昨日のお天気は、薄曇りで湿度が低くて、ほんの少し風もあって…という、
絶好の伸子張り日和でした。相変わらず古い着物やハギレにまみれつつ暮らしています。
ちょうど衣替えの時期、でもいつもなら今頃は「まだ暑いわよねぇ」と言ってると思うのですが、
今年はしっかり「秋だねぇ」と感じられる10月で、そりゃ衣替えせねばよぉ…です。
自分たちの着るものより先に「古着」…なわけですが、特に古いものや、ウール物は、
防虫剤と除湿剤の入れ替えをしないと…で、いつもの年より早め早めにゴソゴソやっておりました。
で、久しぶりに引っ張り出した男物紬で、またモンペにするかなと、
とりあえず洗っておこうと思ったわけです。
離れてみると、こげ茶色の単色にも見えますが、実は黒でこまかーい十字が入っています。
あ、ボケててすみません。
モンペはあまり柄がないか単色っぽいほうが、上に何色が来ても合わせやすいので、
茶系としてこれ…と思ったんですけどねぇ…解いて洗ってみたら、傷みがけっこうあるうえ、
色が変わっている範囲が広い…。まぁ色目は裏むきに使えば何とかなるのですが、
端の痛みがねぇ…こんなところが何か所もあります。ムリかなぁ。
座ったらオシリがビリッ…なんていやですしねぇ。全部張り終ったら、並べてパズルしてみます。
まだほかにも「これ張ってしまわないと」というものがあるのですが、
女心と秋の空…長続きしてくれないとできませんしね。
とりあえず、明日は自分たちの着るもの、のほうに入ります。
すでに朝夕はひんやりになってきていますから、長袖も全部出さないとです。
あれよあれよという間に日が過ぎていきますから、急がないとですねぇ。
暑がりなので、まだタオルケット1枚で寝ていたのですが朝方はそろそろ無理…ははは。
薄掛けを二階から降ろしてきましたが、寝るときはまだちと暑い気がします。
ややこしい時期ですね。体調にも気を付けないとですよー皆様も。
限りです。
まだ夏仕様で寝ておられたんですか?スゴイ!
しばらくやっていなくて、干すときの紐の長さなんか
間違えたりウロウロしましたー。
我が家は寝ている部屋が二重サッシなので、
けっこう保温がいいんです。
寝るときはまだまだタオルケットでOKだったので、
ついつい油断しました。
昨夜から薄掛け引っ張り出しました。
全く若いつもりで…ですー。
それにしても、こうして丁寧に繕われているのを見ると、ほんと、物がなかったこともありますが、
物を大切に使うという心を持っていたのだろうな~
と、思います。
貧しくて当たり前の時代がずっとあったわけですから、
ものを大切にする気持ちが生まれるのは当然だと思いますが、
だからといって豊かになったら、汚れたら、アナが空いたら
捨ててもかまわない…ではないと思っています。
いろんなことを昔に見習う暮らし、魅力感じてます。
はい、またご訪問いただき、ありがとうございます。
すっかり「おさぼりブログ」になっておりましてすみません。
張り板も伸子も、今は道具を探すだけでも
たいへんな状況になりましたね。
親たちが路地や庭の端で、伸子張りや張り板をしていた風景も
遠いこととなりました。
ぜひいつか、チャレンジしてみてください。
自分も子供の頃。近くのおばちゃんが板塀に張り板を立てかけていた風景が懐かしいです。
夢を持ち続ければいつかは叶うと言いますから、気持ちは持ち続けようと思います。
ご主人亡くされてたんですね
自分は3年前に実父を亡くし今年1月には実兄を亡くしています。ふっとした時に寂しさを感じますね。
私が縫ったのは、モンペと袴のあいのこみたいなもの、
昔は「(軽衫・かるさん)」と呼ばれたものです。
今のモンペはみんなウエストゴムですが、
それを昔のもんぺのように「紐」にして、
裾を軽衫のような裾にしたものです。
それのことだと思います。
私も夢はあきらめずに、亀さんウォークでも
いつかはきっと…と思っています。
主人は急逝しましたので、アゼンボーゼンでしたが、
こればっかりは仕方ないことですから。
さみしいというより切ないですねぇ、昔話をする相手が
いなくなりましたから。
写真相手にブツブツ言ってます。