ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

ちょっと駆け足でーす。

2009-10-05 22:45:40 | 着物・古布
もう、この時期では「遅い」ですけれど、ギリギリまで動かない親御さんも
いるんでしょうねぇ、私も人のことは言えませんから…ははは。

写真は女の子の着物、腰あげをして、七五三のお祝いに着せたのかもしれません。
女の子の「総柄」はきれいでかわいいですね。
これは「几帳」と「貝桶」がメイン柄。


          

    


地模様は大きな花柄です。残念ながら、色あせや汚れがあって、
着用はムリなのですー。解いて洗って見ようかと思いつつ、
決心がつかないで、はやウン年…いいとこ取りで、
小さい子の着物くらいできるかもですが…。
こういうので半幅帯を作ったら、いいかもしれません。

こちらはもう一枚、一つ身です。


         

    
こちらは「花車」


   


木製の車輪は、一番素朴な「木を輪切りにしたもの」から、
組み合わせたものまで、さまざまありますが、
御所車の車輪は、身分が高いほど、凝った作りの美しいものがあります。

というのは、柄を見てわかるように、全部「パーツ」の組み合わせだから。
れは図案なので、車軸(スポーク)が少ないんですが、本来はもっと多いです。
車輪の車軸のことを「後光」といいます。
後光の先にある「絵馬」のような形のものを「小羽根」
一番外側の部分を「櫛形」といいます。 







これらを組み合わせて、さまざまな装飾を施したわけですね。
細かい木のパーツをきっちり組み合わせて作るわけですが、
木製ですから、乾燥を防ぐために水流につける…それが、
夏の柄などに使われる「源氏車」、水流の中の車輪です。

女の子の図柄は、子供とか大人とか関係なく華やかでいいですね。
かわいい子供らしい柄もまたいいものですが、
こんな大人の柄もイケてしまう…着物の柄って面白いです。

さて、天気が下り坂の上、台風が来るのか来ないのか…。
「子とんぼ」天気予報によれば、近い感じなんですよ。こまったものです。
今日は、洗濯物も家の中、秋の長雨ですかねぇ。
どうしてこう、季節のいいときって短いうえ、天気がわるいんでしょ。
それでも昨夜の満月は見られました。
バッチリ「まんまるお月さま」、私のカメラではここまででせーいっぱいです。



  

写真を撮りながら、いつのまにか口ずさんでました。
「♪お~つきさんいくつ、十三七つ 七色着せて…」
家に入ったからは「うーさぎうさぎ 何見て跳ねる…」
最近の曲は、100ぺん聞いても覚えられませんが、
昔の歌はスルリと出てくる…ははは。

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2 コメント

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Unknown (陽花)
2009-10-06 00:27:33
本当にもうすぐ七五三ですね。
小さな子の可愛い着物姿がみられる
のは七五三ぐらいになってしまいましたね。

お月さま見事に撮れましたね。
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Unknown (とんぼ)
2009-10-06 22:15:03
陽花様
来月は、日曜日あたり、ニュースで
やりますね。楽しみです。
我が家にはもう、全く用がなくなって
しまいましたが、近所に小さい子が
たくさんいるので、見られるかなーと思ってます。

もう少しいいカメラがほしくなってますー。
返信する

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