tokyo_mirage

東京在住・在勤、40代、男。
孤独に慣れ、馴れ、熟れながらも、まあまあ人生を楽しむの記。

会社でブログを書くということ

2012-05-30 23:00:00 | 雑感
ブログこそ会社のヒマつぶしにはもってこいだ。僕のこのブログ、デザインはシンプル、色調はモノトーン、文字色の黒はやや薄め、フォントは小さめ…この選択の主眼はすべて、「会社のデスクでの書きやすさ」に置かれている。つまり、誰かに画面を見られても、何をしているのかが一瞥でわかりにくいところ。

僕の過ごしている毎日を考えてみると、「今日が昨日のコピー(そしてそれが明日へもコピーされ…)」という感じが強い。水彩絵の具のパレットを思い浮かべる。小さな区画割(=1日1日の区画割)にさまざまな色が置かれていて、眺め渡すと実に色とりどりで楽しい…これが、本当は目指したい「理想的な毎日」だ。だがそれが、どの区画も隣近所の色と交ざり合ってしまい、どこがどの色か判然とせず、しかも、どの区画も、さまざまな色が交ざり合ったときのあのえもいわれぬ「どす黒い」色を呈している…そういう感じか。

まずは、つまらないことでも記録してみて、1日1日の「色」を際立たせていきたい。


間違い電話

2012-05-29 23:00:00 | 今日の出来事
会社の食堂で早めの昼食をとっていると携帯が鳴った。

「ノーチクサンカの××ですが」という若い女性の声。

…農畜産課?仕事でもプライベートでも縁はない。「お間違いではないですか?」と言うと、向こうも目的の相手の声でないとすぐに気づいたのだろう、名前を確認するでもなく、「失礼しました」と電話を切った。

それにしても「農畜産課」とは…。どこか自然豊かな高原の鄙びた村の役場だろうか…などと夢を馳せながら、着信の番号の市外局番をネットで調べてみると、三重県の津市近辺だった。三重県とは意外だったが、市外局番は「鄙びた」どころか、比較的都会と思われる3桁の番号。どうせなら、場所の見当もまるでつかないような無名の村ならば、束の間、心安らいだろうに。

仙人ヶ岳

2012-05-27 23:00:00 | 今日の出来事
8:30 実家発。67kmのドライブ。

10:30 歩き出し。渓流沿いに歩く。

11:13 生満不動尊着。やがて渓流が途切れて急登になり、「熊の分岐」で尾根にとりつく。

12:15 頂上着。眺望はあまりきかない。引き返し別のピークでおにぎりの昼食。下山は猪子トンネルの上を越える別ルートを取る。

13:09 松田川ダムを見渡すポイント(画像)着。山の麓で誰かがドラムの練習でもしているのか、ポコポコと音がする。別の山側からは不規則に「パン、パン」と。狩猟か。
この後、いくつかの峰に登っては下りるを繰り返す。ちょっとした迫力の鎖場も。いたる所に松ぼっくりが落ちている。たまに拾い上げて眺めては、その造形の美しさに惚れ惚れとする。
新緑の匂い。涼やかな風。落ち枝や落ち葉をポキポキ、パリパリと踏みしめるクリスプな感触。
右に左に、上に下にと続く小道。自然の中を歩いていると、いかにも「心が解き放たれる」感じがする。


15:30 下山。