毎年どこへも行かないことにしている??我が家ですので、
連休の感覚ナシで、今朝になって「あっそういえばGWなんだわ」というありさま…。
それでもせめて近所の知人宅くらいはたずねたいもの…と思ってもなかなかねぇ。
とりあえず「着ていくなら」と、出ている着物のたとう紙をペロンとめくったらこれでした。
しつけ糸をとっておこうと出したのに、なんだったか用ができて、そのまま桐箱の上にのせてありました。
春先ということで、少し薄いめの色、ミルクココアのような色です。一度出していると思います。
もうすぐ5月ですから、濃い色めはちょっと…と思いまして。
着せ付けながら「なんかへんだな」と思って…途中で気がつきました。
お福ちゃんの高さをかえてあったのです。すっかり忘れていつもの感覚で着せたらなんだかおはしょりが長い…。
ブサイクな仕上がりになってしまいましたが…ま、ご勘弁下さい。カンも鈍っておりますです。
で、帯は、昨日の「お引き」で使ったものなのですが、これも以前二度ばかり出している袋帯。
小紋の着物にはちともったいないのですが、柄で「シャレ袋」ということにして…。
着物と帯にメリハリがないので、帯締め帯揚げでちょっとスパイス…気の抜けたカラシ程度ですが…。
春なので、ちょっと若緑の帯揚げにしました。よく見えませんが、帯締めの中に似たグリーンが入っています。
近くで見ると、ほんっとちゃんとやってませんなぁ。あっ、いつもは帯揚げはもっと中に入れますが、
写真に撮ると見えないので、少し出しぎみにしてあります。
着物の白い丸のところはちょっと絞ってあるように染めてあります。ラインの部分も染の疋田。
フラッシュで帯が光っていますが、実際にはもっと沈んでいます。
例の「マンガチック歌仙帯」、昔のお太鼓ふうに、てっぺんをできるだけ丸くしたつもりが戻ってるし…。
京仕立てなので、界切線までだしてあり、更には「自慢」だったのかな、
「服部」であることがわかるロゴと「歌人」という帯の名前も出ています。出しすぎ…。
マンガなお顔のメンバーさんたち。
前帯の柄と、お太鼓の柄がこれだけ違うのもあまりないと思います。
まるだ別々の帯のようですが、境目は「文字」の面と「メンバーさん」の間に
「道長取り」がはいっていて、それが場を分けています。
春先で浮かれて、淡い着物に薄い色目の帯を締めてみましたが、私はやっぱりメリハリのつく組み合わせがすきですねぇ。
ちなみに、もしこのコンビを秋口に着るとしたら…帯締めにいろいろな色が入っているので、
帯揚げの変更だけでOK。
この小紋は、ちょっと前のちりめん、それでも15年は経っていないと思います。
ずーっと反物で取ってあって、やっと仕立ててまたそのままずーっと…柄がかわいいタイプなので、早めに着ませんとね。
お天気はオシマイの方がちっと危ないらしいので、お天気のいい日に、ちょこっと着てでたいですねぇ。
でもぉ…外泊訓練で、父が自宅に戻ってきます。えーい、やっぱ連休おわってからだわ。
というより連休自体が世間の事、仕事には一切変化なしの毎日です(いささかつまんねぇ)
この渋めのエレガントなコーディでとんぼ様はどちらにお出かけでしょう?
街ですれ違ったら、私、絶対振り返るわ。
連休中が稼ぎ時…の友人が、カレンダーの赤い字は、
私の忙しさのバロメーターよ…と言ってましたっけ。
このコーデで、父の外泊が終ったら…なぁんて甘いこと考えてたら、
どっしゃぶり…ですがな。日ごろのオコナイです。ははは。