長年使っていたメガネの真ん中、鼻に乗っかる部分がパキッといういやーな音とともに崩壊…。
ちょっと外に出られなくなってから、さて何年使いましたか。
もうひとつ、実は車の運転用も、これまたガラスがパッカリ落ちてしまっていて…。
写真は車用のもの、薦められて下のフレームがないものにしたのですが、
抑えになっていたワイヤー?が切れてしまいました。
右の枠の下の方にちょこっと残骸が糸のように見えています。
少し「度」も変わってきていて、両方とも替えなくちゃなぁと思っていたのですが、
コロナが始まり、行くのをあきらめていました。
とりあえず老眼のほうだけ前に使っていたものを出しましたが、やはり微妙に「度」が違います。
それと、そのメガネはツルの部分、何度か調整してもらったのですが、
なぜか右の耳、上の部分が痛み始めるのです。
このところ金曜だけはヘルパーさんもお願いして、息子の入浴を始めていたので、
ちょっと時間延長していただき、急ぎメガネ屋さんに行きました。
「メガネを新しく作りたいんですが」というと「どのような?」
「えぇ老眼ですともさ」はっはっは。
とりあえず久しぶりに視力検査。近視は0.7よりちょっといいくらいでした。
もっと悪くなっていると思ったので一安心。ただし老眼はやはり進んでいました。
検眼してふたつともお願いしました。まぁ1度にメガネふたつとなれば、当然の出費です。
が、毎日の生活にかかわることですから、しかたありません。
とりあえず来週完成です。
メガネって自分に似合うとか似合わないとか、よくわからないんですよ。
お店の人は「顔の形とイメージからいって、レンズの形はこんな感じ。フレームは細目」と
選んでくださいました。その中から、フレームの色を選んだのですが、
今まではできるだけ目立たない色…で、金とか銀の細いめを選んでいました。
久しぶりに鏡で見ていて「色濃くてもえぇやん」という気になりまして、
老眼は赤系、といってもワインレッドみたいな色です。車用はなんと「紺」!。
赤いほうはレンズすぐ横のツル部分に、葉っぱのような透かし彫りの柄が…。
「高いと思ったら、大事にするもんですよ」というお店のオジサマの言葉にグラリ。
なんたってメガネといえば「踏むわ座るわ蹴とばすわ」のワタシです。
大事に使うことを「決心」して、購入してきました。
ところでこのメガネ屋さん、実は創業70年。
私がこの町に住むようになったころからあったんです。
昔のお店も覚えています。店主さんのおじいさまが創業、親子3代、とのことで、
私がお店の前を毎日通って小学校に通っていたころは、おじいさまがやってらしたんですねぇ。
ここの商店街は、昔はとにかくにぎやかでした。
でも、すぐそばに大手スーパーができてからは、閉店したり、商売替えしたり、
お店ごと売ってしまったり…で、昔からずっとというお店は、このメガネ屋さんと角のお蕎麦屋さん、
少し下のお花屋さん、お布団やさん、洋品店が1軒…そのくらいです。
中学の同級生には、この商店街の跡取りさんもいたのですが、結局数えるほどしか残っていません。
シャッター商店街になりかけていたのですが、食べ物屋さんがあちこちに増え、
さらに多くなったのが「介護関係の店舗」です。時代ですね。
こんなご時世でも70年ずっと変わらず、親子で跡を継いでやってこられたのですから、
やっぱり腕はいいのだと思います。技術とセンス、ですよね。
置いてあったフレームは有名な「鯖江のフレーム」、高いわけです。でもステキ。
ついでのことに、いずれお世話になるであろう「補聴器」のお話も聞かせていただきました。
私は元々右の耳が聴力弱いのですが、今のところ左で大部分仕事はできています。
困るのは走る電車の中での会話とか、やたら物静かなもそもそしゃべる声。
聞き取れません。お話では「高い音が聞こえにくい」というのが多いのだとか。
私は低いのがダメです。それで、試着してごらんなさい、と言われてトライしました。
補聴器というのは、どういう感じに聞こえるのか…未経験でしたのでこりゃすごいと。
確かによく聞こえますが、自分の声も大きく聞こえるし、なんといいますか、
ヘッドホンでマイクを通した声を聴いてる…ようなものですから、機械的な音であることは否めません。
確かによく聞こえました。でもなくても私は今のところは大丈夫です。
補聴器をいきなり両耳につけるのは、とても大変だとのことでした。
片方でも音の「聞こえ方」に慣れないと、つけるのがいやになるそうです。
こういうものだとわかっていれば、いよいよの時の不安が少しは減るでしょうと、
そう言っていただきました。
体のどの部分が悪くなっても困るものです。まぁ内臓がどうのこうのがないので、
メガネや補聴器でカバーできるなら幸せだと、そう思うことにして、多大なる出費もガマンガマン!
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