いただき物です。
絞りの帯揚げ、昔はみんなこんな感じでした。
過去にも書いていますが、絞りの帯揚げは絞ってある分今のものより「短い」です。
こんなに短いのは子供のもの?なんて思ったりするものもありますが、
実は帯揚げの結び方も違っていたわけです。
今では帯揚げをどーんと見せたりするのは、振袖とか若い方の晴れ着だけですが、
かつては誰しもが絞りの帯揚げを多用していました。こんな感じ。
年齢が上がってくると、色が少し地味目になり、絞りも部分的にある柄になったりして。
そして中年熟年でもけっこうふんわりと上に出して「見せる」締め方。
今は帯揚げが綸子とかちりめんで、絞りの柄があってもほんの部分的、
そして長いので、前で結んでその残りをどうやって収めるか…です。
最近では若い人でも帯揚げは外からたっぷり見えるような締め方はしませんね。
絞りの帯揚げは、あんまり引っ張るとつぶつぶがのびてしまいます。
部分的な少しののびなら、蒸気で元に戻せますが、完全に伸び切ってしまうと無理です。
こちらは礼装用ですね。今は礼装用はほぼ白一色かあっても金糸の刺繍ていど。
むしろ織で吉祥柄を織り出したものが主流ですね。
朱色の方は、写真では無地に見えてしまうほど細かい絞り、しかも中抜きではなく総絞りです。
今は帯締めも組みひもが主流、私の子供時代はまだまだ丸ぐけがありました。
今回、帯揚げとともに頂いたたくさんの帯締め。これで全部ではありません。大量に頂きました。
丸ぐけも1本、これはおしゃれ用。
振袖用のような華やかな丸組が何本もありました。地味目でまとまっていますね。ちと近寄って…。
使用感もあまりありませんので、
これはお客様に喜んでいただけると思います。
いろいろこまごま、片づけながら分類しながら、楽しく「解放の日」を待っています。
何ができないかにができない、出られない行けない…といいますが、
震災や原発のことを考えたら、それくらいのことしんぼうしようよ、と思います。
元々「この『災害』は、まぁ2年くらいはバタバタするだろうな」と予想していました。
それにしても、あらゆることの対応が…遅いんだよっ政府の政ちゃんっ!
七五三の時の帯締めは丸ぐけでした!箱迫とお揃いだったかしら? 懐かしいです。
昔は着物に流行はないと言われていましたが、そんなことないですよね。帯揚げなどの小物は勿論、何しろ色が違います。赤や緑系拝見色味がまったくちがうと思います。
余った帯揚げの端の始末がどうも上手く出来ません。
ずっと着物を着ていないので、今着たらひどい事になるような気がします😅
着方も色柄も流行は大昔からあります。
ただ、現在はその流行が短いんです。
そのあたりまで洋装に似てきてしまっています。
それと基本的な形が洋服のようには変わらないので、
ずっと着物に近いところにいないと、
それが流行なのかずっと前からなのか、
わからないんですよ。もったいないです。
帯揚げの余った端…体系が変わるとまたむずかしくなりますー(笑)。
古い記事のことで申し訳ないのですが、洗い張り道具で、張り板でも伸子張りでもないコンパクトタイプ(熱湯を入れる鉄のボトルを使うタイプ)を紹介されていたかと思うのですが、それがうちにもありまして、使い方がわからなくて困っております。
ご教示いただけたら幸いです。
よろしくお願いいたします。
はじめまして、コメントありがとうございます。
洗い張り道具でというと、たぶん「湯のし器」、
張功器のことかと思います。
記事でいうと2008.7.17のものかと…。
記事の中に説明書の写真がありますが、
細かくて読めません。
それでも下の方に「やってみました」の写真を入れてあります。
一度ご覧になってください。
記事はこちらです。
https://blog.goo.ne.jp/tombo624/e/f491261111226e554cb0c7e0f4a3ab53
記事は拝見したのですが、いつのだったか失念しておりました。
張巧器というのですね。
頑張って使ってみようと思います。
ありがとうございました。
私ももう一台欲しいと思って探したことがありますが、
ヤフオクでもめったに出ません。
一般家庭でも、あまりもっていないものだったのかもしれませんね。
とりあえずチャレンジしてみてください。