西山記者事件http://d.hatena.ne.jp/keyword/%c0%be%bb%b3%bb%f6%b7%ef?kid=114636は、本来、政府の国民を騙したことが問題となるべき事案が、男女関係という矮小な議論にすり替えられ、メディアの調査報道への意欲を削いだ事件です。権力監視機能が弱まった現在、あの事件のことを振り返ってほしい。「密約」という澤地久枝さんの著作を一度手にとってください。いまでは考えられないことかも知れませんが、河野洋平議員が政府の密約の情報を得た西山記者の弁護側証人として立っています。
河野議員は、「父子2代の与党政治家の体験から、マスコミの役割を高く評価し、外交交渉について、開かれた場で、徹底した取材活動がなされなければ後遺症を残すと証言」したそうです。
また、日テレの氏家斉一郎氏(当時読売新聞広告局長)も証言にたち、「新聞記者の取材はつねに『秘密事項』の取材を意味し、極秘文書だからといって取材を控えることはない。権力は常に腐敗しやすく、国民に真実をさらすのが報道機関の義務である。ニュースソースとして公務員が占める割合は90%であり、官庁からの文書の持ち出しもやる。刑事罰の対象になる行為以外、取材は自由であり、自由を失えば権力の腐敗の方向にマスコミが荷担することになる」と証言したという。
朝日新聞のNHKに対する政治家の圧力というスクープ記事を裏付ける取材過程の情報が月刊現代9月号に掲載されたことについて、朝日新聞は内部調査を行っています。そんなことで、権力監視ができるのか!直ちに、朝日新聞上層部に権力に荷担するような行為は止めるよう抗議の電話、FAX、Eメールを送りましょう。
河野議員は、「父子2代の与党政治家の体験から、マスコミの役割を高く評価し、外交交渉について、開かれた場で、徹底した取材活動がなされなければ後遺症を残すと証言」したそうです。
また、日テレの氏家斉一郎氏(当時読売新聞広告局長)も証言にたち、「新聞記者の取材はつねに『秘密事項』の取材を意味し、極秘文書だからといって取材を控えることはない。権力は常に腐敗しやすく、国民に真実をさらすのが報道機関の義務である。ニュースソースとして公務員が占める割合は90%であり、官庁からの文書の持ち出しもやる。刑事罰の対象になる行為以外、取材は自由であり、自由を失えば権力の腐敗の方向にマスコミが荷担することになる」と証言したという。
朝日新聞のNHKに対する政治家の圧力というスクープ記事を裏付ける取材過程の情報が月刊現代9月号に掲載されたことについて、朝日新聞は内部調査を行っています。そんなことで、権力監視ができるのか!直ちに、朝日新聞上層部に権力に荷担するような行為は止めるよう抗議の電話、FAX、Eメールを送りましょう。