写真はかなり前にアップしたもので、女物のじゅばんだったそうです。
手元にあるのはほんのわずかのはぎれですが、
きっと花街の女性が着ていたんでしょうねぇ。
にぎやかに総ぞろえで踊っておりますー。
なんでまた前のハギレ写真なんか持ち出してきたかと言いますと、
まぁ単純にテレビ見てて…なんです。秋祭りの時期ですしねぇ。
今、NHKの深夜番組で「祭り」をやっているんです。
録画なのですが、踊りが含まれるものが多いわけで、
昨夜は「高知のよさこい」、その前が「ねぷた」で、
「はねと」が飛びまくっておりました。あれは「踊り」じゃないかな?
そんなわけでなんか踊りが目に付きまして、写真を引っ張り出しました。
「踊り」の前に「お祭り」のお話しになりますが、
「祭り」は、ご存知のように、神仏に深い関わりがあります。
特に太古の昔から「神道」であった日本においては「祭り」は「祀り」、
つまり「祭祀」であって、神聖な儀式でした。
元々かつては、政治をするものは神を祀り、神に仕えるものとして、
政治と神教は切り離せないもの、でした。卑弥呼は巫女であったとも言われます。
政治のことを「まつりごと」と言うのも、それに由来します。
さて「祭り」と「踊り」ですが、これまた切っても切れない関係になりました。
元々は、神様のほう、つまり「天岩戸」の前でストリップしたのが
「踊り」の起源だといわれていますが、要するに神に奉納するもの…。
人間嬉しい時には自然と体が動くものですよね。
ちょっと話しがそれてしまうのですが、
アジア圏と呼ばれるあたりは、踊りと言うと「手」がよく動く、
ヨーロッパは「足」が中心…という気がするのです。
沖縄で、誰かがサンシンを弾くと白髪のおばあちゃんも、
あの独特の「手」を返す踊りをはじめます。
タイやインドの踊りも「手」の動きがとてもきれい。
にぎやかな阿波踊りも、優しいおわらも幽玄な西馬音内おどりも、
みんな手をひらりひらりと動かし、それに続く腕が上がり下がり交差し…です。
ヨーロッパの踊りは、フラメンコであれワルツであれ基本は「ステップ」、
手や腕はバランスをとるために広げたり組んだり程度です。
勝手な思い込みかもしれませんが、そんな気がします。
昔友人とこの話しをしたとき、その人(男性)が、
「ヨーロッパは石の文化で、踊るのも石畳だから、革靴だといい音するだろうし、
ほこりも立たない、アジアは土ばっかだしステップ踏んだらホコリたつじゃん」
と言いまして大笑いしたのですが、案外そーかも??
ともあれ、踊りと信仰は切り離せないものとして発祥し発展してきました。
仏教が入ってからは、踊りは念仏と結びついたわけです。
「踊念仏」と「念仏踊り」、ややこしいし、いっしょくたにされてますが、
正確には「踊り念仏」のほうが先、と言われているようです。
また歴史など書いていると長くなりますので省略しますが、
出雲阿国の踊りは最初は「踊念仏」であったそうな。
私の記憶違いかも知れないのですが、昔ドラマで若尾文子さんが阿国をやって、
その最初が「踊念仏」、着飾った女性が並び、鉦を打ち鳴らしながら
「な~むぅ~…なむあみだぁなむあみだぁ…」とやるのですが、
ものすごく単純で、三拍子ですから、右足左足を交互にちょっと飛ぶように出して
体をそちらにかしげる、ひたすらそれの繰り返しでした。
ドラマの中では、その姿を「美しい」とか「踊りがうまい」とか、
周りのものがもてはやすのですが、私は「みんなおんなじじゃん」と
単純に思っていましたが、よくよく考えてみれば、それが踊りや演劇の発祥。
確かに最初はそういう単純であっても形美しく、整って踊ることは、
新鮮で見映えがしたのでしょうね。
まぁそんなわけで、神様仏様、両方とも受け入れ大切にしてきた日本人は、
いろんな形で「踊り」というものを発展させてきました。
着物の柄に使われるのも当然ですね。
それにしてもこれはすごいと思うのですが…。
さてさて、昨晩の「よさこい」ですが…、毎年華麗に着飾って踊ります。
元々が戦後の復興の景気づけとしてはじまったものだそうで、
神仏関係ナシ、「土佐の高知の播磨屋橋で…」の曲に合わせて、
団体で鳴子を打ち鳴らしながら、それぞれ独自の踊りをしながら歩きます。
日本国中から参加「連」があって、毎年順位を競っているそうです。
その衣装がドハデ、元々が和のものですからほとんどが着物アレンジ。
まぁそのままその辺歩いたらちっとアブナイですが、とにかく華やかです。
衣装が多く見られるのはこちら。
深夜に元気欲踊りまくる画面を見ていたら、なんだか夢の中で
私もおどっていたよーな…もちろんソシァル・ダンスであるわけはなし…。
ツイストなんぞ思い出してやったら、少しは腰が細くなるかしらん…。
追記 ご心配かけました。中指の痛みはほぼ取れました。大丈夫です。
手元にあるのはほんのわずかのはぎれですが、
きっと花街の女性が着ていたんでしょうねぇ。
にぎやかに総ぞろえで踊っておりますー。
なんでまた前のハギレ写真なんか持ち出してきたかと言いますと、
まぁ単純にテレビ見てて…なんです。秋祭りの時期ですしねぇ。
今、NHKの深夜番組で「祭り」をやっているんです。
録画なのですが、踊りが含まれるものが多いわけで、
昨夜は「高知のよさこい」、その前が「ねぷた」で、
「はねと」が飛びまくっておりました。あれは「踊り」じゃないかな?
そんなわけでなんか踊りが目に付きまして、写真を引っ張り出しました。
「踊り」の前に「お祭り」のお話しになりますが、
「祭り」は、ご存知のように、神仏に深い関わりがあります。
特に太古の昔から「神道」であった日本においては「祭り」は「祀り」、
つまり「祭祀」であって、神聖な儀式でした。
元々かつては、政治をするものは神を祀り、神に仕えるものとして、
政治と神教は切り離せないもの、でした。卑弥呼は巫女であったとも言われます。
政治のことを「まつりごと」と言うのも、それに由来します。
さて「祭り」と「踊り」ですが、これまた切っても切れない関係になりました。
元々は、神様のほう、つまり「天岩戸」の前でストリップしたのが
「踊り」の起源だといわれていますが、要するに神に奉納するもの…。
人間嬉しい時には自然と体が動くものですよね。
ちょっと話しがそれてしまうのですが、
アジア圏と呼ばれるあたりは、踊りと言うと「手」がよく動く、
ヨーロッパは「足」が中心…という気がするのです。
沖縄で、誰かがサンシンを弾くと白髪のおばあちゃんも、
あの独特の「手」を返す踊りをはじめます。
タイやインドの踊りも「手」の動きがとてもきれい。
にぎやかな阿波踊りも、優しいおわらも幽玄な西馬音内おどりも、
みんな手をひらりひらりと動かし、それに続く腕が上がり下がり交差し…です。
ヨーロッパの踊りは、フラメンコであれワルツであれ基本は「ステップ」、
手や腕はバランスをとるために広げたり組んだり程度です。
勝手な思い込みかもしれませんが、そんな気がします。
昔友人とこの話しをしたとき、その人(男性)が、
「ヨーロッパは石の文化で、踊るのも石畳だから、革靴だといい音するだろうし、
ほこりも立たない、アジアは土ばっかだしステップ踏んだらホコリたつじゃん」
と言いまして大笑いしたのですが、案外そーかも??
ともあれ、踊りと信仰は切り離せないものとして発祥し発展してきました。
仏教が入ってからは、踊りは念仏と結びついたわけです。
「踊念仏」と「念仏踊り」、ややこしいし、いっしょくたにされてますが、
正確には「踊り念仏」のほうが先、と言われているようです。
また歴史など書いていると長くなりますので省略しますが、
出雲阿国の踊りは最初は「踊念仏」であったそうな。
私の記憶違いかも知れないのですが、昔ドラマで若尾文子さんが阿国をやって、
その最初が「踊念仏」、着飾った女性が並び、鉦を打ち鳴らしながら
「な~むぅ~…なむあみだぁなむあみだぁ…」とやるのですが、
ものすごく単純で、三拍子ですから、右足左足を交互にちょっと飛ぶように出して
体をそちらにかしげる、ひたすらそれの繰り返しでした。
ドラマの中では、その姿を「美しい」とか「踊りがうまい」とか、
周りのものがもてはやすのですが、私は「みんなおんなじじゃん」と
単純に思っていましたが、よくよく考えてみれば、それが踊りや演劇の発祥。
確かに最初はそういう単純であっても形美しく、整って踊ることは、
新鮮で見映えがしたのでしょうね。
まぁそんなわけで、神様仏様、両方とも受け入れ大切にしてきた日本人は、
いろんな形で「踊り」というものを発展させてきました。
着物の柄に使われるのも当然ですね。
それにしてもこれはすごいと思うのですが…。
さてさて、昨晩の「よさこい」ですが…、毎年華麗に着飾って踊ります。
元々が戦後の復興の景気づけとしてはじまったものだそうで、
神仏関係ナシ、「土佐の高知の播磨屋橋で…」の曲に合わせて、
団体で鳴子を打ち鳴らしながら、それぞれ独自の踊りをしながら歩きます。
日本国中から参加「連」があって、毎年順位を競っているそうです。
その衣装がドハデ、元々が和のものですからほとんどが着物アレンジ。
まぁそのままその辺歩いたらちっとアブナイですが、とにかく華やかです。
衣装が多く見られるのはこちら。
深夜に元気欲踊りまくる画面を見ていたら、なんだか夢の中で
私もおどっていたよーな…もちろんソシァル・ダンスであるわけはなし…。
ツイストなんぞ思い出してやったら、少しは腰が細くなるかしらん…。
追記 ご心配かけました。中指の痛みはほぼ取れました。大丈夫です。
私はリズミカルな音楽を聴くと
ついついリズムに乗って身体が踊り出します。
アフリカ的?じょんがら節もじっとして聞けません。
その昔アイルランドでは踊りが禁止され
それ故、窓から見られないように
足だけ踊ってあのダンスができたそうですが、
確か風とともに去りぬのスカーレットも
夫の喪中で、足だけステップを踏んでましたね。
騎馬民族は馬の歩様(ほよう)を見慣れていて
ステップを思いつきやすいのかしら?
田んぼの稲作民族は足より手の方が目立つから?
お怪我、小さくすんでほんとによかったですね~。
アジア中、どこへ行っても手が美しい踊りです。腰を低くするのが基本だから(米作のせい?)、足より手の方が発達したのでしょうか?(埃説も説得力あり!)
よさこい、すんごい人気ですね!実の姉も狂ってますよ
郡上八幡も蹴り出しが激しくて、病みつきの様です(母が…常連です。)し、やっぱり人って歌舞音曲がやめられないんでしょうね。
昔、北海道から行商に来た女の子が、「お礼にお目汚しを。」と「ちょチョんがチョん!」と踊ってくれまして、私は目がテンになりました。昆布飴は美味しかったですよ。
ことだそうです。「踊る」とは飛び跳ねること
だそうです。すると、はねとはまさに踊ってる
ことになるんじゃないですかねえぇ。
すごいエネルギーだなぁと思います。
普段踊らない私なら10分と体が持たない
でしょうね。
♪同じあほならおどらにゃそんそん♪と
言いますが、やっぱり見ている方ですね。
指、ましになられてよかったですね。
おだいじにされてください。
踊りは好きでですが、もっぱら見る専門です。
所作のおけいこにはなるので
いずれは…とは思うばかりでン十年。
いつかは~^^;
そういえば、ディスコとかで流行った『パラパラ』、あれも手だけですよね。
実はワタシ、この間までフラやってみたいと思ってましたが、最近は『コアリズム』に興味津々です。
ラテンダンス、腰にくるかも?
指、お大事にされて下さいね。
ツイスト世代ですね。今踊ったら腰痛かなぁ。
でもほんとに、テレビでみているだけで、
なんだか手が動いてしまいました。
馬の歩み、なるほどそうかもしれません。
アチラの人は足長いし、かっこいいですよね。
稲作は手仕事ですものねぇ。腰まがるし。
ゆん様
指、おかげさまでーです。
「埃説」けっこう説得力あるでしょう?
昨夜は阿波踊り、あれも単純だけど、
てをあげっぱなしですからね。
つかれるでしょうねぇ。
歌舞音曲は、私も好きです。
聞いて見てる側ですけど。
うんちく様
そうなんですか、はねとサンたちも、
きっと一晩で足がパンパンになるでしょうね。
単純な踊りでも馬力ないと踊れませんね。
陽花様
普通の盆踊りみたいにゆっくりなら
なんとか南極かはできそうですが、
あんなに激しい踊りや、長時間の踊りは、
とてもじゃないけどできませんね。
ほんと「見てるだけ」です。
指、ありがとうございます。
今はおさえなければ痛くありません。
全く次々と、です、気をつけなければ…。
えみこ様
おかげさまで、指はなんとかなりました。
生傷たえませんわ、ほんと。
優雅に日本舞踊などやってみたいものですが、
あれも、ほとんど腰を落として
膝に負担がかかるそうです。
年寄りの冷や水になりますねぇ。
武者子様
わかいですねぇ、さすがに。
パラハラくらいならなんとか、と思ったら
覚えられませんでした。ははは。
私も腰にきそうだけど「フラ」は
やってみたいと思っています。
指、ほぼ治ってます。
ありがとうございます。
下手なんですけど・・・正式なのは何も踊れないんですけど・・・
ライブなど見ていると自然に身体が動いちゃう~♪です。むふふ
フラメンコはタップのようなステップにプラスして、手も結構使うんです。
あれは、ヨーロッパの足の踊りに中東アジアの手の動きが流浪の民であるジプシーによって組み合わされたものだからなのだと、以前聞いたことがあります。
フラメンコの手のくねらせ方ってインドの舞踏によく似てるんです。
指、良くなられたようで、ホッとしました。
音にはやっぱり反応しちゃいますよねぇ。
ライブでじーっとしてる…できまへん!
フラメンコは手をくねくねさせますね。
手を大きく上に上げたり…。
なるほどあの感じカリエンタルですわ。
文化の流れっておもしろいですね。
インディアンって、どっちかって言うと
ステップですよねぇ。おもしろいものです。
私は炭坑節とフォークダンスしか
踊れませんが…あつあとどじょうすくい?!
指、おかげさまでうんと腫れずにすみました。
ありがとうございます。