【内閣府が7日発表した7月の景気動向指数(速報値)は、景気の現状を示す一致指数が22・2%となり、景気判断の分かれ目になる50%を5か月ぶりに下回った。】朝日新聞
http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/keizai/20050907/20050907i412-yol.html?C=Sこの一致指数は景気動向の有力な指数である。しかし、政府は、日銀をして、【日本銀行は8日発表した9月の金融経済月報で、IT(情報)関連分野の調整がほぼ終了し、「景気は回復を続けている」との認識を示した。月報から「IT調整」などの言葉が外れ「回復を続けている」との単純な表現になるのは、昨年10月以来11カ月ぶり。消費者物価は「年末ごろにかけて(前年比)ゼロパーセントないし若干のプラスに転じていく」と従来の見通しを前倒しした。米価のマイナス要因が薄まり、ガソリンの値上がりも考えられるため、プラス転化が近いと見ている。】と言わしめている。
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/keizai/20050908/K2005090803520.htmlこの日銀報告がペテンなのは明白だ。
なぜなら、日銀の報告では、景気回復の根拠が示されていないし、日銀が認めるように(所得が増えないなかで)ガソリンの値上げは避けられず、それに伴い消費者物価が上がれば不況感が一気に増大することは明白だからである。
そういえば、解散後、政府は、好景気が戦後3番目の長さで続いていると発表した。【2002年1月を「谷」に拡大に転じた今回の景気回復局面が9月で44カ月目に入り、「バブル景気」(51カ月)に次いで戦後3番目の長さを記録する見込みとなった。政府は緩やかな回復が長期化するとの見通しを示すが、力強さには欠け、国民には実感の乏しい「好景気」が続くことになりそうだ。】
http://news.goo.ne.jp/news/jiji/seiji/20050831/050831X844.html?C=Sこれで好景気…だからこれまでどおりでいいってことか?自民党のいう景気って誰のための景気なのか!!
いずれにせよ、小泉嘘つきおじさん体質は、こんなところにも出ている。経済の失態、これは選挙後に明らかになる。もし、小泉が勝ったら、その発表を逆手にとり、庶民に血を流すよう迫ってくるのは間違いない。「サラリーマン増税改革」という形で…。本来問われるべき自らの経済政策上の失態が自らの謀略により選挙でテーマとされずにすんだことについては、まったく白を切りながら…。
http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/b04ddd5235a0beed3503de026c846bd4