tokyo_mirage

東京在住・在勤、40代、男。
孤独に慣れ、馴れ、熟れながらも、まあまあ人生を楽しむの記。

深夜、蠢く。

2014-05-15 15:35:36 | 今日の出来事
深夜3時頃、鬱陶しい夢で目覚める。

ストーリーはあったのだが、覚えている明らかな断片は、
「僕はどこか外出先で靴を脱ぎ、そこから帰る時に、
 片足に誰か別人の靴を履いて出てしまった。
 そのため、僕はその靴を盗んだかのような疑いをかけられる。
 誰かがこっそり、僕の靴の片方を他人のものにすり替えたのだ」
…というもの。

そのほかの断片的な情景としては、
・商店街のアーケードの入口のアーチ看板
・そこに面するデパート
・つまり僕が立つ場所は繁華街なのだが、なぜか周囲には人影がまるでない(早朝なのか?)
・僕はそこまで長距離を自転車でやって来たらしいが、帰りは車に乗ろうとしている。
・じゃあ、乗ってきた自転車はどうするのか?

おまけに僕は、訪れた場所で受け取るべき“支給品”(中身は何かわからないが紙袋)
を受け取り損ねた。その始末をどうするか?
そして、「靴を盗んだ」嫌疑はどう晴らすのか?

…それらが鬱陶しくなって目覚めた、というわけだ。

起き上がって何をしたかと言えば、まずはゆうべの夕刊を持ってトイレへ。
用を済ませて洗面所で手を洗うと、鏡の水撥ねに気づき、
洗濯機の中に放り込まれていた洗濯前の下着シャツで拭く。
鏡の向こうとこちら側の境目がなくなるくらいまで念入りに拭く。
その後、読み終わった新聞を古新聞入れへしまおうとキッチンに足を踏み入れたら、
ゆうべ食べたカレーの鍋や皿が流しにそのままになっているのに気づき、食器洗いを始める。
そうやって本格的に活動を始めたら、何か口に入れた方がいいんじゃないかと思えた。
目の前には「フルーツグラノーラ」が。
前に見ていたテレビ番組に、カルビーの“フルグラ部長”の美人女性(僕と同年代)
が出ていて、それでその商品が気になり、でも、行ったスーパーにカルビーのはなく、
PBのものを購入して、まだ袋を開けないままキッチンに置いてあった。
ちょうどいい、これを食べてみようじゃないか…と思ったが、牛乳がなかった。

昨晩途中まで観た録画の「男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋」を再び観始める。
すべてに対して受け身になれる(と言うより、能動的・積極的になりようのない)この時間帯、
映画の世界が体の中にすんなり入ってくる。
…が、最後まで観通すのはやり過ぎではないかと思い、途中で消す。

再び床に入る。

何か不安定な断片が頭をよぎったが、それもうまいこと溶け去って、夜が明ける前、眠りに落ちる。

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