。この日は東京メトロの一日乗車券で都内散策を楽しむついでのランチにと利用した)

お店のある外苑東通り沿いの路地の入り口に「ペルー料理」の幟が出ているのでわかりやすい。
(原作マンガのカットやドラマの松重さんの写真なども添えられていた)
xP1870036

路地を進むと、白いビルに赤い看板がすぐ見つかる。
(「SPORTS CAFE」の文字もちょっと気になる)
xP1870039

階段を下りた地下に入り口がある。
ドアには原作マンガの店主さんのカットがあり、入る前から気分を盛り上げてくれる。
xP1870049

平日の開店間もない時間(11時半過ぎ)に行くと、先客は2,3人といったところでゆったりテーブル席を確保できた。
(「孤独のグルメ」でお店を知ったことを伝えると、マンガ内で五郎さんの座った席(入り口正面の左奥)に座らせてもらえた)
xP1870040

その席から振り返ると、テレビのそばに久住先生がお店の方と撮った写真があるので要チェック。
xP1870041

「SPORTS CAFE」とあった通り、店内にはサッカー関連のポスターやユニフォーム、サイン色紙などがびっしり貼られていてサッカー好きな方ならより楽しめると思われる。
(「キリンワールドサッカー '84」など、お店の歴史の長さを物語る品もあった)
xP1870043

この日注文したのはマンガと同様の「フレホーレスセット(900円)」。
(メニューについては店主さんがかなり親切に色々説明してくれるので、他のメニューも気になる方はじっくり聞いて損はない)
xP1870044

注文から5分も待たずに出てきたのがこちら。
xP1870046

フレホーレスとガーリックライス、そして別のカップに入ったタマネギの酢漬けなどマンガそのままのメニュー。
(なお、店先に貼られていたマンガ内の「フレホーレスセット」がこちら。ほぼ完全に一致?)
xP1870051

フレホーレスはよく煮込まれた豆が多めに入ってるのがボリューム感を演出してくれ、親しみやすい味わいと合わせていつまでも食べていたい感じが嬉しい。
(作中にあったタマネギとの食べ合わせも抜群で、見るからに健康的なのも箸を進ませてくれる)


ということで、手ごろなお値段で気軽にペルー料理を楽しみたい方はもちろん、サッカー好きな方にもオススメかと思う。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

谷口 ジロー 孤独のグルメ 【新装版】 第2巻【中古】afb
価格:605円(税込、送料別) (2017/2/3時点)



「 #孤独のグルメ 」(原作)のモデル店で食事(浅草駅「甘味 梅むら」)

2016-12-10 11:10:17 | 孤独のグルメ
先日の「有楽町ガード下の韓国料理」に続き、「孤独のグルメ」原作マンガのモデルになった店のメニューを食べに行った時の話を。
(2016年9月の話)

 「孤独のグルメ」のモデル店で食事(新橋駅「韓国料理まだん」)
 http://tokyo-burari.blog.jp/archives/12457812.html

今回行ったのは、原作マンガ1巻に出た「東京都台東区浅草の豆かん」のモデルになった「甘味 梅むら」。
(シンプルな甘味を穏やかな雰囲気の中で堪能できるお店で、お出かけの締めに食べるのにもってこいだった)

 梅むら (うめむら) - 浅草/甘味処 [食べログ]
 http://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13008698/

xP1820112

場所は浅草寺の裏手の路地裏で、東京メトロ銀座線・浅草駅から北西方面へ歩いて15分ほど。
言問通りを渡った先の1本裏手の通りに店を構える。
(マンガと同様、静かな裏通りにささやかな屋根と暖簾を出す小さなお店がある)
xP1820109

屋根の右側にも店名「梅むら」と書かれた看板。
暖簾の中央には丸いマークに「しる志(?)」と書かれているのもマンガと同様だった。
(なお、マンガでは店名は「『松』むら」となっていた。松竹梅?)
xP1820115

平日の15時頃に行くと、入口を入って左手にある座敷席に地元の主婦っぽい女性グループが先客にいた。
右手のカウンター席には誰もいなかったので、マンガの五郎さん同様に右寄りのカウンター席に座って注文。
(半円形の背もたれが付いたイス、壁の竹模様などこちらもマンガと同様で、描写の細かさにちょっと感動)
xP1820113

ということで、この日注文したのはマンガと同様の「豆かんてん(470円)」。
(メニュー写真を見てると、フルーツが多めに入った「みつまめ」にも心惹かれた(値段が同じ470円)が、敢えて初志貫徹)
注文から数分も待たずに出てきたのがこちら。
xP1820112

手の平サイズの器にサイの目切りの寒天と豆が盛られていて、黒蜜がかけられただけのシンプルさ。
(底の方に溜まった蜜としっかりかきまぜて食べるといいだろう)

素朴な豆の味、寒天の食感は(前回の冷麺などに比べると)刺激には乏しいが、確かに「どこまで食べても飽きない」感じで、ほどよい冷たさと相まって暑い日に小休止で食べるのにもってこい。

なお、ぱっと見は黒一色で豆だらけに見えるが、意外と豆の下に控えてる寒天も結構な量なので、両者のバランスを取りながら食べ進むのがいいだろう。
(豆に気を取られ、最後に寒天が多めに残った図。なお、メニューにはマンガに出ていた「煮込み雑炊」などは記載なしだったため、「スイマセン、この煮込み雑炊を…」にはトライできず)
xP1820114

食べてる最中、ほんの10数分の間に老夫婦連れなどが2組ほど入り、座敷もカウンターもほぼ満席になった。
「孤独のグルメ」ファンという感じではなかったが、普通に地元の方が来る歴史の長い人気店という雰囲気だった。


ということで、浅草観光の後の小休止や外出の締め(モヤさま風に言えば「締めの喫茶店」的な感じ)にでも立ち寄ってみてはどうか。
(甘味が大好きというほどではない自分にとって「豆かんてん」はそうそう食べることはないメニューだが、一生に数度しか食わないなら、せっかくなので話題のお店で…といいきっかけにはなったので良かった)

孤独のグルメ (扶桑社文庫)

中古価格
¥1から
(2016/12/10 11:04時点)






「 #孤独のグルメ 」のモデル店で食事(新橋駅「韓国料理まだん」)

2016-10-29 12:06:31 | 孤独のグルメ
先日の「高崎の焼きまんじゅう」に続き、「孤独のグルメ」原作マンガのモデルになった店のメニューを食べに行った時の話を。
(2016年9月の話)

 「孤独のグルメ」のモデル店で食事(文庫版1巻5話「オリタ焼まんじゅう店」)
 http://tokyo-burari.blog.jp/archives/9971254.html

今回行ったのは、文庫版2巻に出た「有楽町ガード下の韓国料理」のモデルになった「韓国料理まだん」。
(独特な食感の韓国冷麺にキムチなどがつき、暑い日でも食べやすい一品だった)

 まだん - 銀座_韓国料理 [食べログ]
 http://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13030895/

xP1820048

場所はJR新橋駅から線路沿い(線路の西側)に北へ歩いて5分ほど。
銀座~新橋を結ぶガード下通路「JRセンター」の中に店を構える。
(マンガで描かれていた通り、無骨な鉄骨やシャッターが並ぶ通路を進むと忽然と現れるので結構驚かされる)
xP1820051

平日の11時過ぎに行くと先客はなく、マンガの五郎さん同様に1人テーブルに座ってゆっくり注文。
(キンキンに冷えたツメシボ(冷たいおしぼり)を出してくれるのが、新橋のお父さんにも嬉しいところ?)
xP1820045

ということで、この日注文したのはマンガと同様の「韓国冷麺」。
(原作ではプラスminiチャーシュー丼のセットだったが、この日はminiビビンバとのセットを頼んでみた)

注文から数分でminiビビンバ、さらに数分で韓国冷麺が出てきた。
xP1820048

韓国冷麺はまるでボウルのような大きい銀の器に盛られていて、ほどよい食感と辛味、冷たさが心地よく、暑い日でもスルスル食べられる。

この日セットで頼んだ「miniビビンバ」がこちら。
(なお、箸は銀色の金属製とこれも本場らしい?)
xP1820047

「熱々」というよりは「あったか」ご飯にビビンバの具材が乗ったオーソドックスな感じで、冷麺の冷たさとうまく食べ合わせたい感じの一品。

原作で注文していたminiチャーシュー丼に比べるとヘルシーな感じだが、ランチセットにはサービスでキムチなどが付いてくるので、「うーん…キムチとビビンバで辛いのがダブってしまった」となるのがちょっとチャレンジャーでもある。
(キムチは本気で辛く、暑さにはもってこいだが後味をどう締めるかを見据えての食べるタイミングに注意か)

食後、店内を見回すと韓国語の書かれた団扇の他に松重さんのサイン色紙、さらに松重さん、久住さんが店の女将さんと写った写真が貼られていた。
xP1820050

ということで、ガード下のちょっとした探検ついでの銀座ランチ、ロケ地巡りに立ち寄ってみてはどうか。
(通路内部はJRの管理区域にあたるらしく撮影禁止らしいため、詳しい写真は自重)

 「孤独のグルメ 巡礼ガイド2」を読む/JRセンター入口(新橋方面近道)
 http://tokyo-burari.blog.jp/archives/10817494.html
 独自SSL 詳細はこちら

xP1820057

孤独のグルメ2

中古価格
¥135から
(2016/10/29 12:00時点)



「孤独のグルメ 巡礼ガイド2」を読む/JRセンター入口(新橋方面近道)

2016-09-18 11:16:29 | 孤独のグルメ
●JRセンター入口(新橋方面近道)
xP1820056

「孤独のグルメ」原作2巻で出てきたガード下通路。
(通路の中に作中のモデルになったお店「韓国料理まだん」がある)

 まだん - 銀座_韓国料理 [食べログ]
 http://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13030895/

数軒の飲食店と交通関係の事務所がある以外はシャッターが下ろされたお店の跡が並ぶ雑多な空間となっていて、すぐ外に銀座や新橋の繁華街があるとは思えないほど。
食事ついでにちょっとした探検気分が味わえるのも新鮮だった。
(通路内部は撮影禁止らしいため、詳しい写真は自重)

====================

週刊SPA!・著。

テレビドラマ「孤独のグルメ」のロケに使われた飲食店の情報をまとめたまとめ本の2冊目。
前作の続きとなるseason4に出たお店の他、シーズン1,2,3のうち本書で未紹介だったお店、さらに原作マンガの1,2巻のモデル店も紹介していて充実のボリューム。
(テイクアウトした品「万かつサンド」なども出ていた)

前作同様にドラマ中で食べたメニューや料理写真はもちろん、ドラマ中のセリフや場面描写も交えながらの紹介で、ドラマのムック本も兼ねている感じで読み応え十分。

さらに、五郎さん役の松重氏、原作マンガの作画・谷口ジロー先生のインタビューも収録されていて、「孤独のグルメ」をじっくり楽しみたいファンにオススメの1冊となっている。
(原作マンガのモデル店紹介部分ではマンガのコマも結構多めに抜粋されているのがお得感があった。連載期間の長さのせいか、五郎さんのタッチの変化もよくわかる(1巻「豆かん」の頃と2巻「ブリ照り焼き定食」の頃の比較))

※なお、本書で紹介されているお店の1つ「アトム」(Season4第10話「江東区枝川のハムエッグ定食とカツ皿」)は、ツイッター情報によると閉店した模様。
(食べログでは「掲載保留扱い」となっていた)

 営業日にも関わらず定休日の札…(「孤独のグルメ情報」さんより)
 https://twitter.com/kodoku_jouhou/status/761874136566071296
 アトム - 潮見_定食・食堂 [食べログ]
 http://tabelog.com/tokyo/A1313/A131304/13087278/

孤独のグルメ 巡礼ガイド2 (扶桑社ムック)

中古価格
¥480から
(2016/9/18 11:12時点)



「孤独のグルメ」のモデル店で食事(高崎駅「オリタ焼まんじゅう店」)

2016-08-28 19:21:24 | 孤独のグルメ
先日の「西武屋上のさぬきうどん(かるかや)」に続き、「孤独のグルメ」原作マンガのモデルになった店のメニューを食べに行った時の話を。
(2016年8月の話)

 「孤独のグルメ」のモデル店で食事(文庫版1巻16話・山手線・池袋・「かるかや」)
 http://tokyo-burari.blog.jp/archives/796827.html

今回行ったのは、「群馬県高崎市の焼きまんじゅう」(文庫版1巻・5話)のモデルになった、高崎駅近くの「オリタ焼まんじゅう店」。
(原作では「やきそばクリタ」という看板だった。焼きまんじゅうは素朴ながらも濃厚なタレの甘さが見事な一品だった)

 オリタ焼まんじゅう店 - 高崎/和菓子 [食べログ]
 http://tabelog.com/gunma/A1001/A100102/10006729/

xP1800068

場所は高崎駅から北西へ歩いて15分ほど。
「田町通り」の大通りを「田町北」交差点で東に曲がった先に店を構える。
(「焼まんじゅう」の暖簾や、張り出した赤い屋根がどことなく原作っぽい)
xP1800076

平日の12時過ぎに行くと数人先客がいて、5分ほど店先のイスで待った後ようやく店内へ。
(この日は女将さん1人でお店を回しているようで、立て続けにお客さんが来ると忙しそうな感じだった(原作ではおじいさん1人だったが…))

席は2人座るのがやっとな感じの小さな正方形のテーブルが2つあるだけと狭め。
自分の後に待ち客はなく、なんとか席に座れた。
xP1800070

壁を見ると

「焼まんじゅう(アンナシ) 一本170円」
「焼まんじゅう(アン入)  一本180円」

と原作とほぼ一緒のメニューが貼られている。
(地方発送もやっている模様。まんじゅう10本・タレ付で1700円とのこと)

ということでこの日注文したのは、アン無し・アン入りを一本ずつ(原作の五郎さんと同様)。
店内の反対側にあるコンロで焼いてくれて、5分ほどで焼き上がり。
(原作では店内から見て入口の左側にコンロがあったが、こちらでは右側。左右逆の配置になっている?)
xP1800071

運ばれてきたのがこちら。
(手前側の少し小さめで4つ並んでるのが「アン無し」。奥側の少し大きめで2つ並んでるのが「アン入り」)
xP1800068

原作に倣い、まずは「アン無し」から頂く。
砂糖醤油+α、という感じのタレの香りが素朴な感じなのだが、味の方は濃厚な甘さが後を引く感じ。

五郎さんがマンガで言ってるとおり食感は「軽くて淡白」。
ただ、タレの甘さがヘビーというか十分深みがあり、見た目以上のボリューム感と甘さの幸福感が感じられた。
(かといって単純に甘過ぎというわけではなく、よほど甘い物苦手でもない限りはおいしく味わえると思う)

続いて「アン入り」(写真左上)。
薄く延ばした饅頭の中にアンコが入っていて、タレと合わさって確かに「複雑な甘さ」となっていた。
xP1800073

この時は昼食を食べたすぐ後にお伺いしたのだが、タレの甘さに見事にはまったせいか、見た目の通り結構食いでがある量でも一気に平らげてしまうほどだった。
(電車の時間に余裕があれば、もう1本くらい追加で頼んでいたかもしれないほど。
 個人的にはタレだけで十分うまいので、次に来た時は一本につき4個で量の多い「アン無し」を多めに頼もうかと思う)

食後、店内を見回すと「春夏冬中 商い中(「秋」がないから)」の札。
原作のセリフではないが、こういうのがあるとまさに「どこかずっと昔に時間が止まってしまったまま」という感じがする。
xP1800075

なお、その下に貼られてたのは「ちい散歩」で取材された時の写真や雑誌記事など。
帰り際に女将さんに聞いてみると、「孤独のグルメ」のモデルになったこともご存知だった模様。


ということで、東京からは少々遠い(普通電車で2時間ほど)が、草津や越後湯沢などの温泉旅ついで、青春18きっぷでの小旅行ついでに立ち寄ってみてはどうか。

孤独のグルメ (扶桑社文庫)

中古価格
¥1から
(2016/8/28 19:08時点)



※なお、「田町通り」の西側の裏通りは商店街となっていて、年季の入ったアーケード街もある。
 (マンガの冒頭で描かれていた「中央ぎんざ」も健在。作中では「中央銀座アーケード」という看板だったので別の入口がモデルなのかもしれないが)
xP1800052

ちい散歩 地井さんの絵手紙最終集―2011年5月から2012年2月に描いた80枚

中古価格
¥53から
(2016/8/28 19:20時点)