ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

母の好きだった花

2011-06-05 00:34:54 | つれづれ

 

と言っても実家のお話です。

トップは、先日父が届けてくれた花。アルストロメリアと京鹿子(キョウカノコ)。

母は花好きで、父はそのために切花ももちろんですが、鉢植えや地植で、花を育てていました。

アメストロメリアは、私が誕生日に贈ったのを気に入って苗を買ってきて植えたもの、今ちょうど満開です。

アルストロメリアもいろんな色がありますが、実家のはピンク系です。

 

       

 

この赤茶色のチョンチョン柄は、何のためについたのでしょう。蝶のようにも見えます。

虫を呼び寄せるマジックでしょうか。自然の作り出すものはフシギでキレイですね。

 

   

 

雨の合間の日、父がお墓参りにいってきたと…。

母が好きだった花が咲きそろうのを待っていたそうで「アルストロメリア、フランネル草、京鹿子」の三種。

我が家でもフランネル草は咲いたのですが、咲いてからずっと雨でした。

「京鹿子」って、ほんとにうまいネーミングだと思うのですが、

写真のピンクのなんだかもしゃもしゃとしている花です。

あまりに小さくて、咲いていても薄綿みたいに見えるのですが、

近寄ってみるとこんなです。

 

       

 

もうちょっと寄って…

 

       

 

しべがとても長いんですね。ヒペリカムと似ています。

さらにもっと寄って…最接近はこちら。

 

       

 

つぼみのツブツブのころもかわいいし、私も大好きな花です。

フランネル草は、我が家のものを映しました。

 

               

 

なんともいえないこの濃い色がいいですねぇ。昔縮緬の花柄のようです。

 

        

 

万願寺唐辛子、ポッツりと見えてきました。お日様がなかなか照らないので、ちょっとヤキモキしています。

 

        

 

気温がまだ季節をいったりきたりしています。それでもがんばってくれてます。

ゴーヤはいちばん大きいのが50センチ越えました。

なんとか「カーテン」になってくださいよと、毎日「オネガイしますねぇ」と声かけてます。

 

母は、大好きな自宅の大好きな花を見て、きっと喜んでいるでしょう。

お隣に並んでいる、Tさんのおばちゃんに自慢しているかもしれません。

 

 

 

 


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4 コメント

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理想 (akkomam)
2011-06-05 07:19:00
庭で育てた季節の花を摘んでは
供えることができるのは一番の
ご供養ですね。
私もベランダの花を佛花に
そえたりはしていますが、
なかなか思うほどには..です。

フランネル草のあのもやもやっとした
花色にはなんともいえない優しさが
漂い好きです。

ゴーヤはあきらめて、植えた方がたが
採れたら下さるという言葉を信じて
待つことにしました。

ささやかなベランダですが、草花と
会話ができるのは幸せなことと
思っています。
返信する
Unknown (陽花)
2011-06-05 14:19:49
お庭で咲いた綺麗なお花を持って
お参りされるお父様は本当に優しい
ですね。
お母様はきっとお喜びの事でしょう。

フランネル草はうちもいま、とんぼ様の
所と同じ色と白が綺麗に咲いています。
返信する
Unknown (とんぼ)
2011-06-06 09:57:47
akkomam様

母がなくなってからは、父も世話が大変だからと
少しずつ鉢の整理などしています。
「はりあい」がないのでしょうね。
それでも、特に好きだったものは、残してあるようで、夏には夏の秋には秋の花を供えに行くのだと思います。

ゴーヤ順調ですが、いつも「カーテン」は途中でザセツするので、
今年はうまくいってほしいと思っています。
今のところはなんとか…です。
返信する
Unknown (とんぼ)
2011-06-06 10:04:17
陽花様

母のすきだったものだけ残しているみたいで、植木の一部などは、父自身の病気もあって、
ちょっと減らしてきています。
植物の手入れは「継続」ですからたいへんですよね。

フランネル草、陽花様のところでも咲いているのですね。
私、白いのと並べて育てたいと思ったのですが、植わっている場所がせまくて…。
両方は無理だったんです。
白いのも、あの名前どおりのもしゃもしゃの、
薄い緑の葉や茎によく合いますよね。
返信する

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