最近は、女性も名刺を持つ職業につくことも多くなりましたが、私はずっと用のない暮らしでした。
HPを開いてからは、名刺替わりのカードを作っていましたが、それも閉めてからはナシ。
最近、ちゃんと商いはしておりませんが、時々ご希望のお品を揃えたりして、
お送りさせていただくことがあります。その時に入れるカードが…ずっとなかったのです。
以前一度「おためし」で、名刺を作ったのですが、自前ですから10枚刷って、
友人などにアドレスメモがわりに渡したりして、あっという間になくなりまして…。
それで、今回久しぶりに…と思ったら「用紙」がない。
いつもそのへんから始まるわけで、えーと、前の用紙はどこで探したっけ、型番なんだったけ…。
普通の名刺用紙だと、なんかペランとしているのです。
私の場合は、何百枚も刷るわけではありませんので、多少割高でも「かっこいい」のにしたい!
というわけで、やっと以前のものに近い「和紙タイプ」を見つけました。
ネットの悲しいところで、どうしても写真だけでは以前のと同じかどうか判断つきません。
でもとりあえずよく似ていたので購入したら、やっぱりちょっと違いました。ま、ヨシとしましょう。
これはちょっとプラっぽい素材も入っていて、紙のように破れません。
水に濡れるとインクは滲んでしまうのに…土台の方はなんともない…なんやねん…。
カットできるようになっているので、ラインを折るとパキンと離れます。
で、肝心の文字はぼかしていますが、この二種類。ちょっとずつ細いところを変えています。
図柄は、以前アップした「子供の着物・蕪と紋柄」と「男物じゅばん・人形遣いの柄」の二種。
これを作るのに使ったのはいわゆる「はがきソフト」の一種ですが、それの中の名刺バージョン。
印刷も、名刺を選択すれば、一枚の用紙にちゃんと10枚刷ってくれる…ありがたいですねぇ。
手書きの良さも、もちろん今の時代捨てがたい魅力です。
私の年代はパソコンやらない友人も多いので、未だにお手紙のやりとりもあります。
だんだん字を忘れたり、もともとの悪筆がよけい「解読」必要な字になったりしてますが、
それでも「書く」ということは、大切なことだと思っています。
今の時代、便利すぎて怖いと思うことがあるのですが、機械や道具は人が使うもの、
どう使うかは、人が考えるもの、自分で選んで使えばいいわけです。
先日、新しいスマホ…でしたか、その発売に早朝から並んだとか、そんなニュースをやっていました。
今までのが使えないわけではなし、なにやら新しい機能がついて、話しかけるとどうのこうの…
そこまで必要かしらん、と思うような機能。
インタビューに答えた若い男性が「流れにのって…ってことですねぇ」と嬉しそうに言いました。
「流れにのって」…いるのでしょうか。
今の時代、次々モデルチェンジして「こうなりました」「これがつきました」と、新しいものを出す、
それにつられて、まだ壊れてもいないものを買い換える…それらはみんな、ただのゴミになる…。
私には「流れにのって」いるのではなく「流されて」いるように思えてなりません。
名刺ソフトはたいへんありがたいものですが、私はお客様にお送りする品物には、
できる限り手書きのメモもいれるようにしています。
些細なことかもしれませんが、なにかネットで買い物をしたときに入ってくる「明細書」、
全部印刷物だけど、たった一行、丸っこい字で「ありがとうございました」と書いてあるだけで、
思いのようなものが、一緒に届いたという気持ちがします。
手作りの名刺、といったって、実は機械が作ったものだけど、写真を選んだりはめこんだり、
字の大きさはこのくらいなら老眼きてても読めるかな…。そんなことを考えながら作りました。
便利ということは、ありがたいことだけれど「道具は人が使うもの」、頭使って使わないと、
流されるだけになってしまうよな、と、そんなことを考えながら、
出来上がった名刺をトントンと揃えました。
本日のお考え、同感です。
便利さに慣らされて、自分でできない事ばかりのひ弱い人間が大量生産されているようでこわいです。
おぎなうのは賛成、頼り切りは危険、と思うのですが。
私に何ができるかな、と悩むこの頃です。
とても素敵な名刺ですね。
私は自分のショップを1年に1回ぐらいは模様変えをしたいと思ってトップの画像を入れ替えるのですが、それがいつもうまくいかない。。。
疲れてしまってテキトーに諦めてしまいます。
そうそう、請求書には手書きの手紙を添えると回収率が違うと言う話を聞いたことがあります。
手紙の向こうに人がみえるのでしょうね~~
たのしみにしていただいて、ありがとうございます。
最近の道具は、便利だ便利だというばかりで、
頭がアホになりそうな心配はしてくれませんね。
電気がとまっただけで、何もできなくなる暮らしなのに…。
せめて、モノは使えるうちは直して使いたいと思っているのですが、
今度は部品がないとか、これはもう使えませんとか。
全く困ったものです。
いえいえ、いつも使うところだけしかわかりません。
古布遊び様のHP、とても素敵です。
私の作り直しはいつのことやら…です。
手書きのものって、やっぱり向こうに人が見える気がしますねぇ。
パソコンは距離は縮めるけれど、顔が見えないのを感じます。不思議なものですね。
シンプルでわかりやすくて使いやすいので、
ワードやエクセルなどとは無縁です。
最近携帯が調子が悪いのですが、
見に行ってもスマホばっかりなんです!!
いわゆる携帯は、
もう代替機のようなおしゃれじゃないデザインばっかり・・・・。
みんながみんな、スマホ欲しいんじゃないのに!!
これとフォトショの併用ですが、難しいことになると、
悩みまくります。
ケータイ、私のもバッテリー切れが早くなってきたので、
バッテリー交換…だけでいいとおもっているのですが、
駅前のケータイコーナー、いつも満杯。
おまけに私のと似たようなタイプのケータイを持つ友人が
「まだこんなの使ってるのか」って顔されて、
スマホを勧められたと…。
私も行ったら、言われるんでしょうねぇ。
ケータイなんて電話とメールが使えりゃそれでいいのに。