tokyo_mirage

東京在住・在勤、40代、男。
孤独に慣れ、馴れ、熟れながらも、まあまあ人生を楽しむの記。

今月読んだ本と観た映画(2018年4月)

2018-04-30 23:01:00 | 今日の出来事
<今月読んだ本> 5冊

■逢坂まさよし 『「東京DEEP案内」が選ぶ 首都圏住みたくない街』  

■西野武彦 『初心者は投信積み立てから始めよう お金を増やす投資信託入門』

■内田樹 『困難な成熟』

■池井戸潤 『オレたち花のバブル組』

■伊集院静 『旅行鞄にはなびら』


<今月観た映画> 3本

●堺雅人 生瀬勝久 『南極料理人』

●ジェイソン・ステイサム レイ・リオッタ 『リボルバー』

●ルイス・トサル エルヴァイラ・ミンゲス 『暴走車 ランナウェイ・カー』

  

三浦アルプス

2018-04-30 23:00:00 | 旅と散歩と山登り
9時半頃、妻と京急田浦駅着。
駅近くのローソンで、おにぎり2つとから揚げ・玉子焼きの入ったパック、
2色クリームパン、サンドウィッチ、茶を買う。

目指すのは「三浦アルプス」。標高200mほどの低山を尾根伝いに、
東京湾側から相模湾側へ三浦半島を横断する。
このおよそ9kmのコースを歩くのは2015年、2016年に次いで3度目。
3度目だからもう地図も持たずに来た。
記憶を頼りに歩くが、丘の上の分譲住宅地の中で登山口を見つけるのに手間取り、少し回り道をした。

途中、正午を待たずに、相模湾を見下ろせるポイントで昼食をとる。
2色クリームパンは出発直後に歩きながら住宅街の中で食べてしまっていたが
(朝食抜きで来ていたのだ)、それ以外を全部ここで食べる。

乳頭山を過ぎると進路を南から西へと変える。
木立の合間から江の島が見えるポイントがあり、登山道の左側に見えていた記憶があったのだが、
実際は右側に見えていた。
妻は前々回のこのルート踏破の後で、この登山道をモチーフにした絵を描いていた。
その絵の中の江の島が登山道の左手に描かれていたから、そのイメージがついていたのかも知れない。

いつしか横須賀市から葉山町へ入りながら、尾根のアップダウンを繰り返す。
ところどころで藤がきれいに咲いている。
観音塚を越えると、ごみ焼却場や学校など、麓の「里」の気配が近づいてくる。
西武鉄道が所有している山(ボールのような絵柄のかつての西武鉄道のマークが彫られた石票が立つ)を越え、
葉山の町を見下ろす仙元山へ。ここでだいたい15時半。
展望台のベンチのそばに空のペットボトルが積まれた箱が置かれており、
「桜の苗木のポットにするのでご協力を」と書かれている。
空にしたペットボトルを持って下山せずに、ここに置いていく方が都合がいいのだろう。
妻と二人でリュックの中のペットボトルを置いていく。

葉山教会(雪の日は身動きが取れないであろう急坂の行き止まりに立つ)を過ぎると、舗装道路になる。
下を走る道路は横浜横須賀道路方向へ渋滞している。
その道路との合流点に、前回にも記憶のあった自販機があり、レモンスカッシュを買う。
歩き進み、スーパーマーケット「もとまちユニオン」で何か甘いものでも買おうかと思うが、
いわゆる「100円アイス」が軒並み130円台だったりして割高感が強く
(これが「葉山リゾート価格」なのか)、さほど空腹でなかったこともあり、何も買わず。

前回と同様、森戸の浜に出て、防波堤に座って海面に足を浸す。
歩き疲れた足に潮のたゆたいが心地いいが、水温は幾分低めだ。
それでも岩の上から海に飛び込んでいる人もいる。
前回まではここから新逗子駅まで3km弱を歩いて帰ったが、
渋滞する県道を排気ガスにまみれながら歩くのは気乗りせず、近くの停留所からバスに乗る。
バスは混んでいた。京急の「葉山女子旅きっぷ」利用者が多いように見受けられた。
パンフレットを持っている人が何人もいたから。
ほどなくして前の座席が2人分空き、妻と座る。
バスはその後も渋滞でなかなか進まず、停留所ごとに客が増えて満員になったが、
座っている身分としては気楽に身を任せるのみ。

新逗子駅で京急に乗り込むと、ちょうど5時のチャイムが鳴った。
横浜駅で京急を降り、地下街「ポルタ」の「玉泉亭」(「サンマーメン」発祥の店だという)
で五目そばを食べて帰途につく。

  

近所のポタリング

2018-04-29 23:00:00 | 今日の出来事
「ホットペッパーグルメ」から1000円クーポンが送られてきたので、
期限切れ間近の今日、サイトで検索して見つけた韓国料理店にランチを食べに妻と自転車で。

冬物衣料を紙袋2つ分クリーニングに出すという妻を途中のクリーニング店に置いていく。
店は持ち込み客で行列ができていたが、たかだか「洗い物を預ける」だけのことに
並んで待つなんてしたくないなあと行列嫌いの僕は思う。

韓国料理店に着く。妻は当分来そうにないので先に始めてしまう。
キムチ盛り合わせ、豚レバー焼き、チャプチェ、トッポギ、サムギョプサル、
ユッケジャンクッパ。クーポン利用でひとり2000円。
なかなかのボリュームで食べ過ぎて苦しくなる。
辛いために水をガブガブ飲んでしまったので余計に。
メニューを1品減らしてもらって、代わりにドリンクかデザートをつけてくれた方がいいかも…
と勝手なことを思う。

食後、目指すのはここから5kmほど離れたところにある大型園芸店だが、
なにしろ腹がパンパンなので休み休み行くことにする。
道中の区立図書館に立ち寄る。昨日のペットショップ訪問に影響され、犬の飼育入門本を借りる。
のんびりと自転車を走らせ、目的の園芸店へ。
わざわざ遠路訪ねてきた店だが、琴線に触れるような鉢植えは、
花であっても観葉植物であっても見つからず、何も買わずに店を出る。
ゴールデンウィーク後半は実家に帰る予定だが、
そこで適当な鉢植えを分けてもらってきてもいいかも…とズボラに考える。

再び自転車を走らせ、池のある森の公園の東屋で休憩。
風が出てきて少し冷え、食べ過ぎの腹が少し疼き始める。

幹線道路沿いのあまり行ったことのないスーパーで少しだけ買い物をして帰宅。

録画のフジテレビ「ザ・ノンフィクション『僕、区長選に出ます!25歳…家族皆で選挙戦』」。
練馬区長選に立候補した25歳の男の話。
若くして政界を目指すのは別に構わないが、あまりにも拙い「ママゴト」ぶりに白けた。
公示日の朝に届出書類をなくし、探すのに手間取って所定の時間に間に合わなかった…とか。
そもそも、この男が区長になって何をしたいのかもまったく伝わってこなかった。
なんかふわふわしたキャッチコピーはあったようだが、具体的なことは何も。
年寄りだからイコール「経験豊か」であるとは言えないのと同様、
若者だからイコール「可能性豊か」であるとも言えない。当たり前の話だ。
問題は、こうしてテレビで取り上げられたという「だけ」で、
彼が次のなんらかの選挙で当選しかねないかもしれないことだ。
世の中がそんな舐めた空気であってほしくないとは思うけど。

  

吉祥寺散歩

2018-04-28 23:00:00 | 今日の出来事
ゴールデンウィーク初日。
特に目的はないけど吉祥寺にでも行こうかと昼前に妻と家を出る。

アーケード商店街「サンロード」を歩き、「麻布茶房」できじ焼き重と抹茶ババロアパフェ。
店のある2階の窓から見えるのはなぜか寺の「墓場」だが、
実は墓場というのは落ち着きがあって、不快な感じはない。

家のフライパンが最近焦げつくと妻が言うので、ヨドバシカメラへ。
ヨドバシカメラより、その階上にあったニトリの方が品ぞろえはよかった。
家にあるフライパンのふた(これは買い替える必要はなくそのまま使い続ける)
のサイズをきちんと計ってこなかったので、今日は買うのを保留。
(帰宅後計ったら26cmだった)

ヨドバシカメラを出て、屋外でジャズを演奏しているコピスの前を通り、
ふらふらとペットショップへ入る。
店のお姉さんが「ワンちゃんを抱いてみませんか?」と言い、
妻が乗り気になるので、2人で椅子に座ってタイニープードルを抱かせてもらう。
生まれてまだ2,3か月で、片手に乗るほど小さい。
乳歯が生えたてで歯が痒いらしく、こちらの指をさかんに甘噛みしてくる。
もういいだろうという頃合いになっても、お姉さんは犬を引き取ろうとしない。
こちらが痺れを切らして「飼います」と言い出すのを辛抱強く待つ作戦なのか。
抱くのに乗り気になったのは妻のほうなのだから、
「そろそろ行きます」と立ち上がるきっかけも妻から作ってほしいところだが、
妻はこちらの顔を覗き込んでどうしようと目を泳がせるばかりだ。
結局、30分くらい抱き続けていたかもしれない。
おそらく僕の人生で最も長く犬と(というより動物と)触れ合った体験になるだろう。
しかし、動物と触れ合っているだけで癒されるのは確かだ。

「中道通り」へ。
激安の八百屋、ポーランドのガラス食器を売る店(ここでなぜか冷えたコーラを買う)、
財布ショップ、雑貨店などを見て往復。
妻は「梅こんにゃくゼリー」を買っていた。

駅の反対側、井の頭公園へ。
煙がもうもうと立ち込めるオープンスペースでの立ち食い・立ち飲みのイメージが強かった
公園入口の焼き鳥の「いせや」は、すっかり垢抜けた店舗に建て替わっている。
池を渡り、池の南側の森を歩く。風が冷えてきた。
バラック小屋のようなコーヒースタンドで妻がコーヒーを買う。

井の頭線の井の頭公園駅(改札口が地上にあり、ホームが程良くカーブしていて、
「郊外電車の駅」の風情がいい)から帰途につく。