いえ、いいもの…というより「安さ」で…(ワビシヒ…)
変わった柄が好きなので、いつもあっちゃこっちゃと覗いているのですが、
このごろはどうも触角に触れるものがなかなか…。
それが、これを見まして「おっかぁわいぃぃぃぃぃ」と。
ただ、こういうのは高いんですたいがい…いくらかなぁ…と
おそるおそる見てみたら…野口さんが三まい~~。
無事、我が家に到着したというわけです。
到着してわかりました、羽織のほうは、再起不能の重症…。
シミというより、どうも何かが派手にひっかかったみたいです。
パリパリになっているところもあるんです。
なんで早く始末しなかったのか、それとも着ないでしまっているうちに、
何かかかっちゃったんですかね。いずれにしてももったいない話しですが、
おかげさまでってとこもあるわけで…ありがたや…シミさまさま…です。
袖山が一番ひどいのですが、ほかにもそこかしこに飛んでる飛んでる…。
どうも光ってよく撮れてないんですが、これは茶色地に黒の「ひげ紬」なんです。
でも表側でよくすれる袖の内側なんかは、もうこすれてしまっていて
「ヒゲ」が剃れちゃってますがな…。
古着の男モノは需要も供給も女モノほどではありません。
だからこういうものは、たいがい「羽裏」の柄で売ることが多いです。
そういうときは、オークションだとけっこう高くなるし、
販売の場合はさっさと売れてしまうことが多いんです。
今回は、出たばかりで見つかってなかったんでしょうねぇ。ラッキーでしたぁ。
この下に、ねずみさんアップの写真をだしますが、
とてもリアルなので、お嫌いな方、写真スルーしてくださいね。
打ち出の小槌とねずみは、よく使われるモチーフです。
ねずみは稲作の国日本では、大事な蔵を破り、穀物を食べてしまう
やっかいな害獣ではありますが、
反面、繁殖力が強く、あっという間にたくさんの子孫を残します。
すばしこくてアタマがいい…。
古来「子孫繁栄」を願うことが強かった日本では、害をうけることよりも、
ねずちゃんの生命力繁殖力の魅力を優先させたんでしょうねぇ。
それにしても、このねずちゃんのリアルさ…。
前足の指先なんか、ほんとによく特徴を捉えています。
ねずみに比べて「打ち出の小槌」の方がちょっと立体感に欠ける…かなぁです。
ねずみって、病気を運んだりもしますから、
実際に眼の前なんぞ出てきたらギャーギャー言うんでしょうに、
キャラクターとしては「かわいい」が優先でそれは世界共通。
かのミッキー・マウスも、トッポ・ジージョも、
そう、あの「トムとジェリーのジェリー」も、えーと日本では…日本では…
「ねずみ小僧次郎吉」…そりゃチガウ…あっいました「ピカチュウ」。
ご親戚のハムスターもかわいいですね。
「ゆりかごの唄」の3番「ゆりかごの綱を木ねずみがゆするよ…」の
「木ねずみ」は、ねずみじゃなくて「リス」の別称。
ま、似てるっちゃ似てますかね。
別称というなら、ねずみのことを、お正月の三が日だけ「嫁が君」と呼びます。
これは「忌み言葉」をめでたく言い換えるという風習で、
ねずみは害獣ではあるけれど、大黒様のお使いでもあり、
正月だけは「ねずみ」と呼ばずに「嫁が君」と呼ぶ…のだそうです。
でも、姑の立場で「正月くらいはウチの嫁のように勝手気ままにおしよ」っていう
そういう意味もあるんだとか…いゃー、日本語ってのは…オモシロイ!?
私の愛読マンガ?「雨柳堂夜咄」は、おじいさんと孫がやっている
骨董屋が舞台なんですが、孫に「霊感」があるばっかりに、
どうもいわくつきのものが集まります。
掛け軸にかかれた動物が逃げ出しちゃったり、
キツネや亀が、人間に姿を変えて買い物に来たり…。
このねずちゃんを見ていたら、なんか今夜あたり
台所でジャガイモかじってるかも…なんて思っちゃいました。
表地は相当ひどいのですが、触った感じはなんというか、
そんなに着倒している感じはないんです。ヒゲは剃れちゃってますが…。
解いて裏返したら、使えるところがあるかもしれません。
せっかくお安く手に入ったんですから、
使えるところはとことん使ってみましょう。
変わった柄が好きなので、いつもあっちゃこっちゃと覗いているのですが、
このごろはどうも触角に触れるものがなかなか…。
それが、これを見まして「おっかぁわいぃぃぃぃぃ」と。
ただ、こういうのは高いんですたいがい…いくらかなぁ…と
おそるおそる見てみたら…野口さんが三まい~~。
無事、我が家に到着したというわけです。
到着してわかりました、羽織のほうは、再起不能の重症…。
シミというより、どうも何かが派手にひっかかったみたいです。
パリパリになっているところもあるんです。
なんで早く始末しなかったのか、それとも着ないでしまっているうちに、
何かかかっちゃったんですかね。いずれにしてももったいない話しですが、
おかげさまでってとこもあるわけで…ありがたや…シミさまさま…です。
袖山が一番ひどいのですが、ほかにもそこかしこに飛んでる飛んでる…。
どうも光ってよく撮れてないんですが、これは茶色地に黒の「ひげ紬」なんです。
でも表側でよくすれる袖の内側なんかは、もうこすれてしまっていて
「ヒゲ」が剃れちゃってますがな…。
古着の男モノは需要も供給も女モノほどではありません。
だからこういうものは、たいがい「羽裏」の柄で売ることが多いです。
そういうときは、オークションだとけっこう高くなるし、
販売の場合はさっさと売れてしまうことが多いんです。
今回は、出たばかりで見つかってなかったんでしょうねぇ。ラッキーでしたぁ。
この下に、ねずみさんアップの写真をだしますが、
とてもリアルなので、お嫌いな方、写真スルーしてくださいね。
打ち出の小槌とねずみは、よく使われるモチーフです。
ねずみは稲作の国日本では、大事な蔵を破り、穀物を食べてしまう
やっかいな害獣ではありますが、
反面、繁殖力が強く、あっという間にたくさんの子孫を残します。
すばしこくてアタマがいい…。
古来「子孫繁栄」を願うことが強かった日本では、害をうけることよりも、
ねずちゃんの生命力繁殖力の魅力を優先させたんでしょうねぇ。
それにしても、このねずちゃんのリアルさ…。
前足の指先なんか、ほんとによく特徴を捉えています。
ねずみに比べて「打ち出の小槌」の方がちょっと立体感に欠ける…かなぁです。
ねずみって、病気を運んだりもしますから、
実際に眼の前なんぞ出てきたらギャーギャー言うんでしょうに、
キャラクターとしては「かわいい」が優先でそれは世界共通。
かのミッキー・マウスも、トッポ・ジージョも、
そう、あの「トムとジェリーのジェリー」も、えーと日本では…日本では…
「ねずみ小僧次郎吉」…そりゃチガウ…あっいました「ピカチュウ」。
ご親戚のハムスターもかわいいですね。
「ゆりかごの唄」の3番「ゆりかごの綱を木ねずみがゆするよ…」の
「木ねずみ」は、ねずみじゃなくて「リス」の別称。
ま、似てるっちゃ似てますかね。
別称というなら、ねずみのことを、お正月の三が日だけ「嫁が君」と呼びます。
これは「忌み言葉」をめでたく言い換えるという風習で、
ねずみは害獣ではあるけれど、大黒様のお使いでもあり、
正月だけは「ねずみ」と呼ばずに「嫁が君」と呼ぶ…のだそうです。
でも、姑の立場で「正月くらいはウチの嫁のように勝手気ままにおしよ」っていう
そういう意味もあるんだとか…いゃー、日本語ってのは…オモシロイ!?
私の愛読マンガ?「雨柳堂夜咄」は、おじいさんと孫がやっている
骨董屋が舞台なんですが、孫に「霊感」があるばっかりに、
どうもいわくつきのものが集まります。
掛け軸にかかれた動物が逃げ出しちゃったり、
キツネや亀が、人間に姿を変えて買い物に来たり…。
このねずちゃんを見ていたら、なんか今夜あたり
台所でジャガイモかじってるかも…なんて思っちゃいました。
表地は相当ひどいのですが、触った感じはなんというか、
そんなに着倒している感じはないんです。ヒゲは剃れちゃってますが…。
解いて裏返したら、使えるところがあるかもしれません。
せっかくお安く手に入ったんですから、
使えるところはとことん使ってみましょう。
今にも動きそうですね。
打ち出の小槌も木目込みになっているのかな、
すてきな図柄ですね。
いい物が手に入って本当によかったですね。
なかなかマイナーなので、読んでらっしゃる方少ないんですよ嬉しいですっ☆
ほんとうに、いまでも動き出しそうなねすみさんです。
なんとなく思った事を…どうして白じゃないのかしら。
白かったら、急いでスクロールすることもないのに~。
では、ごめんくださいまし。(こそこそ)
ほんとにリアルです。毛なんか細かい~。
近くで見ると、小槌に木目もあったり、
紐もこまかく組目の線がいれてあります。
ちょっとシミもあるんですが、
この価格なら上出来ですー。
好きなんですよ「なみがしらとうこ」先生。
あはは…。
波津さんの絵が好きで、片っ端から
古本で探して買い集めました。
1円なんてのもあってさみしかったけど、
でもいいものはいい!
昔のものは、絵もちょっと違いますが、
あの端正な顔の登場人物が、もんのすごい
アホなジョークのストーリーを展開するので
それがまたたまりません。
今は雨柳堂が、これでおわっちゃいそうなので
心配しています。
あはは、ほんとにリアルです。
たぶん、バックの色や小槌とのバランスで
白くしなかったのだと思いますが、
ちょっとワルいことしそうなねずみですね。
逃げませんので、ご安心を。