さて、写真のものはなんでしょう…実は「サッシのすきま風よけ」です。
例によって「生協さん」で購入。使い方はのちほど。
最近の建築物は、機密性が高い、と言います。
そりゃぁ昔の「木と紙」でできた家に比べたら、機密性は比べ物になりません。
それでも、すきま風は近代住宅でもあります。ドアの下や蝶番のついている側、サッシのレールあたり…。
暖房を効かせていて、部屋の中は暖かくても、サッシのレールのところに手を当てると、
冷たい風を感じます。別にぴゅーぴゅーと吹くわけではないのに、感じると、妙に寒いものです。
以前住んでいたマンションは、たーいへん古かったので、もうすきま風だらけ。
引っ越したのが夏だったのですが、ご近所さんから「冬はあちこち寒いんだよぉ」という話を聞きましたので、
すきま風対策をすぐに考えました。
リビングからベランダに出るサッシのカーテンは、カーテンレールからリビングの床までの長さに、
更にプラス10センチにしました。下げるとカーテンの裾がズルズルと引きずる長さです。これはよかったです。
冬の夜はこのカーテンを締めたあと、下でお引きずりになっている部分に、クッションを置いて押し付ける…。
これですきま風が感じられなくなりました。
その後、母がドアのしたの隙間などに、と作って送ってくれたのが、直径10センチ、長さは1メートルくらいの、
長い棒のように縫った袋。中身は古いストッキングを刻んだものが入っているといってました。
ポイントは、クッションのようにギューギューに詰めるのではなく、くたくたにすること。
真ん中を持ち上げると、カンタンにふにゃっと二つ折れになります。
ふにゃっているほうが、隙間に押し付けやすいのと、万一けとばしても、くたっと曲がる程度で、
どっかすべってとんでいったりしません。
これをドアの下や、サッシのレールに押し当てるように置くわけです。これも効果は抜群でした。
引越しのドサクサで、それがどこにいったかわからなくなりまして…。
急遽作ったのが、古いバスタオルを縦長にゆるゆると巻いて(ふにゃふにゃのほうがいいので)、
それをプリント生地でくるみ、両端はキャンディのようにリボンで結んでとめたもの。
これでも十分使えます。
とまぁこんな感じでやってきたのですが、我が家のモンダイは、リビングの入り口です。
リビングと言っても息子の日常生活の場所なので、夜はここでそのまま寝るわけです。
この入り口というのが、引き戸である分、すきま風がすごいのです。
縦の部分もありますので、隙間テープなども試しましたが、アレは劣化します。
そこで、枕屏風のようなものを使っていたのにこれが壊れまして…。
ならば羽裏を入れた額の大小で…と思ったら、ふちが狭くて蝶番がうまくいかない…。
ながらく箱を置いたりしていたのですが、今回見つけたのが写真のものでした。
こちらがご紹介。窓サイズのもう少し縦寸が短いものもあります。
窓際あったかボード ライトスリム Lサイズ スノー柄 | |
クリエーター情報なし | |
ユーザー |
これは、サッシのすきま風よけ。屏風のようになっています。
更に、裏の下から10センチくらいのところが折れるように、できています。
つまりこれは商品写真のように、サッシなどの内側にこんな風にまっすぐ立てて使うもの、です。
高さは、私がまたげるくらい。
置いたまんまだと、昼間の開け閉めにジャマですから、屏風のように畳めるというわけですね。
このあと、私のように立てて使う「自立タイプ」というのも見つけました。
これをリビングの入り口付近に、横に長く屏風のように立てました。グーです。
その少し前にファンヒーターがあるので、素材を考え、なるべく入り口に近いほうに広げて、
ヒーターからは放してあります。実は、この屏風の向こう側、一番すきま風のはいるところに、
ポインセチアの鉢を置いてあるのですが、確実に部屋の中より温度が低いので、まったく問題なく咲いてます。
それだけ温度が違うということですよね。もちろんこの「屏風」の前にすわっても、すきま風は感じません。
昔の人は、畳や床の上で寝ていましたから、首周りや頭の寒さを防ぐのに「枕屏風」というものを使いました。
昔子供のころ住んでいた木造の家は、私の寝る場所のアタマの上が襖でして、
冬布団に入ると、首から下は暖かいのに、頭の辺りや顔にほんのわずか、風を感じるのです。
そこで枕屏風なんて体裁のいいもののなかった我が家では、母が何に使っていたのか、
新聞を広げたくらいの板を、襖の前に立てかけてくれました。これで大丈夫だったんです。
枕屏風というものはお飾りではなく、実に理にかなった便利道具なのですね。
今の暮らしでは、寝るのはベッド、起きていても部屋の真ん中にいれば、すきま風に悩むことはありませんが、
実は暖房効率、という点でもサッシや窓の部分をしっかりふさがないと、窓から冷えるんですね。
二階の主人の部屋には出窓がありますが、カーテンは窓の高さきっちりです。
それで夜は横長の小さなクッションを並べて、カーテンのしたをふさいでいます。
震災以来、節約とか倹約とか、気持ちのどこかにいつもあります。
温度計を見てこまめに暖房を調整したり、効率よく温まるように考えたり…。
カーテンを締めると、ついそれでおしまい…になってしまう「サッシのすきま風」、
1000円程度で、わずかかもしれませんが節約につながれば…と思いました。
ちなみに、品質の差はわからないのですが、価格も巾があります。
「あったかボード」で検索すると、大きさも色柄も、いろいろ出てきます。
これが有ると無しでは全然違いますね。
アイデア商品だと思いました。
床掃除をする位ですが長くしてあります。
それでも 10cm長くとは気が付かなかった
カーテンボックスは隙間風対策に良いと聞きましたが
我が家にはありません。
出窓下に寝ている私の顔に 冷気が・・・
頭寒足熱とはいえ 少々寒い今日この頃です
やはり一番寒さを感じるのは窓近く。
北国の我が家は3重窓ですがそれでも窓際は冷たい空気が下りてきます。
ここ二十年ぐらいかな、こちらではセントラルの家がかなり増えてきました。これでかなり冬も楽になりましたが電気が止まったらどうなるかと思うとぞっとします!
なるほど~なんて
感心しています。
よいアイデアですね、
私も何か工夫してみたい!と
思いました。
楽しい工夫は生活を
彩り、楽しいものです。
これはスグレものですね。
もう一枚、買おうかなと思っています。
さすがにカーテンの裾は汚れましたが、
ほんとに風よけになりましたよ。
カーテンボックスは「後付」もありますよ。
ネジでつける、がっしりしたものもありますし、
マジックテープでつける簡単なものも。
カーテンボックスで検索すると出てきます。
主人の部屋はないのですが、本人が寒いといわないので…
って、それでいいってもんじゃないんですけどね。
北国のかたに比べたら、ここの寒さなんて…なのですが、
年々布団からでにくくなってるし~。
我が家は1階の二部屋だけは2重サッシですが、やはり違いますね。
それでもガラスの「近く」は寒いのですよね。
震災で、計画手デンの寒い夜をすごしましたので、
ただのストーブ、いつでもスタンバイできてます。
この前の登別の停電、まだ全部復旧していないといってましたが、
よりにもよって、こんな時期に…。
いとこのダンナが登別近くの出身なのですが、あの停電で、
親戚の人たちが、夜中にクルマ走らせて灯油を運んだそうです。
電気は便利だけど、止まると恐怖ですね。
母が作ってくれたのは、私と母の古いジーンズをカットして、
パッチワークしたもの、ところどころにピンクのデニムが入れてあって、
なかなかかわいかったのですが…どこかに入ってるんですー。
昔に比べれば、家の中もずいぶん暖かくなりましたが、
だからこそのすきま風の冷たさ、ですね。