無事にここまでこられていることには、当然ありがたいと思う気持ちもありますが、
「歳だなぁ」と思うこともしばしば。
この前は50年来の友人の誕生日でした。同じ年で数日違いですから、
若いころはお互いに当日電話しあったりもありましたが、だんだん疎遠になりました。
特に友人が、長く務めた会社で「肩たたき」にあい、退職してから。
それから20年くらいになりますが、人は何かがうまくいかなくなると心が揺れるものです。
そういう時に頼られなかった私、なにもできませんが、例えば話を聞くだけでも、という意味で
寄り添えないかと思ったのですが、結局友人は疎遠になっていきました。
家が近所ではなかったこともあって、今では年賀状だけのおつきあいになりましたが、
それも、毎年「腰が悪くてしんどい」「膝に来ていて歩けない」と、
年に一回の病気報告みたいな年賀状です。元気なのかなぁ。
この年になると、来し方を思います。別に若いころに戻りたいとは思いませんが、
どう生きてきたか、が今につながつているということを、よく考えるのです。
友人のように、薄くなってしまったつながりもあれば、いまだに「~ちゃん」と呼び合い、
さほどの話題でなくても「あー元気でなにより」と思う会話を交わす友人もいます。
私はこの5年で染めなくなった髪がほぼ真っ白になりました。
それもあって着るものの色が変わりました。あんなに黒やグレーや茶色で埋まっていた引き出しが、
最近はローズピンクや黄色、ライトグリーンなどの明るい色で埋まっています。
そんなにしょっちゅう買い換えるわけではないのですが、
暗い色のものは、いとこの家族に着てもらうことにして送ってましたから。
こういうことを考えたり自然とやり始めるのが、年を重ねてきたということなのでしょうね。
ここで住み始めたばかりのころ、70を過ぎた母が急に老け込み始め(近くに越してきたので安心した?)、
ここへ来た帰りの背中がわずかに丸くなっていて、ちょっとショックでした。
思えば今の私はその時の母の年齢に近いです。外を歩くとき、ふとそれを思い出し、
「背筋っ!」と、ピンとのばしてみたり…実際には肩甲骨の周辺にムダ肉があるだけで、
丸くなったように見えるんですよね。おなかのでっぱり、二の腕やすねのプルプル肉、
首のたて皺やたるみ…自然の流れだと、あまり気にしない方なのですが、
眼だけは困ります。老眼が合わなくなっているうえ、運転用メガネが突然パリンと崩壊しました。
年取るとお金かかるのよぉと友人に言ったら「ドモ〇〇ンなんたら?コラーゲンなんたら?」
「違うっ、育毛剤に補聴器よっ」で、大笑い。育毛剤はホンマに必要だなあ…。
ワクチン接種の案内は父のところに届きましたが、私の年齢だと、書類は5月に入ってからだそうです。
それはいいんだけど…で?いつしてもらえるの?です。
なんとか無事乗り越えて、来年の「年女」の年を無事に迎え、仕事も進めねばなりません。
来年のことを言うと鬼が笑うなんて、昔から言いますけれど、
今のご時世、来年どころか3年先5年先を考えていかないとです。
鬼さん、一緒に笑ってくれてもいいけれど、悪いことだけは運んでこないでね。
当日はケーキがわりだよーと、届いた最中とお茶でゆったりしました。
さ、まだまだ進まないと、です。
ありがとうございます。
ほんとにあちこち知らないうちに「経年劣化」です。
ハズキルーペの回し者ではないんですが(笑)
いいですよ、あれ。
スマホ見るときはいつも老眼鏡の上からハズキですー。
こういうことがあると、針に糸を通すのもたいへんで、いろんなことが面倒になります。
メガネくらいで文句を言わず、コロナを乗り切らなきゃですね。
コロナ禍の今、元気に過ごせることが一番ですね。
お金がかかる…には笑ってしまいました。
私もメガネが壊れたら困ります!
友人と細かい説明書は老眼鏡でも見えない…拡大鏡が必要だ、と笑っています。
来月誕生日を迎えると私も高齢者の仲間入りです。
益々あちこちメンテナンスかかる必要になりそうです。