写真は過去記事で使ったもの。
「蹴鞠柄和装コート」です。正面から見たときの「蹴鞠」があんまりにもデカくて、
ちょっとねぇぇぇでしたが、これは表もさることながら、裏がステキで買ったのです。
ご覧になっていない方のために、まずは「ビッグサイズ・ボール」…
インパクトありすぎ。
でも裏には水もしたたる…こんな公達が…。
で、今回、いつも覗くショップを見ていましたら、こんな帯が…(画像お借りしてますごめんなさい)
こちらコートの方
おソロじゃん!…とは思ったのですが、やっぱり鞠が大きすぎ…幸か不幸か「SOLD OUT」。
コートも帯もバックは「柳」、これは、蹴鞠の試合の時、場所、つまり「コート」のラインを引く代わりに、
四隅に木を植えるか立てるかして、範囲を決めたことによります。柳か桜、松、楓の4種、
根ごとちゃんと植木として植えたものを「本木」、そのときだけ切ったものをさしたときは「切り立て」。
柳が多かったそうで、柳に蹴鞠柄はいわば「定番」です。
蹴鞠のボールは絵の通り、完全な球形ではありません。フットボールなどもそうですが、
球体でないものは、蹴ったときに当たる場所で、飛ぶ方向もちがったでしょうから、
むずかしかったでしょうね。
まぁそんなこんなで「蹴鞠柄」、見つけてはみたものの、もし売れてなかったとしても、
これを締めるのはなぁぁぁぁ、という気がしました。
それでもおそろいで、ついでに着物はないかしら…なんて考えるあたり、私やっぱり欲が深いわ…。
あるんですよぉ「柳に蹴鞠」の小紋柄って…。
私の一張羅の羽織の裏地もちょっとだけやんちゃしています。裏地は普段見られない所だから楽しみがありますよね。
ようこそ!コメントありがとうございます。
男物の羽裏は、ほんっとにいいものがあります。
少しだけコレクションしていますが、
見えないところに凝るという「裏勝り」の文化は、
無くしたくないと思っています。
そうういうやんちゃは、いいですねぇ。
ナカナカに凄い。
確かにこれを締めるのはちょっとお。。。という感じでしょうか。
でも着物ならではの柄ですね。
コートも裏から受ける感じと表の感じが違って面白いですね。
蹴鞠と柳はそういう関係なのですね。
すごいでしょう。コートの方は、
まぁ着て動くときには腕や手で、
ちょっと隠れたりするかなともおもいますが、
なんかもう「ドーン」という感じですよね。
「俵みたい」という人もいましたっけ。
蹴鞠と柳、柳以外の木の柄をあまり見ません。
桜と蹴鞠、楓と蹴鞠もいいでしょうね。
お褒めの言葉、恐縮です。
「何々に何々」という柄は、和服には多いですが、
それぞれにいわれや理由があるので、
それを探るのも、また楽しみのひとつです。
日本の文化は豊かです~。