検察&マスメディア裏に自民党連合VS民主党&民主的市民連合の覇権争いの構図でもう一つ分かりやすいのは、記者会見の開放問題だ。自民党政権下では、外圧で、海外メディアを一部の記者会見に参加させるようになったが、それ以上の開放は実現されなかった。しかし、民主党は、記者クラブによって濃淡の差はあれ、会見を開放させる方向で動いている。画期的なことだ。これまで、会見の出席者あるいは発言可能出席者が記者クラブのメンバーに限定されてきたことは、マスメディアの権力監視機能を大きく弱めてきた。したがって、民主党の記者会見開放政策は、極めて歓迎すべきことだ。他方、マスメディアは、記者会見開放によって情報の独占が困難となることを喜ばしいとは思っていないはずだ。これじゃぁ、小沢捜査を無批判に伝えて民主党をつぶしたくなるだろうよって思いませんか?
でも、そんなことを許してはいけない。そのためには、それぞれの関心のあるテーマで民主党が始めようとしている政策を支持していることを示す必要がある。官僚天下りの打破、会計の透明化、無駄な出費のカット、個人通報制度の批准、警察・検察の改革、取り調べの可視化…。これまでに自民党政治ができなかった多くのことをなそうとしている民主党の政策を実現するようにマスメディア、行政、民主党にメールでもファックスでも送って(ついでに東京地検にも)、民主党のもとで政策の実現をすることを多くの国民が望んでいることを示そう。
血液製剤によるエイズ感染の問題が発覚したとき、厚生省に感染者や家族が押し掛けてるのではないか、もしかしたら放火されるのではないか、と思った。私が当事者ならそれくらいしたくなるだろうなって思った。でも、そんなことはまったくなかった。ほかの国なら、どうだったろうか。少なくとも、数万人の人が担当官庁をとりまき、建物を揺れ動かすくらいの大きな声で役人の在り方を批判しただろう。そんなことは日本ではなかった。
だから、官僚になめられるんだ。
今回の小沢捜査の目的が民主党つぶしにあるのは明らかであり、それは民意を圧殺するものだ。
行動にでましょう。
その成果は大きい。情報公開法だって、自民党政権下では長年実現されなかった。地方で情報公開条例ができても自民党は無視した。自民党が野に下るようなことがあったからできたんだ。想像してください、情報公開法すらない「民主主義国家」を…。今の民主党政権下でも獲得できることを獲得するべきだ。
おいらは、まずは、記者会見の開放問題をみんなと推し進めたいと思う。
かねての仲間たち、新しい仲間たちと「記者会見にいこう」プロジェクトを始めることとなりました。上杉さんや神保さんたちとも連絡をして、すべての記者会見が原則開放されるように訴えていきたい。関心のある方はぜひ、冒頭のブログをご覧ください。( http://kaikennow.blog110.fc2.com)
(※冒頭の「連合軍」という表記はいかがなものか、とのご指摘あり。訂正しました。)
本来のジャーナリズムのあり方と企業としてのマスメディアの限界がぶつかりあう場面が大いなる陰謀(Lions for Lambs)で描かれている。日本では、こういう議論すら現場で行われていない。そんなメディアに記者会見を独占させておくから、NHKの神の国発言会見対応メモ問題のようなことが起こるわけだし、いまの検察ファッショを見逃すようなことになる。
メディア関係者は、一度、Lions for Lambsを、手を胸に当てて、鑑賞してほしい。
少し紹介する次の場面は、共和党の大統領候補からアフガニスタンにおける新たな軍事行動に関する特ダネを取材してきた女性記者が上司の部屋でそのことを話すシーンだ。(実はその新たな軍事行動はし失敗している。そのことを大統領候補は女性記者に情報提供している最中に知るが、もちろん、失敗については記者には話していない)
Thanks for knocking. What did l'enfant terrible want?
(ノックくらいしろよな。あの手に負えない若造は何の用事だったんだ?)
One-on-one time. Whole hour.
(1対1のインタビュー。1時間)
An hour? Jesus. A beating or a story?
(1時間も。そりゃすごい。苦情を言われたのか、それとも、特ダネ?)
A big new military move launched as we sat there.
(話している最中に新しい軍事作戦が始まったのよ)
An exclusive? Damn. Details.
Let's get the basics up on the scroll right away. What's the action?
(特ダネじゃないか。詳細を教えてくれ。テロップを準備しよう。どんな作戦なんだ?)
…間を置いて
Janine. Hello?
(おい、ジニーン、ぼっとしてどうしたんだ)
It stinks.I mean, I don't know. I just came away with a bad feeling. Itjust... it feels...
(匂うのよ。何というか、とっても嫌な感じ。感じるのよ)
Feels?
(感じる?)
bogus.
(ガセネタ)
It feels? Are you being paid to investigate your feelings? Just give me the facts.
(感じ?君の感じを調べるために給料を払っているんじゃないよ。事実だけ教えてくれ)
You know, we can't do this again.
(でも、私たちは同じ誤りを犯すべきではないと思うの)
Do what again?
(同じってなんだ)
We can'tjust buy the whole little programme
like we did for the run-up at the fir...
(私たちが開戦のときにしたように、嘘をそのまま伝えるようなことはできないわ)
Oh, please. Stand back while my fucking head detonates.
This is your guy, right?
(どうしたんだ。頭が割れる前にちゃんとしてくれ。君は彼をつかんでいるんだろう)
He's not my guy.
(そうじゃないわ)
He goes right to you. Yes? You questioned. He's handing you an exclusive. He's giving you a fucking gift.
(彼は、この件を君にだけ話した。そうだろ。君は質問をし、彼は君に特ダネをくれたんだ。すごいネタをくれたんだよ)
It's not a gift. It's propaganda.We don't have to broadcast everything the government wants.
(くれたんじゃないわ。プロパガンダに乗せようとしたのよ。政府が報道してほしいことを何でも報道するわけにはいかないわ)
No, we broadcast news. The launch of a new military move is news.
Are you feeling a teensy conscience attack here? Isn't it a little late for that?
Come on. What is the story? What is the move?
(いや、われわれはそれがニュースだから報道するんだ。新しい軍事作戦はニュースだ。ここに来て良心の呵責を感じるのか?遅すぎないか?ほら、どういう話だったんだ?どういう作戦だ?)
Are you old enough to remember The Who? The Who.
(あなたの年ならザ・フーを覚えているわよね。ザ・フー)
And young enough to listen to 'em.
(ああ、聴くくらいは若かったよ)
Meet the new boss Same as the old boss... That's what.
It's the Vietnam-era thinking and they just repackaged.
They're gonna send out small platoons, these kids, as bait. It's the same...
(あたしいボスは前のボスと同じだった♪ それと同じ。ベトナム戦争と同じことをしようとしているのよ。少人数の部隊を送って餌にしようとしている。同じだわ)
No, no. That is speculation. We do not air speculation, OK?
(だめだ、だめだ。それは推測にすぎない。推測なんか報道できない。わかってるだろう)
No, no. It's these guys. They're so desperate for a way out, see.
(そうじゃないのよ、彼らは、なんとか途を見出そうと必死なのよ)
この後、彼女は、自分の予測を放送できないなら、この作戦自体放送するべきではないと抵抗するが…。
彼女が無名戦士の墓を見て涙を流すシーンが忘れられない。ジャーナリストを志した者はだれもが共感できる場面のはずだ。
いま、あなたたちジャーナリストは、プロパガンダに乗っているのではないか?
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★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
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でも、そんなことを許してはいけない。そのためには、それぞれの関心のあるテーマで民主党が始めようとしている政策を支持していることを示す必要がある。官僚天下りの打破、会計の透明化、無駄な出費のカット、個人通報制度の批准、警察・検察の改革、取り調べの可視化…。これまでに自民党政治ができなかった多くのことをなそうとしている民主党の政策を実現するようにマスメディア、行政、民主党にメールでもファックスでも送って(ついでに東京地検にも)、民主党のもとで政策の実現をすることを多くの国民が望んでいることを示そう。
血液製剤によるエイズ感染の問題が発覚したとき、厚生省に感染者や家族が押し掛けてるのではないか、もしかしたら放火されるのではないか、と思った。私が当事者ならそれくらいしたくなるだろうなって思った。でも、そんなことはまったくなかった。ほかの国なら、どうだったろうか。少なくとも、数万人の人が担当官庁をとりまき、建物を揺れ動かすくらいの大きな声で役人の在り方を批判しただろう。そんなことは日本ではなかった。
だから、官僚になめられるんだ。
今回の小沢捜査の目的が民主党つぶしにあるのは明らかであり、それは民意を圧殺するものだ。
行動にでましょう。
その成果は大きい。情報公開法だって、自民党政権下では長年実現されなかった。地方で情報公開条例ができても自民党は無視した。自民党が野に下るようなことがあったからできたんだ。想像してください、情報公開法すらない「民主主義国家」を…。今の民主党政権下でも獲得できることを獲得するべきだ。
おいらは、まずは、記者会見の開放問題をみんなと推し進めたいと思う。
かねての仲間たち、新しい仲間たちと「記者会見にいこう」プロジェクトを始めることとなりました。上杉さんや神保さんたちとも連絡をして、すべての記者会見が原則開放されるように訴えていきたい。関心のある方はぜひ、冒頭のブログをご覧ください。( http://kaikennow.blog110.fc2.com)
(※冒頭の「連合軍」という表記はいかがなものか、とのご指摘あり。訂正しました。)
本来のジャーナリズムのあり方と企業としてのマスメディアの限界がぶつかりあう場面が大いなる陰謀(Lions for Lambs)で描かれている。日本では、こういう議論すら現場で行われていない。そんなメディアに記者会見を独占させておくから、NHKの神の国発言会見対応メモ問題のようなことが起こるわけだし、いまの検察ファッショを見逃すようなことになる。
メディア関係者は、一度、Lions for Lambsを、手を胸に当てて、鑑賞してほしい。
少し紹介する次の場面は、共和党の大統領候補からアフガニスタンにおける新たな軍事行動に関する特ダネを取材してきた女性記者が上司の部屋でそのことを話すシーンだ。(実はその新たな軍事行動はし失敗している。そのことを大統領候補は女性記者に情報提供している最中に知るが、もちろん、失敗については記者には話していない)
Thanks for knocking. What did l'enfant terrible want?
(ノックくらいしろよな。あの手に負えない若造は何の用事だったんだ?)
One-on-one time. Whole hour.
(1対1のインタビュー。1時間)
An hour? Jesus. A beating or a story?
(1時間も。そりゃすごい。苦情を言われたのか、それとも、特ダネ?)
A big new military move launched as we sat there.
(話している最中に新しい軍事作戦が始まったのよ)
An exclusive? Damn. Details.
Let's get the basics up on the scroll right away. What's the action?
(特ダネじゃないか。詳細を教えてくれ。テロップを準備しよう。どんな作戦なんだ?)
…間を置いて
Janine. Hello?
(おい、ジニーン、ぼっとしてどうしたんだ)
It stinks.I mean, I don't know. I just came away with a bad feeling. Itjust... it feels...
(匂うのよ。何というか、とっても嫌な感じ。感じるのよ)
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(感じる?)
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It feels? Are you being paid to investigate your feelings? Just give me the facts.
(感じ?君の感じを調べるために給料を払っているんじゃないよ。事実だけ教えてくれ)
You know, we can't do this again.
(でも、私たちは同じ誤りを犯すべきではないと思うの)
Do what again?
(同じってなんだ)
We can'tjust buy the whole little programme
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(私たちが開戦のときにしたように、嘘をそのまま伝えるようなことはできないわ)
Oh, please. Stand back while my fucking head detonates.
This is your guy, right?
(どうしたんだ。頭が割れる前にちゃんとしてくれ。君は彼をつかんでいるんだろう)
He's not my guy.
(そうじゃないわ)
He goes right to you. Yes? You questioned. He's handing you an exclusive. He's giving you a fucking gift.
(彼は、この件を君にだけ話した。そうだろ。君は質問をし、彼は君に特ダネをくれたんだ。すごいネタをくれたんだよ)
It's not a gift. It's propaganda.We don't have to broadcast everything the government wants.
(くれたんじゃないわ。プロパガンダに乗せようとしたのよ。政府が報道してほしいことを何でも報道するわけにはいかないわ)
No, we broadcast news. The launch of a new military move is news.
Are you feeling a teensy conscience attack here? Isn't it a little late for that?
Come on. What is the story? What is the move?
(いや、われわれはそれがニュースだから報道するんだ。新しい軍事作戦はニュースだ。ここに来て良心の呵責を感じるのか?遅すぎないか?ほら、どういう話だったんだ?どういう作戦だ?)
Are you old enough to remember The Who? The Who.
(あなたの年ならザ・フーを覚えているわよね。ザ・フー)
And young enough to listen to 'em.
(ああ、聴くくらいは若かったよ)
Meet the new boss Same as the old boss... That's what.
It's the Vietnam-era thinking and they just repackaged.
They're gonna send out small platoons, these kids, as bait. It's the same...
(あたしいボスは前のボスと同じだった♪ それと同じ。ベトナム戦争と同じことをしようとしているのよ。少人数の部隊を送って餌にしようとしている。同じだわ)
No, no. That is speculation. We do not air speculation, OK?
(だめだ、だめだ。それは推測にすぎない。推測なんか報道できない。わかってるだろう)
No, no. It's these guys. They're so desperate for a way out, see.
(そうじゃないのよ、彼らは、なんとか途を見出そうと必死なのよ)
この後、彼女は、自分の予測を放送できないなら、この作戦自体放送するべきではないと抵抗するが…。
彼女が無名戦士の墓を見て涙を流すシーンが忘れられない。ジャーナリストを志した者はだれもが共感できる場面のはずだ。
いま、あなたたちジャーナリストは、プロパガンダに乗っているのではないか?
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★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
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