個展の写真をいただきました

 

先日ご紹介した「手仕事　妙」の個展、私は行かれなかったので残念に思っていましたところ

コメントくださる惠様が「行ってきました、写真をどうぞ」と、送ってくださいました。

お人形さんもかわいいし、バッグもステキだし…なんとかアップさせていただけたらと、

ご本人「かい子」様にお話しましたら許可してくださいました。

ただし、作品の中の何点かは、お師匠様のオリジナル・デザインでもあるとのことで、

写真をチェックしていただき、その作品はバッグなどぼかしを入れました。ご了承ください。

 

トップ写真は、先日アップさせていただきました「お人形」、

後ろのタペストリーが、とんぼんちからお嫁入りした古い染見本のじゅばん地ふた柄です。

こうするとあの古ぼけた布もりっぱなタペになるものですねぇ。嬉しいです。

こちらが一点ずつ

 

　　　　　　　　　　　　　　　

 

お人形はまだまだあるんです。

今にも動き出しそうです！髪は仕付け糸をお使いだそうです。

 

　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　

 

紙風船も、もちろん手作り、この子の髪は「すが糸」を染められたのだそうです。

髪の毛ひとつでも、たいへんな手間がかかるんですね。

やっぱり着物が好きですから、一番のお気に入りはこちら。

幼いころを思い出す…いえいえ私はこんなにかわいかありまへんでしたが、

こんなちゃんちゃんこ、着てました。縞の着物、いいなぁ！

 

　　　　　　　　　　　

 

特に感心するのは「履物」、全てひとつずつ手作りだそうです。

つい大きさを忘れますが、ゲタだって「何センチ」の世界なんですよね。

 

こちらはバッグや帽子です。和服素材を使っておられて、私としても興味津々です。

もっとも材料が山のようにあっても、形にならないこと○ゥン年の私ですが…。

帽子は、息子のを作ったきり…これを拝見してハンチングつくろうかな…などと、

また欲だけは桜島の煙のごとく湧き上がっております。

こちらは横に広いので、クリックして大きい画像をご覧ください。

 

　　

 

まだございます。こちらは「ひも結び」…額入りのは「ケルトもよう」、

細かいほうは、小物いろいろです。

 

　　　　

　　　　　　 

 

私も「ひも結び」は過去にお遊びでやっていますが、いやもぉややこしいし、

１本につながった紐を、曲げたりくぐらせたりしますので、どこか輪が大きくなっちゃったりすると、

大元から少しずつ、緩めたりひっぱったり、もうバランスとるのが大変なんです。

それでいて、苦労しても終わったらどうやったか忘れてるし…。

こんな作品も「がんばれば」できるのだと…反省…。いえ、反省しても私にはムリです。

 

私も何か作るのは好きですが、時々思い出したようにチョコチョコと自分のつごうのいいものだけ…。

ですから、この作品群を拝見して、長い時間かけて作りためてこられたのだろう…と思ったら、

たった４年間の作品だそうです。驚異的です。まさに継続は力なり、ですね。

この集中力を見習わねば…と、チラリと眺める箱の中には「途中まで作ってあるモノ」が、

何年も熟成されてます。ワインじゃないんだから…熟成しても完成はしないのよぉぉぉ。

せめて作りかけのショルダーバッグだけでも「ひも、つけなくちゃ」と、もぞもぞと出してきた私です。

 

というわけで、行けなかったのですが、たくさん写真を見られました。

皆様もぜひごゆっくりと何度でも、ご覧ください。

 

 

かい子様　ありがとうご゛いました。

惠様　ありがとうございました。