今日は、今まで出していない銘仙をひっぱりだしたり、
ちとカビくさい古着を風にあてたり…。
トップ写真は、銘仙濃い系と薄い系、薄いのは単向きの色柄ですね。
着分ないので、ハギレ扱いです。グリーンの「クリスマスカラー」ですねぇ。
今日は、雨のところもあったようですが、横浜は晴れたり曇ったりでした。
そこで午後からは「羽織の解き」をやりましたが、二枚するつもりが、
一枚目が、そりゃもぉ…しっかり縫ってありまして…。
しかも一枚目がおわったところで、父が来ましたので「おーしまい」にしました。
いや、昔の人はほんとに仕事が細かいです。
強く引っ張ると糸穴が広がりますから、ほんとに一目ずつプチプチと。
それでも通常ですと、まぁ普通に切っていかれるのですが、
今日のこれは、なんか糸の具合が細かすぎるのと、二重に縫ってあったりで、
カットしたのに「あれっまだ縫ってある」みたいな…。
いつもより時間がかかってしまいました。
で、解いたのはこちら…以前アップしました「赤穂浪士柄」です。
これは袖裏も同じ染で、大石内蔵助の紋所「右二つ巴」です。
この場面は歌舞伎でいうところの十一段目「両国橋引き揚げの場」。
無事本懐を遂げた赤穂浪士たちが、泉岳寺へ向かうとき、
吉良邸からまっすぐ両国橋を渡ると、大名屋敷なども多かったため、
つかまらないように、当時庶民が多く住んでいた永代橋側を行ったわけです。
これを芝居では、両国橋を渡ろうとしたところ、
不審に思った「旗本の服部逸郎」が見とがめて、
「ここからは大名の登城ルートだから、不逞の輩は通っちゃダメ」ととめます。
しかし、内蔵助からわけを聞いた彼は、その忠義の心に感服し、
「あんたたちは罪人同然だから通せない」と言いつつも、
人目につかずに泉岳寺にいける「永代橋ルート」を「そちらを通るがよかろう」と
教えてあげる…という場面ですね。
この絵、ま~~いいんですが、カオがねぇ…。
なんといいますか、今、敵の首を取ってきたとは思えない「緊張感不足ガオ」…。
なんかみ~んな、まったり見えちゃいます。
あげく一番後ろのひとなんて首しかなくて「○かいてチョン」…背後霊のよーだ。
羽織の状態も、そんなに悪くなかったので、そのまま取っておいたのですが、
イマドキ黒紋付の羽織なんて着る人、しませんしね。
それなら、はずすか…となりました。
雪の場面だってのに、汗かきましたわ。
本日のおまけ、朝一番の「訪問者」…コワカッタ…。
電球とくらべても大きいでしょう?
何時間もじっと動かなかったのですが、父が「ここは虫なんかいないぞー」と
手で追いましたら、みごとに飛んでお向かいの玄関脇の窓に張り付きました。
そしたらですねぇ、ちょうど一羽のカラスが見てたんですねぇ。
ところがお隣との距離が近すぎて、さっと飛び降りて捕まえられないんですよ。
屋根をあっちこっちとびうつったんですが、あきらめました。
蟷螂さんは、窓のフェンスをガードにしてちーさくなっていました。
たくましいですねぇ、両方とも。
ちとカビくさい古着を風にあてたり…。
トップ写真は、銘仙濃い系と薄い系、薄いのは単向きの色柄ですね。
着分ないので、ハギレ扱いです。グリーンの「クリスマスカラー」ですねぇ。
今日は、雨のところもあったようですが、横浜は晴れたり曇ったりでした。
そこで午後からは「羽織の解き」をやりましたが、二枚するつもりが、
一枚目が、そりゃもぉ…しっかり縫ってありまして…。
しかも一枚目がおわったところで、父が来ましたので「おーしまい」にしました。
いや、昔の人はほんとに仕事が細かいです。
強く引っ張ると糸穴が広がりますから、ほんとに一目ずつプチプチと。
それでも通常ですと、まぁ普通に切っていかれるのですが、
今日のこれは、なんか糸の具合が細かすぎるのと、二重に縫ってあったりで、
カットしたのに「あれっまだ縫ってある」みたいな…。
いつもより時間がかかってしまいました。
で、解いたのはこちら…以前アップしました「赤穂浪士柄」です。
これは袖裏も同じ染で、大石内蔵助の紋所「右二つ巴」です。
この場面は歌舞伎でいうところの十一段目「両国橋引き揚げの場」。
無事本懐を遂げた赤穂浪士たちが、泉岳寺へ向かうとき、
吉良邸からまっすぐ両国橋を渡ると、大名屋敷なども多かったため、
つかまらないように、当時庶民が多く住んでいた永代橋側を行ったわけです。
これを芝居では、両国橋を渡ろうとしたところ、
不審に思った「旗本の服部逸郎」が見とがめて、
「ここからは大名の登城ルートだから、不逞の輩は通っちゃダメ」ととめます。
しかし、内蔵助からわけを聞いた彼は、その忠義の心に感服し、
「あんたたちは罪人同然だから通せない」と言いつつも、
人目につかずに泉岳寺にいける「永代橋ルート」を「そちらを通るがよかろう」と
教えてあげる…という場面ですね。
この絵、ま~~いいんですが、カオがねぇ…。
なんといいますか、今、敵の首を取ってきたとは思えない「緊張感不足ガオ」…。
なんかみ~んな、まったり見えちゃいます。
あげく一番後ろのひとなんて首しかなくて「○かいてチョン」…背後霊のよーだ。
羽織の状態も、そんなに悪くなかったので、そのまま取っておいたのですが、
イマドキ黒紋付の羽織なんて着る人、しませんしね。
それなら、はずすか…となりました。
雪の場面だってのに、汗かきましたわ。
本日のおまけ、朝一番の「訪問者」…コワカッタ…。
電球とくらべても大きいでしょう?
何時間もじっと動かなかったのですが、父が「ここは虫なんかいないぞー」と
手で追いましたら、みごとに飛んでお向かいの玄関脇の窓に張り付きました。
そしたらですねぇ、ちょうど一羽のカラスが見てたんですねぇ。
ところがお隣との距離が近すぎて、さっと飛び降りて捕まえられないんですよ。
屋根をあっちこっちとびうつったんですが、あきらめました。
蟷螂さんは、窓のフェンスをガードにしてちーさくなっていました。
たくましいですねぇ、両方とも。
赤穂浪士、衣装などは凝っているのに
この絵を描いた人は余程顔を描くのが
苦手だったのかと・・・
本当にまったり顔で、本懐を遂げてホッと
しすぎですねぇ。
私、この浪士の皆々様のお顔、好きですわ~。
ぼっとしてますけど、品があってかわゆい・・・
着物の解き、すっかり棚上げにしたままになっちゃってます。
慣れないことは肩が凝って・・・・・
修行足りませんですね。
服部さんとその従者が凛々しい~。
解くのも大変ですよね。
その節は本当にありがとうございました。
私は家で「カマキリ係」です。
たまに部屋に入り込んでいる時がありますが
手を前に置くと素直に乗ってきてくれるので
そのまま庭まで連れて行ってあげます。
でも、ここまでデカイとびびるかも・・・。
…この赤穂浪士、「いや・ちょっと聞いてよ。実はね…。」って語りだしそうな表情に見えます…。なんだか・いいですね…。
いましがた、何とか子供服の「おかたづけ」というか、「衣替え」というか…を納めました!!
洋服って融通が利かないから、あれこれ必要になって面倒です!かさばりますし…。
衣替えの度に、着られない服が出てくるのは幸せなことなんですけどねとほほ
男物の羽裏は粋で凝っているのですね。
父の羽織の裏にも柄はありましたが、そんなに
注意をしていなかったし、義父は紬や麻を扱って
いましたが、羽織の裏をみることはありませんでしたので
今になって、こうしてとんぼさんの説明を読みますと、
とても残念に思います。
いつも、次はなにを取り上げてくださるのかしら?って
講義を待っている学生??のようにわくわく
しています。 でも、コメントするほどの着物の
知識がなくて失礼しています。
ほんとにホッとしすぎ~。
キモチはわからないでもない?ですが、
やさしいかおばかりです。
こういう柄って「顔が命」のところがあって、
全体の印象になりますからねぇ。
いまはやりの「ゆるキャラ」じゃありませんが、
まったり系でしょう。
でもただ「ヘタ」ってわけじゃなくて、
昔のお雛様のようなやわらかさがありますね。
解きは、準備万端でしないと、
途中でやめると後が続かないですね。
それこそ「まーったり」やってください。
普通の「解き」は、特順序もわかっていますし始めればそれなりにスイスイと進むんですよ。
たまーに「ものすごい縫い」
ってのがありまして、妙なところまで
縫ってあったり、二度も三度も
重ねて縫ってあったり…、
これはそんな一枚でした。
虫さんは見るのはいいんですが、
触るのは苦手ですー。
これはほんとに大きかったですよ!
「オレにもしゃべらせてー」って感じ?
洋服はつくづく「たたむものじゃない」と
思いますねぇ。ブティックのように
Tシャツにいたるまで、ハンガーで収納、が
理想なんでしょうけれど、
チマチマたたんで積み重ねるのが現実。
引き出しは満杯、処分したくても、
もったいないが先に立つ~~。
またころもがえですなー…。
昔のものは「裏」がいいです。
今のものは、無難路線ですね。
どれを見てもインパクトがありません。
尾登様やお義父さまのもの、
きっとステキだったですよ。残念でしたね。
たいしたお話しはありませんが、
あっちこっち飛んで書きますので、
今後ともよろしくお願いします!