
昨日伸子張りをすませた、なんとも華やかな若い人の訪問着。
色柄ってほんとに不思議なものだと思いますが、
色的には割りと沈んだ色なのに、柄はとても華やかです。
この時代特有の、地は白地、柄付けたっぷりでゴーカケンラン。
でも、その地の白さが災いして「シミがぁ~~!」なんです。
こんなデッカイのが…。

ここはまぁ、縫い込めば中にはいるところなのですが、
別のところにもあちこちにシミがあるんです。もったいないですねぇ。
幸い、柄の多いところはほとんどないので、作り帯にしたらステキですね。
昭和30年から40年代にはやった色柄ですが、このころは「後ろも派手」です。
柄付で言うなら、最近の方がよっぽど地味です。
ちょっと並べてみたのですが、これ後、上の赤い「逆T」の赤い線が衿肩アキ。
なんか元禄小袖じゃありませんが、着たら見えないじゃんのところも柄が~~。

ついでに左見ごろも加えてみた裾模様部分、
下の朱色部分には、金でびっしりと菊菱が染められています。

せのたかーい人ならともかく、私が着たら、
左身頃の上の方の花、全部おはしょりのなかでしょうねぇ。
もちろん、肩の辺りも袖も柄いっぱいです。
このタイプの着物の中では、まだ花も少なめで色目も落ち着いているほうですが、
それでもギリギリ30代でしょうねぇ。
この時代はすでに紋錦紗はすたれていますから、たいがいは一越くらいの
割とかちっとしたちりめんが多いのですが、これは「紋綸子」です。
細かいあられのような地紋なのですが、とても「ツヤ」があります。
それでわざと裏向きにしてあまりツヤが出ない方を表に使っている感じですので、
表は地紋もあまりめだたず、落ち着いた感じになっています。
たぶん作るときに、少しでも長くきられるように…としたのでしょう。
先にもかきましたが、残念ながら白地部分に薄いシミ濃いシミ、散っています。
全体を使うのはむずかしいですが、朱色の菊菱が少し下に入る感じで、
作り帯なんかいいんじゃないかと…置いてみるとこんな感じ?
こちら「おとなし目」

こちら「にぎやか目」
いかがでしょうか。柄のいいとこ取りで、
何かにまた生まれ変わらせてほしい布です。
ヤフオク予定ですが、まだ写真これからです。

さて、今日はくもりから雨、午前中にジサマにチューリップを
持っていってもらいました。年あけてだいぶ経ってから植えたので、
あきらめていたのですが、地植えしたほうだけ二本咲きました。
ブログにあげようとして、写真取り忘れたことに気がつきました。
咲いたら濃い赤紫に白いライン、花びらの先が星のようにとがっている花でした。
さいてくれてよかったー。
こちらは切っても切ってもがんばる「花蘇芳」、丈夫ですよねぇ。
なんどか書いていますが、鳥さんがおとしていったタネから生えたんです。
二階に届くようになって広がってしまい、去年バッサリきりました。

今日の雨で、一段とアジサイが延び始めました。
花の楽しみの続く季節ですねぇ。
色柄ってほんとに不思議なものだと思いますが、
色的には割りと沈んだ色なのに、柄はとても華やかです。
この時代特有の、地は白地、柄付けたっぷりでゴーカケンラン。
でも、その地の白さが災いして「シミがぁ~~!」なんです。
こんなデッカイのが…。

ここはまぁ、縫い込めば中にはいるところなのですが、
別のところにもあちこちにシミがあるんです。もったいないですねぇ。
幸い、柄の多いところはほとんどないので、作り帯にしたらステキですね。
昭和30年から40年代にはやった色柄ですが、このころは「後ろも派手」です。
柄付で言うなら、最近の方がよっぽど地味です。
ちょっと並べてみたのですが、これ後、上の赤い「逆T」の赤い線が衿肩アキ。
なんか元禄小袖じゃありませんが、着たら見えないじゃんのところも柄が~~。

ついでに左見ごろも加えてみた裾模様部分、
下の朱色部分には、金でびっしりと菊菱が染められています。

せのたかーい人ならともかく、私が着たら、
左身頃の上の方の花、全部おはしょりのなかでしょうねぇ。
もちろん、肩の辺りも袖も柄いっぱいです。
このタイプの着物の中では、まだ花も少なめで色目も落ち着いているほうですが、
それでもギリギリ30代でしょうねぇ。
この時代はすでに紋錦紗はすたれていますから、たいがいは一越くらいの
割とかちっとしたちりめんが多いのですが、これは「紋綸子」です。
細かいあられのような地紋なのですが、とても「ツヤ」があります。
それでわざと裏向きにしてあまりツヤが出ない方を表に使っている感じですので、
表は地紋もあまりめだたず、落ち着いた感じになっています。
たぶん作るときに、少しでも長くきられるように…としたのでしょう。
先にもかきましたが、残念ながら白地部分に薄いシミ濃いシミ、散っています。
全体を使うのはむずかしいですが、朱色の菊菱が少し下に入る感じで、
作り帯なんかいいんじゃないかと…置いてみるとこんな感じ?
こちら「おとなし目」

こちら「にぎやか目」
いかがでしょうか。柄のいいとこ取りで、
何かにまた生まれ変わらせてほしい布です。
ヤフオク予定ですが、まだ写真これからです。

さて、今日はくもりから雨、午前中にジサマにチューリップを
持っていってもらいました。年あけてだいぶ経ってから植えたので、
あきらめていたのですが、地植えしたほうだけ二本咲きました。
ブログにあげようとして、写真取り忘れたことに気がつきました。
咲いたら濃い赤紫に白いライン、花びらの先が星のようにとがっている花でした。
さいてくれてよかったー。
こちらは切っても切ってもがんばる「花蘇芳」、丈夫ですよねぇ。
なんどか書いていますが、鳥さんがおとしていったタネから生えたんです。
二階に届くようになって広がってしまい、去年バッサリきりました。

今日の雨で、一段とアジサイが延び始めました。
花の楽しみの続く季節ですねぇ。
あの独特の赤紫がとても好きで、この時期あちこちでお見かけするのを楽しみにしています。
強健種なら、我が家で植えても上手く咲いてくれるでしょうか・・・
作り帯のご提案2種、どちらも素敵ですね!
私なら下の方が好きかなあ。
でも上の取り方も、はんなりとして綺麗ですね。
汚れが目立ちますね。
久しぶりの雨でほこりっぽかったのが
少しましになりましたね。
木々の新芽や花がきれいな季節ですね。
アジサイはなかなか育ってくれなくて
今年はもう一度買ってみようかなぁと
思っています。
我が家のは、植えた覚えがないんです。
たぶん取りのフンとか…だと思います。
やたら伸びて、結構日陰もできて
よかったんですが、あまりにも壁に近いので、
壁こするやら、窓ひっかくやらで、
おととしでしたか二階までとどいていたのを
ご覧のように1メートル半くらいのところで、
バッサリやったんですよ。
でもきったところから、
こうして毎年花がさくんです。
肥料も何もやってないのに…。
手入れしない家主の庭ですから、
サバイバル状態で生き残っているというわけ。
私も華やかなのいいんですが、
年齢的には上ですねぇ…締める気か…。
白地はほんと、泣かされます。
もったいないですね。
雨でほんとに木々も草花もイキイキしてます。
アジサイ、私もうっかり花芽を切ってしまって
去年失敗したんです。
今年咲いてくれるといいんですが…。