「JR東日本の海外進出」 2021-03-12 00:00:00 | 日記 2021年3月12日、JR東日本と同社グループの日本レストランエンタプライズ(NRE)は2015年10月20日、フランスの首都パリのリヨン駅で日本の駅弁を販売すると発表した。JR東日本グループが取り組んでいる海外事業展開の一環であった。リヨン駅ホール2内に駅弁売店「駅弁 EKIBEN」(約16平方m)を設置し、2015年12月1日から2016年1月31日までの期間限定で、「BENTO MAKUNO-UCHI(幕の内折詰弁当)」や、フランスのシャロレー牛を使用した「BENTO PARIS-LYON(パリ・リヨン弁当)」など5種類を販売する。販売額は8~15ユーロ(約1084~2032円)。隣接するイベントスペースには、駅弁の歴史や魅力を紹介するためのパネル、駅弁の掛け紙を展示した。発表によると、NREはシンガポールと台湾でのイベントで駅弁の催事販売を行っている。今回、海外での駅弁の更なる可能性を検証するため、「和食人気があり“BENTO”の知名度が高い」パリで販売することにしたというのだ。パリのリヨン駅は、パリ市中心部の南東に位置するフランス国鉄(SNCF)の鉄道ターミナル。リヨンはパリの南東約400kmに位置する都市だが、リヨン方面に向かう列車が発着していることから「リヨン駅」を名乗っているのだ。JR東日本は今後、海外進出を積極的に行うのか・・・(井森隆)