今日は、くもりがちで伸子日和…と思ったら、なんか風が時々強く吹くのです。
やってる間にグルリンとまわりそうになったり、伸子がびょーんと倒れたり、暴れるとんぼと格闘?しました。
2007年に購入した「とんぼ柄」じゅばん。解いて洗おうと思って、いつもどおりに「放置」…。
いえ、解くところまではやったんですけどね。あまりにしみが多いので、洗ってもなぁ…のまま。
でもそのままにしておいてもねぇ…で、とりあえず色落ちがないか、はじっこテストして、
大丈夫そうなので水洗いのみで…。水は薄茶色になりましたが色落ちも色移りもなし。ただ汚れてたんですね。
相変わらずの糊付けナシですが、さっぱりして縮緬の艶は取り戻しました。
元は以前アップの写真、こちらです。地はうすーいグリーンを含む水色。
こうして写真で見るときれいなのですが、解いて干すと、しみがどれだけ多いかよくわかります、あ~あ。
これは小さい方のとんぼ、上の写真だと下の右です。まわりにいっぱいシミがあるでしょう。
真ん中の大きいトンボは、反幅に半分ずつで一匹です。
それと、身頃は大丈夫と思ったのですが、ふちが弱っていまして、ギリギリで伸子をさしたらビリッといきました。
全体に少し内側に伸子をうって仕上げましたが、よく見ると小穴もありましたし、
手触りではかっていたよりは、ちと弱りがきていたようです。
これは以前にもアップしたのですが、周りの芭蕉だかバナナだかの葉っぱといい、この大きさといい、
なんか「古代生物」、恐竜の世界…みたいなブキミさがあるんですが、
よく見ると「とんぼ、笑ってる…」みたいでしょ。
元々はピンクの裏がついていたという、いろっぽー~いものでしたが、袷のじゅばんにしたらきっと暑い…。
だからといってバラバラに使ったのでは柄が生きない…これはこの大きな絵が魅力ですから、
このまま仮仕立てのように、縫い合わせをした状態で保管しようと思います。
じゅばんにしても…ものすごい柄ですよね。
とんぼや葉の部分だけを残して、地色だけシミをかくすような色に染め替えればいいのですが、
その技術は日本にあっても…諭吉さんが何枚必要かと思うと…なんです。
薄いグリーンとか薄茶色なんかいいと思ってはいるんですけどね。
風の様子で今日は身頃二枚のつもりが一枚でやめました。
週末にはまた雨だそうですから、明日残りをできると良いんですが。
先日アップした「ヒペリカム」、見てても楽しいです。
まずはこちらがつぼみの最初のとき、ハッパ二枚に挟まってます。
そしてこれがつぼみ、つやつやで硬い実のように見えるのですが、
あとで花びらとして開く線がわかります。
咲きました。かわいいです。
花が散ったあと…なんだかみんな同じじに見えますけどね、
周りはみんなつぼみ、違いは「真ん中のアンテナ」です。
そして日がたつとこうなります。あっ虫さんが訪問中だ…。
おもしろいでしょう。去年はまだ植えたばかりで花も少なかったのですが、
今年はまだつぼみがいっぱいあります。開花している期間が短いので、
もっと大きくして、毎日いっぱい咲くようになるといいなぁと思っています。
そうそう、ゴーヤは順調で、もうすぐ私の背を越えますが…
茎の色が違うのがわかりますか?左の茎は来い緑、右側は白っぽいです。
最初は「日当たり同じなのに、なんか肥料のやり方の関係かなー」と思っていたのですが、
よくよく考えてみれば…白いほうは「白ゴーヤ」でした。実だけじゃなくて茎も白いんですね。
でもハッパの色は同じ…自然ってすごいですー。
長襦袢なのに柄が訪問着の様に合う
のも本当に珍しいですね。
ヒベリカムは可愛いですね。
蕾と実の区別がアンテナというのも・・・
これから成長してゆくものへの視線。
どちらもあったかい感じがします。
それにしても…BMI高そうなじゅばんのトンボですね。
迫力です。
贅沢なものだと思います。
みえないところなのにすごいですね。
ヒペリカムってほんとに楽しい花ですよ。
赤と黄色とが混在してます。きれいです。
自然のものがいとおしいという思いが、
年とともに大きくなる気がします。
この大きさで飛べるのかと心配してます!?
コメントありがとうこざいます。
ほんとにりっぱなとんぼで、
私のハンドルが「とんぼ」なものですから、
着られないとわかっていても、
つい手を出しました。
今はこういう柄行や、柄つけのものが、
なくなりましたねぇ。
おっしゃるとおり、とっても贅沢。
なんだか今とは違う「豊かさ」を感じています。
これはもう、どう見ても古代トンボですよねぇ。
背中の縫い目を全く感じない大トンボの描かれ方、仕立て方がすごいです!
古代ですよねぇ。ワシより大きいのが、バッサバッサと飛んでいた…。
こんな絵羽仕立てもすごいですね。お金持ちの持ち物だった気がします。