ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

日にちはずれるけど栗名月?

2017-10-05 01:53:37 | つれづれ

 

昨日いとこからサツマイモと栗が届きました。

芋名月の「芋」はほんとはサトイモですけど…おいしいからいいのっ!

いつものように、いとこの家の前の畑から…で産地直送…うれしっ。

サツマイモはまずお味噌汁、そして翌日は天ぷらかな…と予定だけはすぐたてちゃう。

栗は…私栗の皮むき苦手です。技術の前に「イラチ」だから。

イラチは気が短くてすぐイラつくことですが、私結構気が長くなってます。

でも、こういうことはほんとにイラつく…だってリンゴやナシみたいにパパっと剥けないんだもん。

何を言っとるか…と叱られそうですね。ともあれ、栗ごはん…でも一人分だと何日もになるので、

栗ご飯の残りは「甘露煮」にしました。これでおやつができたぞー。

 

秋だなぁ…と思いながら下ごしらえ、口を突いて出たのは「♪静かな静かな里の秋…」

昔からとても好きな歌です。歌詞に出てくる「おせど」は「お背戸」、家の裏口のことですね。

この歌は2番、3番と歌っていくと、南の島の戦地に行っている父親の無事な帰りを待つ歌です。

歌いだすとぱーっと光景が浮かぶ…それは子供のころ行った母の田舎の風景ですから、

歌われている時代とは全く違う情景なのですけれど。

かやぶきの屋根、広くて薄暗い台所の大きなおくどさん、縁側に出ると庭の向こうに

刈入れのおわった田んぼが広がり、伯父が用の済んだ鍬や釜の手入れをしている…。

いつも行くのは夏休みが多かったですから、なぜ秋に行ったことがあるのか、

たぶん法事か何かだと思いますが、二回くらいしかない「里の秋」の風景は、忘れ難い思い出です。

 

食欲の秋ではありますが、栗ご飯もおなか一杯は食べず、秋を感じたところで終了、さみしいなぁ!?

それでも確実に肉が落ちてきたので、頑張りたいと思っています。

朝方肌寒さを感じるようになりました。昨日は中秋の名月、そうだそうだとカメラを持って外に出たら、

空気ひんやり、虫の音が聞こえる、秋だわぁ…当たり前。

雲は多かったのですが、それがどんどん風に流されていきましたので、合間をぬってパチリ。

例によって三脚も使わず、ただのオートで撮りましたのでうさぎさんも見えず、ボケってます。

 

          

 

芋名月、栗名月は、当日お供えするものではありませんけれど、おいしいうちにいただきました。

いとこに感謝です。

 

ベガスでのとんでもない銃撃事件、ミサイルの心配、急な解散と選挙…世は騒然としています。

まんまるお月様は、どんな思いでこのやかましい地球をみているのでしょうねぇ。

月を隠す雲ひとつ、払うことのできない人間、それを思えばもう少しなんとか謙虚になるものではないかと

そんなことを思いつつ、栗の甘露煮を仕上げてました。


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2 コメント

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Unknown (陽花)
2017-10-05 17:39:23
立派なさつまいもですね。
栗、家も先日頂いて栗ご飯と甘露煮にしました。
食べたいところをぐっと我慢してお正月の栗きんとんに
と瓶詰めにしました。

ラスベガスは15~6年前行きましたが、カジノが
あるから逆に治安が良いと聞いてましたがこんな
事が起きるなんて恐ろしいですね。
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Unknown (とんぼ)
2017-10-05 18:04:35
陽花様

コロリンとしたサツマイモでしたので、輪切りにしても大きかったです。
私も甘露煮はお正月用…のつもりで、つまみ食いをがまんしていますー。

ラスベガスはお金持ちもたくさん集まるところでしょうから、
警察以外にもガードマンとかボディガードとか、たくさんいるでしょうけれど
お客として泊まられたらわかりませんよね。
ほんとにあちこちで、考えられないような恐ろしいことが
あれこれ起きますね。すぐにテロかと考えなければならない今の時代、
海外旅行もいつかはしたいと思っていても、これでは行きたくなくなります。

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