ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

新春初レース?

2007-01-09 22:18:13 | 着物・古布

男ものじゅばんで、広幅なので「背縫い」がありません。
それにしても「馬柄・競馬柄」ってけっこうありますね。
この絵は動きがあっておもしろいけど、絵自体はちょっと「ヘタウマ?」
5番4番の騎手さん、何もそこまで猫背にならんでも…。
ゴールはだいぶ先のように見えますねぇ。ここからムチ入れて勝てるのか…。
遠くに「観客席」の図、その間に白抜きで「馬券」の図です。
上下いっぱいで写しました。絵の部分がかなり大きいです。
絵の上の部分、衿に近いほうは黒、絵の下裾に向かって、はこげ茶です。

              


こちらは「観客席」と展望塔のような建物です。背中から左袖にかけての絵。
勝馬投票券(馬券)には「金貳拾圓」と書いてあります。
今で言うところの「1000円」くらいの券のことでしょうか。
これは以前の馬券と違って「架空の券」のようです。


        


袖は無双で、中には両袖とも、左端の「展望塔」辺りが描かれています。
ちょっとずつのダメージはありますが、十分着用可、です。
こういう柄を着て競馬に行ったのでしょうかねぇ。
これ、丈を短くして、袖をちっと整えて、衿を全部黒繻子で下までくるんだら、
「はんてん」として着られそうです。かっこいいかも…。



さて、今日はいつもの「駅ビル・スーパー」がお休みだったので、
線路を越えて、駅の向こうのスーパーまでいきました。
実は、屋上の眺めはこちらの方が、外壁が低いのでよく見えるんです。
で、車を降りたとき見えた空…


        


「天使の梯子」ですね。向こうの山は箱根に連なる山々です。
今日はちょっと余裕があったので、ズームでも写せました、こんなです。


        


実際には全体にもう少し白っぽい感じの空だったのですが、
輝いている様子を出したいと思って、ちょっとフォトショでいじりました。
鳥が飛んでいるのも、ちゃんと入りました。
いつも外に出ると、ドタバタと駆けずり回っている私ですが、
たまにこういう風景に気がついて、ほぉっとしています。
今日はお正月の休みあけでお店も混んでなかったし、
ササッとかえってこられました。
いつもと違うお店に行くのもいいもんです。


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4 コメント

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昨日は (zizi)
2007-01-09 22:53:17
拙ブログにコメント頂戴し、ありがとうございました。
いつもながら とんぼ様の造詣の深さに感動致しますです

天使の梯子………いい言葉ですね。φ(・。・υ)メモメモ
今日は一日 外へ出ませんでしたです
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Unknown (陽花)
2007-01-09 22:55:40
天使の梯子本当に綺麗に撮れましたね。
後光が差しているようでとてもまぶしくて
有難い気持ちになります。
返信する
感動しない、おじさん! (萬屋千兵衛)
2007-01-09 22:58:39
そうですよね!
向こう正面でムチを入れる騎手はいないでしょうね!(笑)
第4コーナーを回る時もムチを入れずに、ムチを見せるだけで全速力になるのが訓練された競走馬というものですから、そういう意味では、やはりこの絵は、ちとおかしいかな?(笑)

私も過去に2度ほど競馬に夢中になった時期がありまして、2度目の時はナリタブライアンが全盛の頃でした。京都競馬場まで行ってしまったんだから(笑)私としては相当なものです。
紙粘土でナリタブライアンと騎手、及び勝負服まで実物そっくりに作りました(笑)

数年間やっていて、20万ほどの損失!
まあ、数年間、手に汗にぎる興奮を味わって楽しんでの20万ですから、そこそこの遊びかな?(笑)
競馬で黒字にならないと悟りを開いてからは、ぷっつり止めました。(笑)

今は新聞で競馬の結果も見ぬほどに落ちぶれてしまい(笑)きものや帯留めに執着している毎日ですから、変われば変わったもんです!(笑)

天使の梯子!
私も小学生の頃、臨海学校で行った河口湖の夕景色を眺めている時に経験したことがあります。
日が沈む前の十数秒の中で、ピンクとブルーの天使の梯子が幾筋も連なり、感動した思いがありました。

そう言えば、最近、自然現象で感動しないな!(爆)
返信する
Unknown (とんぼ)
2007-01-10 20:38:59
zizi様
いえいえ、明快なお答えができなくて…。
私の方も勉強になります。
「天使の梯子」って、ステキな名前ですよね。
私も最初に聞いたときは「なーるほど!」と
いたく感激しました。

陽花様
こういう風景を見るとなんかこう、
ホッとしたり、気持ちがすがすがしくなる感じです。
自然れ゛ン賞ってすごいですね。
しかも一時もとまらず、どんどんかわっていって
あっという間にまた違う景色になってしまう。
ほんとに一瞬ですねぇ。

萬屋千兵衛様
線様が競馬とは…、元々凝り性ではありますね、
私も似たよーなところがあります。
ナリタブライアンと言う名前は聞き覚えがあります。
結局「競馬で財産」はできない…ですね。
一度で万馬券を100枚も当てたってんなら別ですが
そんなことは、宝くじと同じですもんね。

感動、してるでしょー!ちゃんと。
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