「通勤は電車」 2021-03-15 00:00:00 | 日記 2021年3月15日、2015年10月12日、静岡・浜松オートレース場で開催されたG1レース『第57回秋のスピード王決定戦』。前日の準決勝で敗れた選手が回る『特別選抜戦』に出場した森且行(当時41)は8人中3位に終わった。森がSMAPからオートレース選手に転身して、20年以上経過している。「選手としては、一番上のS級の常連で、腕前もあります。賞金だけで、良い年は5~6千万円は稼いでいて、生涯収入は5億円を突破しました」とオートレース関係者は言う。高収入にも関わらず、いまも自宅から仕事先の川口までは堅実に電車通勤だというのだ。「彼は、天才型の選手じゃないんです。オートレースは、選手の腕も必要ですが、選手が乗るバイクの性能も重要。その調整が、彼は決してうまくないんです。部品の規格が変わるたびに苦労して、粘り強く調整して性能を上げてくるタイプ。バイクの部品は消耗品ですが、選手は自腹で揃えなければいけません。堅実にならざるをえないんでしょうね」とスポーツ紙記者は言う。だが、苦労して成績が伸びないときには、何度も冗談めかして「もうやめようかな」とつぶやいたこともあったという。「そんな森をここまで支え続けたのは、家族愛でしょうね。奥さんとは17年前(2015年現在)に結婚して、息子さんが1人います。奥さんはスレンダーな美人ですよ。結婚してすぐに子供ができたから、息子さんはもう高校生。小さかったころはよく、レース最終日に奥さんが息子さんを連れて応援に来ていましたとオートレース関係者は言う。家族思いの森は、休みの日には息子と釣りに行くことも。「息子さんは、幼いころにはオートレースに興味を持っていたようですが、いまは高校で勉強を頑張っています。大きくなったいま、昔のようには子供と遊べないそうです」とオートレース関係者は言う。森の悲願は「日本選手権1位」だというが2021年現在は ・・・(井森隆)