昭和40年の本、古いもので表紙は薄汚れていますし、活字小さいし、
中の写真はモノクロだし…なのですが、歌舞伎素人の私にとっては楽しい「手引書」。
表紙の写真はありませんが、発刊念からいくとこれです。
この本の中には、歌舞伎で有名な演目「18種」の筋書きや、
歌舞伎の薀蓄話がたっぷり載っています。
俗に言う「歌舞伎十八番」とは、「成田屋」の七代目市川団十郎が定めた
お家芸の十八演目ですが、この本の「十八番」は、
著者の戸板康二氏が選んだ「十八」です。
戸板康二氏は、演劇などの評論家であり、また作家でもあります。
特に歌舞伎についてはたくさんの本を書かれていますが、
とにかく歩く歌舞伎辞典、みたいな人ですから、役者世界のエピソードなども
盛りだくさんに書いてあって、とても楽しいです。
ただ、この版は昭和40年度なので、たとえば役者さんの写真を見ても、
今の仁左衛門さんとか、今の勘三郎さんではなく、その前…です。
だから楽しいというのありまして久しぶりに「松禄」さまのお姿なども発見!
一枚だけ、ご紹介します。先日のお話の「暫」、女性版もありまして、
これは「時蔵サマ」です。
元々一代前の役者さんの写真などが見たかったので、この古本を買いましたが、
おなじような内容で、現代のものもたくさんあります。
こちらは表紙の役者さんイラストがかわい~。
そしてこれは私も持っているのですが「図鑑」とあるように、
写真がいーーっぱい。ひたすら「着物、かつら、かんざし、小物」等々
山盛りの写真を見ているだけで、しあわせ~な気分になります。
そういえば「記事部分」読んでませんよ、なんという読者?
私が歌舞伎に興味があるのは、どちらかというと装束や髪型なんですが、
それを見ているうちに、なんとなく物語とか、役者さんのことなども、
チラホラ覚えはじめたわけです。
能・狂言は、ほとんどオカルトの世界、なんていいますが、
歌舞伎の世界はというと、ストーリーなんかもうめちゃくちゃ、なんてのもあります。
今の私たちには理解できない…というより「話としてそれはないだろう」みたいな…。
先日の「暫」も、そうですが、ただ強いものがドーンと出てきて、
悪いやつをなぎ倒して終わり…みたいな?それでもそれを承知で楽しむわけですね。
元々が夢の世界、美しい衣装や、粋な着方、あでやかな櫛かんざし…
長火鉢とか、枝折り戸とか、そんなこまかいものを楽しむだけでも、
歌舞伎っていいなぁと思います。
さて、なにやら台風接近…上陸の可能性も、と今テレビで言ってました。
通常の太平洋側からこんにちは…じゃないので、日本海側、心配ですね。
先ほどは北と南で相次いで地震速報が出ましたし、日本列島大忙し?
台風はしかたないけれど、大きな事故や災害がおきませんように、と祈るばかりです。
中の写真はモノクロだし…なのですが、歌舞伎素人の私にとっては楽しい「手引書」。
表紙の写真はありませんが、発刊念からいくとこれです。
歌舞伎ダイジェスト (1965年) (暮しの手帖の本)戸板 康二暮しの手帖社このアイテムの詳細を見る |
この本の中には、歌舞伎で有名な演目「18種」の筋書きや、
歌舞伎の薀蓄話がたっぷり載っています。
俗に言う「歌舞伎十八番」とは、「成田屋」の七代目市川団十郎が定めた
お家芸の十八演目ですが、この本の「十八番」は、
著者の戸板康二氏が選んだ「十八」です。
戸板康二氏は、演劇などの評論家であり、また作家でもあります。
特に歌舞伎についてはたくさんの本を書かれていますが、
とにかく歩く歌舞伎辞典、みたいな人ですから、役者世界のエピソードなども
盛りだくさんに書いてあって、とても楽しいです。
ただ、この版は昭和40年度なので、たとえば役者さんの写真を見ても、
今の仁左衛門さんとか、今の勘三郎さんではなく、その前…です。
だから楽しいというのありまして久しぶりに「松禄」さまのお姿なども発見!
一枚だけ、ご紹介します。先日のお話の「暫」、女性版もありまして、
これは「時蔵サマ」です。
元々一代前の役者さんの写真などが見たかったので、この古本を買いましたが、
おなじような内容で、現代のものもたくさんあります。
歌舞伎の話 (講談社学術文庫 (1691))戸板 康二講談社このアイテムの詳細を見る |
こちらは表紙の役者さんイラストがかわい~。
歌舞伎を楽しむ本 (人生を10倍楽しむ!カルチャー図解)主婦と生活社このアイテムの詳細を見る |
そしてこれは私も持っているのですが「図鑑」とあるように、
写真がいーーっぱい。ひたすら「着物、かつら、かんざし、小物」等々
山盛りの写真を見ているだけで、しあわせ~な気分になります。
そういえば「記事部分」読んでませんよ、なんという読者?
歌舞伎のかわいい衣裳図鑑君野 倫子小学館このアイテムの詳細を見る |
私が歌舞伎に興味があるのは、どちらかというと装束や髪型なんですが、
それを見ているうちに、なんとなく物語とか、役者さんのことなども、
チラホラ覚えはじめたわけです。
能・狂言は、ほとんどオカルトの世界、なんていいますが、
歌舞伎の世界はというと、ストーリーなんかもうめちゃくちゃ、なんてのもあります。
今の私たちには理解できない…というより「話としてそれはないだろう」みたいな…。
先日の「暫」も、そうですが、ただ強いものがドーンと出てきて、
悪いやつをなぎ倒して終わり…みたいな?それでもそれを承知で楽しむわけですね。
元々が夢の世界、美しい衣装や、粋な着方、あでやかな櫛かんざし…
長火鉢とか、枝折り戸とか、そんなこまかいものを楽しむだけでも、
歌舞伎っていいなぁと思います。
さて、なにやら台風接近…上陸の可能性も、と今テレビで言ってました。
通常の太平洋側からこんにちは…じゃないので、日本海側、心配ですね。
先ほどは北と南で相次いで地震速報が出ましたし、日本列島大忙し?
台風はしかたないけれど、大きな事故や災害がおきませんように、と祈るばかりです。
読んだり調べたりされるから、なんでも
よくご存じなんですね。
私は最近、活字離れも甚だしいです。
世界規模で異常気象が起きて、どうなる
の・・と心配ですね。
(少し風が強くて蒸し暑いくらい?)
戸坂さんの御本を図書館で探してみます。
歌舞伎を勉強していつか観劇してみたいです。
いやもぅただの好奇心ばっかりです。
歌舞伎は、一度は見たいものと思っています。
そちらは雨、大丈夫でしたか?
こちらは明日、風だそうです。
何事もなくて何よりです。
なんだか変則的なコースですし、
へんな台風ですね。
韓国ではひどい被害が出たとか、
台風はこれからシーズンですよねぇ。
本、探してみてください。
歌舞伎俳優さんのお書きになったものも
いろいろありますよ。今の勘三郎さんとか…。
(尤も、祖母が存命中は本どころか新聞読んでも嫌味を言われたそうです。)
母は先代の時蔵が好きで「そりゃもう綺麗な人だったんだから」とよく言ってましたが、これはその前の時蔵なんですね~。
この本、まだとってあったら送ってもらおう!と思います。
(私は読んでいないんです~。)
昔はねぇ…座ってるだけで文句言われたって。
時蔵さんってほんとに女形ぴったりの顔立ち
といいますか、家系?
4代目さんもきれいだったのにねぇ。
この本は、筋書きが見たくて買いました。
それなのにほかの話がおもしろくて…。