ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

お年玉

2008-01-02 13:09:47 | 着物・古布
こちらへ越してきてからは、お年始は両親からきてくれます。
昨日は、午前中は朝寝坊しているだろうからと午後から来てくれました。

そして私にもお年玉、もう着ないから…と、譲ってくれたものです。
しかしねぇ、ついてきたセリフが「アンタこの着物知らへんやろ」。
どうも本人の記憶では、私が嫁に出た後作ったもので、
私には一度も見せていない…ということらしいのですが、
私、ようよう知っとりますねん。20年くらい前ですが、自慢されたから…。
最近の記憶はかなりアヤシイものの、
昔のことはハッキリクッキリなんですけどねぇ…。
「知ってる」といえば、フクれるヒトで必ず「なんで知ってんねん」と
ワケわかんない突っかかり方をされますから、
「ホンマ、ええなぁ」としらっぱくれておきました。
染疋田の小紋、粒の大きさを変えて道長取りの柄にしてあります。
色はレンガ色、赤銅色に近いかと思います。
疋田の粒の真ん中に黄がさしてあります。


   


もらって文句を言うのもなんですが、あまり好みじゃないほうです。
もう少し年取ったら着ようかな…。

そしてこちらは「色留」です。明るいところは「月白」と呼ばれる薄い青、
下の濃いところは「紺青」…ですかねぇ。


   


地模様は遠山と松、八掛は紗綾型地紋です。


      


こうして着物をくれる親がいるということは
着物好きにとってはとてもありがたいことです。
ただ、残念なことにシミがありました。眼も悪くなってますから
たぶん、もう気がつかなかったのでしょう、ちょっと寂しい気がしました。
もちろんシミのことは気づかないフリを通し、ありがとう!と、
感謝して、もらいました。シミ、落ちるといいんですが…。

一方息子のほうはといえば、こちらも例年通り、二人からゲット。
なんたって「中味」より外袋のほうが気に入ったよーで。
そりゃあそうでしょー、これですもの。


      


だいじょーぶ、中味はちゃんとおかーさんが使って…あっいやいや
「貯金して」おいてあげるからね、ありがとね(だから違うってば!)



今日は「箱根駅伝・往路」です。
オットの卒業校は…あぁ…そのへんね、がんばりなはれや…。
今年は雪があるかと思ってましたが、そうでもないようす。
あともう少しでゴールです。





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2 コメント

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Unknown (とんぼ)
2008-01-03 16:33:12
陽花様
ありがたいと思います。
話しをあわせるのも、ちょっと辛いときもありますが
母が穏やかにくらせればと、もうそれだけですね。
息子がちょっと不調なので、しばらくブログにも
お邪魔できないかと思います。お許しを。
返信する
Unknown (陽花)
2008-01-02 19:42:41
お母様からお年玉に着物を頂けたなんて
よかったですね。
上品なぼかしの色留袖ですね。
他の色をさしていない地模様だけの色留袖も
珍しい感じがします。
そうそう、黙っているのも話しを合わせて
あげるのも親孝行のひとつですね。
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