tokyo_mirage

東京在住・在勤、40代、男。
孤独に慣れ、馴れ、熟れながらも、まあまあ人生を楽しむの記。

「婚活で相手に会いたいと思われる女性の趣味」

2013-02-28 23:50:31 | 雑感
前回の続き。逆に、「婚活で相手に会いたいと思われる女性の趣味」は何なのか。

1、料理
男性から断トツ人気です。たまにカレーを作る程度でも、趣味は料理と書きたいところです。私が運営する結婚相談所でも、趣味に「タニタ食堂のレシピで料理」と書いた会員さんは、お申込みが多いです。いつの時代も、男性の“家庭料理好き”は変わらないのですね。


その通りだ。家庭料理、大好きだ。
俺なんか、家事のうち掃除・洗濯は並みの女性以上にマメにやるから、
その2つで感心させられることはあまりないと思うけど、
料理の腕はないから、料理ができる人は本当に尊敬する。特に和食のレパートリーが豊富な人。
ただし、「たまにカレーを作る程度でも、趣味は料理と書きたいところです」、これはヒドい。ヒドすぎる。
だったらまさに昨日・今日カレーの俺も「趣味は料理」だよ。
俺ですら「肉と野菜を炒めてルーで煮込むだけ、こんなのいっぱしの料理とは呼べない」と思ってるのに。
すぐにバレるような嘘をついてどうする。ダマしの指南をしてどうする。

2、語学
言語を特定する必要はありません。会ったときに話せばいいんです。「TOEIC●点」「英検●級」など書くと、逆にNGです。


どうもこの「仲人士」なる人は、「男はプライドの高い生き物だ」と思い込んでるらしい。
語学が得意なら、言語を特定したって別にいいじゃない。
「TOEIC●点」「英検●級」って言ったって別にいいじゃない。
「女性が知性の高さを(特に、客観的な指標で)示すと男はたじろぐ、だからNG」と思ってるのかな。

3、少し珍しい趣味、健康を意識できる趣味
趣味に「カリグラフィー」と書いた女性会員さんに、男性から「高尚な趣味ですね」とコメント付でお申込みがきたことがあります。「フレッシュジュース作り」と書いた会員さんもいらっしゃいますが、健康を意識できる趣味も好感触です。


この「仲人士」は「趣味」ってものを舐めてるな。
「趣味」って、誰からも強要されずに、好きで自発的にやってることに意味があるのであって、
そこへの熱意の向け方にその人の生き様が自然に出る、だから大事なんじゃないか。
本当に好きで挙げているのなら構わないけど、もしも付け焼き刃のネタ作りのために
「カリグラフィー」やら「フレッシュジュース作り」って言ってみたのなら、
すぐに化けの皮がはがれて、その人の「底の浅さ」が露呈することになって、かえって逆効果だと思うよ。
「あの人『趣味はフレッシュジュース作り』とか言ってたけど、ジューサーの使い方まごついてたじゃん」
…みたいな。

「珍しい」必要なんかない。

個人的には、他にどんな趣味があろうと、オーソドックスな素養として「読書」は入れておいて欲しいな。
「マンガも読書に入りますか?」ってレベルじゃなくてね。

あとは「歩くこと」。
これは「健康」にも関わるけど、それだけじゃなく、シンプルなことでも楽しめる感性の豊かさを表わすし、
「ここではないどこかへ」出かけることで新しい発見を得ようという好奇心の高さも表わすし、それに、
デートってやっぱり基本は「連れ立って歩く」ことにほかならないわけだし。

…と、調子に乗って自分の選り好みの話を書いているわけだけど、
そういう相手がリアルに見つからなきゃ、ただの妄想にすぎなくなる。

お見合いしないことには、異性と会わないことには、婚活は始まりません。

…いや、ごもっともです。

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今月読んだ本と観た映画(2013年2月)

2013-02-28 23:00:00 | 今日の出来事
<今月読んだ本> 9冊

1(金) ■内田樹、平川克美、小田嶋隆、町山智浩『9条どうでしょう』

6(水) ■上野千鶴子『男おひとりさま道』

10(日) ■吉田友和『自分を探さない旅』

13(水) ■東野圭吾『歪笑小説』 

14(木) ■イグゼロ『あなたの大嫌いな人が100%考えていること』

16(土) ■平木典子『アサーション入門―自分も相手も大切にする自己表現法』

18(月) ■奥田英朗『噂の女』

26(火) ■柳家小三治『ま・く・ら』

28(木) ■岸本葉子『エッセイ脳―800字から始まる文章読本』


<今月観た映画> 8本

10(日) ●リーアム・ニーソン ファムケ・ヤンセン 『96時間』

11(月) ●クリント・イーストウッド ジェフ・ダニエルズ 『ブラッド・ワーク』

13(水) ●アレックス・ハウス タチアナ・マズラニー 『トイレット』

17(日) ●ジョン・ヘダー エフレン・ラミレス 『バス男』

18(月) ●ケネス・ブラナー ロビン・ライト・ペン 『舞台よりすてきな生活』

20(水) ●チャールズ・チャップリン 『独裁者』

24(月) ●ピーター・フォーク 『刑事コロンボ 自縛の紐』

27(水) ●ブルース・ウィリス サミュエル・L・ジャクソン 『アンブレイカブル』

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「結婚相談所で男性に敬遠される女性の趣味」

2013-02-28 01:21:12 | 雑感
首肯半分、首傾げ半分の記事。Yahoo!ニュースより。

書いてはいけない!会う前から男性に敬遠される女性の趣味(日本仲人協会加盟仲人士・村上れ以子)

1、スポーツ
ゴルフ、サーフィン、ダイビング、スノーボードなど。総じて「お金がかかる」と思われがちです。ゴルフはスコアを競うスポーツですので、プロフィールに堂々と書くのは「自信があるのだろう、自分より上手かも」と思われる可能性も。「スポーツ」「スポーツ全般」と書いておきましょう。「ゴルフが好きなんです」「サーフィンが…」は、会ってから話しましょう。


確かに「ゴルフ」は引くな。
「金がかかる」のはともかく(自分の稼ぎの中でやってもらう分には別に構わない)、
「ゴルフが好き!」って言えちゃう女の人って、
どこか「オヤジの空気」で生きてそうな気がするんだよね。
「オヤジの空気」って何?って訊かれるとうまく答えられないけど…「したたかさ」ってことかな。
女なのにポマード臭そうな感じ、って言うか。家庭的というより社会的、会社的。
仕事のパートナーとしては頼もしいかも知れないけど、
帰宅して家の中にまでこういう人がいたら気が休まらないな、って感じ。
…あくまで偏見だけど。

2、音楽
オペラ、チェロ、バイオリン、三味線、和太鼓など。「お金がかかる」と思われがちですし、同じ趣味で親近感を感じる相手は本当に少ないです。ピアノは、習っている人の数が多いので例外です。「音楽鑑賞」「音楽」と書きましょう。


オペラ、チェロ、バイオリン…いいじゃない。
またしても「お金がかかると思われる」って、「金、金」どれだけ甲斐性のない男なわけよ?
確かに親近感をおぼえるとは言い難いけど、
聞いたこともないようなロックバンドをあれこれ挙げられるよりしっくりくるけどな。
「三味線」はよくわからない。少なくとも、他の楽器と違い、「美人」って感じはしない。
「三味線が好き」って、「カルタ取りクイーン」みたいで、「何でその道へ?」っていう疑問が拭えない。
「和太鼓」もそう。何かぶっ叩きたくなるようなストレスでもあるのかしらと思っちゃう。
…あくまで偏見だけど。

3、ペット
犬と遊ぶ、猫と遊ぶなど。犬や猫が嫌いな男性もいますし、そうでない場合も「自分への愛情が分散される」と思われたら得ではありません。男性は逆にOKです。「ペット好き=子どももかわいがってくれるのでは」と女性に思ってもらえることも多いようです。


…うーん、わかった、この男はとことん甲斐性がないんだな(笑)。
「自分への愛情が分散される」って、ずいぶん了見が狭い、器が小さいんじゃないか?
「ペットが好きなら子どももかわいがってくれるはず」ってのも違うだろうな。
子ども好きは子ども好きでいいだろ。ペットの好き嫌いから類推することもない。順序もおかしいし。

これら3つとは逆に、「会いたいと思われる趣味」ってのもある。それはまた次回。

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「デッカルチェ」は優秀

2013-02-27 00:43:21 | 雑感
「ラクトアイス」や「アイスミルク」ではない「アイスクリーム」、
特にハーゲンダッツを食べてしまうと、いわゆる「100円アイス」は食べられなくなる。
味がとても大雑把に感じられて。

※3つの違い(厚生労働省令)
アイスクリーム = 乳固形分15%以上、乳脂肪分8%以上
アイスミルク  = 乳固形分10%以上、乳脂肪分3%以上
ラクトアイス  = 乳固形分3%以上
要するに「コク」が違う。

ところが、ラクトアイスなのに味が濃厚で、しかも、1個で多様な味が楽しめ、ボリュームもあるのが、
赤城乳業の「デッカルチェ」だ。

何種類かのフレーバーが出ているが、帰宅の道すがらのスーパーで今売られているのは
「ブルーベリーチーズケーキ」。

1層目はフィラデルフィアクリームチーズを使用したレアチーズクリームに酸味のあるブルーベリーソースをトッピング。2層目は大粒のチーズクッキーを混ぜ込んだしっとり濃厚なベイクドチーズクリーム。(赤城乳業HP)

…なんですと。
確かにチーズクッキーの食感などもしっかりしているので、
単に「甘くて冷たい物を食べたい」時だけでなく、「小腹を満たしたい」時にも手が伸びる。
食べ終えるとまた買ってきて冷凍庫に補充するので、うちには最近途切れずにある。
シリーズには他に「ティラミス」「ストロベリーチーズケーキ」「Wキャラメルナッツ」なんてのもあった。
どれも悪くない。

しかもこれ、その店では1個「79円」で売られているんだよね。
ハーゲンダッツの3分の1くらいだよ。

赤城乳業と言えば「ガリガリ君」が有名だけど、僕は「水色のソーダ味」がなんか苦手。
子どものころ、水色のソーダ味の丸いソフトキャンデーを親に隠れて食べていたら、
気持ち悪くなったことがあって、それがどうもトラウマになっているらしい。
あの後しばらくは、笠が水色の半球形をしている電気スタンドを見ても気持ち悪くなったもんな。
「ガリガリ君」は「コーンポタージュ味」が話題になったこともあったけど、
そんなゲテモノ・キワモノには到底食指が動かないが、「デッカルチェ」には王道を行く素晴らしさがある。

新作フレーバーに期待。

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デザイナーズ「丸見え玄関」住宅

2013-02-23 19:21:07 | 雑感
近所に、いかにも「デザイナーズ」と称しそうな戸建て住宅がある。
さほど大きくはないけれど、シャープな立体で、外壁の色も個性的でありながら押しつけがましくない。
庭の使い方もちまちまとしておらず、
(貧乏臭い柵で囲ったりせず、大き目の砕石を撒き、枕木を立て、繊細な葉の植栽を散りばめ、
下からスポットライトを当てている)
ちょっとした美術館のような風情を醸し出している。

だが、玄関がね…。

なぜかドアがガラス張りで、中が丸見えなのだ。
外のアプローチから連続する室内のコンクリの三和土に、住人の靴が脱がれているのが、
通りすがりにばっちり見えてしまう。
その玄関ドアは門も塀もなく道路に直接面しているのだ。

室内の三和土は段差なく廊下に続いているようだ。
なぜか家のデザインにこだわるある種の人たちは、バリアフリーというわけでもなく、
玄関に段差を作りたがらない。
どこまでが土足で、どこからが室内か、わかりにくくさせる。
便宜的にマットなんか敷いたりして、戸惑う来客に「ここで靴を脱いでください」なんて言ったりして。
何なんだろうな、あれは。「室内でも土足」の西洋式に中途半端に憧れているんだろうか。

その家は、靴脱ぎ場所の内側にロールスクリーンを垂らしている。
やはり室内を見せたくはないのだ。
じゃあなんでガラス扉を採用したのだろう?
脱ぎ捨てられた靴もロールスクリーンも、安っぽい生活臭が出ていて、建物全体の調和を乱している。
だいたい、外部とがっちり遮断された感じがしないと、家の中でも落ちつかないと思うけどな。
家は「城」と形容されるくらいで、
「外から攻め込まれない、自分だけの領域としての安心感」って必要じゃないか。
布団に入っても、その空間がそのまま外に通じているような感覚がするのって、なんか嫌だな。

実はこの家、完成・入居したと思ったら、ほどなくして売りに出された。
写真入りでこの家とすぐわかる新聞折込チラシが入ったのだ。
どうやら住人は、「デザイナーズ住宅」に実際住んでみてすぐに、
そこはかとない違和感に苛まれたのかも知れない。
その後、売れて家主が変わったのか、あるいは元の住人がそのまま住んでいるのかはわからない。

デザイナーズ住宅、見当違いの「カッコ良さ」に振れてしまうと、何かと厄介そうだ。
住む方もちゃんとビジョンを持っておかないとな。

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