「内村に気の毒なことした」 2021-03-25 00:00:00 | 日記 2021年3月25日、2015年10月25日、体操の世界選手権(グラスゴー)の男子予選のゆかで、内村航平が演技開始まで約10分待たされ、結果として宙返りで失敗したのを受け、国際体操連盟(FIG)の男子技術委員会が急きょ対応策を打ち出したのだ。選手は、前の演技者の得点が表示され、合図が出たら演技を始める。内村は、前の選手の採点でもめているのは分かっていたが、10分も待つとは思わなかったという。「ずっと集中しっぱなしだった。一度、気持ちをフラットにすればよかった」。手足も冷え、思うように動かなかったのだ。日本の予選が行われた2015年10月26日、技術委員会の打ち合わせで、ブッチャー技術委員長は「内村には気の毒なことをした」と話したという。そして、採点に時間がかかりそうだと分かった時点で次の選手を一度、演技台から降ろし、上着をはおるなどして待機するよう促すことを決めたのであるが、2021年現在は・・・(井森隆)