情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

-第3次世界大戦、おまえのせいと なすりあい-橋本勝の政治漫画再生計画第97回

2007-11-16 19:53:08 | 橋本勝の政治漫画再生計画
【橋本さんのコメント】
第2次世界大戦が終わってからもう62年もたった
そろそろ第3次世界大戦があってもおかしくない
もちろん核兵器がとびかう全面熱核戦争だ
なにしろ2発の核爆弾しか使われなかった
第2次世界大戦のときにくらべたら
核兵器の威力も数も飛躍的に増大している
核保有国だってアメリカ1国だったのに
アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国、インド、パキスタンと増え、
イスラエルが持っているのは公然の秘密
それに今、北朝鮮とイランが核開発にとても熱心
北朝鮮に対しては、どうやらその計画にストップをかけられそうだが
イランはいうことをききそうもない
そんなイランに、ブッシュは「第3次世界大戦が始まってもしらないよ」と
強烈な脅しをかけたものだ
でも核超大国が核を持つなといってもなんか説得力がない
第3次世界大戦で地球が死の星になる前に、核を全廃するしかない
人間が賢明なるホモ・サピエンス(知ある人)なら、そうすると思うのだが…


【ヤメ蚊】
 日本は核廃絶を実現する方向で尽力することによって真の「名誉ある地位」を得るチャンスだと思うんだけど…









★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
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政府はなぜ、誇りを持つことを強制するのか?~恥ずかしいのは今の日本人?それとも虐殺した日本人?

2007-11-16 05:16:57 | 有事法制関連
「我が国と郷土の伝統文化や自然を誇りに思う人間」、これが、改悪「教育基本法」を踏まえてまとめた「長崎県教育振興基本計画素案」に基本目標として、盛り込まれているという。改悪「教育基本法」では、地方公共団体に教育振興のための基本計画策定の努力をするよう規定されており、長崎県も作成せざるを得なかった。

 改悪「教育基本法」では、教育目標として「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛する態度を養う」と書かれているだけで、誇りに思うという表現はなかったが、長崎県が盛り込んだ以上、政府の狙いもそこにあるということを推測させる。

 こんな計画ではとんでもない教育になってしまうと不安を募らせていたら、その不安を極大化させる記事が産経新聞に掲載されていた。「やばいぞ 日本」という企画記事だ(11月14日付)。

 この記事には、中国の南京大虐殺記念館を修学旅行で訪ねた日本人高校生らが、「同じ日本人として、絶対に許されるものではなく、とても恥ずかしく思いました」、「私は彼らと同じ日本人であることが恥ずかしかった」という感想文を残したことについて、【このように見学した生徒の大半は、日本人であることを「恥ずかしく思う」と記した】としたうえで、【祖国への自信や誇りを持たせないようにする教育がいまだにまかり通っている現実がある】とまとめている。

 おいおい、記念館を訪問した高校生は、「今の日本や日本人」について恥ずかしいと言っているのではなく、「当時の日本人が行ったこと」が恥ずかしいと言っているだけだ。

 それなのに、【このように見学した生徒の大半は、日本人であることを「恥ずかしく思う」と記した】とまとめた記者は、日本語が解読できないのだろうか?

 生徒の大半は、今の日本を誇りに思っているか、と聞かれれば、YESと答えるはずである。

 また、むしろ、戦争の際の悲惨な行為に真剣に向き合ったうえで、平和を維持する方がよほど誇りを持つことにつながるはずなのに、【祖国への自信や誇りを持たせないようにする教育がいまだにまかり通っている現実がある】と評価するのも、まったく理解できない。

 …結局、戦争で日本人が行った行為を学ぶことを防ぐために、誇り、誇りだと騒いでいる…その図式がこの記事のおかげで非常にはっきりしたように思えたので、紹介しました。

 本当に「やばいぞ、産経」









★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
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取調録画DVDで、自白が本人の自由な意思によってなされたものではないと判断~大阪地裁

2007-11-16 04:11:35 | 適正手続(裁判員・可視化など)
 【捜査段階での自白調書の任意性が争われ、取り調べ状況の一部を録画したDVDが法廷で再生された男性被告(88)=大阪市西成区=の殺人未遂事件の公判で、大阪地裁(西田真基裁判長)は十四日、「任意性に疑いがある」として、検察側による自白調書の証拠請求を却下した】(前掲東京新聞)。これは、コメントも不要なほど、取調の可視化(録音・録画)の必要性がはっきりした事案だ。

 現在、録音・録画は、検察官が「必要と認めた」場合にのみ行われており、かつ、検察側は調書に任意性があったこと(自白が自由な意思に基づくものであること)を立証するためにDVDを提出したにもかかわらず、任意性が否定されたということは、検察官がこれなら任意性は証明できるという自信作でさえ、録画によって再生されたら、裁判官は、任意性を認めないこともあると言うことだ。この事件の背景に多くの自白強要事件があることは簡単に想像できる。

 注目すべきは、【DVDでは、検察官が以前に作成した自白調書について「間違いないですか」と確認。被告は「ええ、ええ」と答えていたが、「殺そうとは思わないけど、腹立ったからね」と殺意を否認する発言もしていた】というところ。ここは、検察官が作成する調書では、次のようになる。

問い:以前に作成した●日付調書に書かれていることは間違いありませんか。
答え:はい。間違いありません。

問い:なぜ、殺意を抱いたのですか。
答え:腹立ったからね。

いままでは、このような調書にしか接することができないから、裁判官は書かれていることを基に、自白に任意性があるとしてきた。

しかし、やはり映像の力は強い。【西田裁判長は、殺意否認の発言について「検察官は、調書を訂正するかどうか被告に確認していない」と指摘。「DVDでの被告の弁解は公判とほぼ一致し、調書作成時の供述も同様だった可能性がある」と述べた】というのだ。

ここまで任意性に問題があることがはっきりした以上、やはり、取調の過程をすべて、録音・録画するしかない!



 






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