ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

本と帯揚アップしました。

2008-03-24 13:54:52 | 着物・古布
なぜに同じ本を二冊買ってしまうのか、
記憶力がわるいんでしょ…。(そーです)

ほんとにこのごろは気をつけないと、売り場で迷いもせず
「あっこれこれ」とカゴにいれ、家に帰ってから、あっこれあった…。
ウチの冷蔵庫には「粉チーズ」が三本も入っとります。
しょっちゅう使うものはどんどん減るのであんまり間違えないんですが、
なかなか減らないものは、「確かもうないはず」と買ってはそれを繰り返す…。
最近は売り場で「これなかったよなぁ」と思うものはとりあえず「買わない」。
食料品などは、それで気をつけてればいいし、
仮にダブっても、結局はいつか使います。
ところが本ばっかりはねぇ…。二冊あったら作品が倍になるわけじゃなし。
ちょっと前までは、表紙を見ただけで「あーこれ持ってる」と、
わかったんですよねぇ。それがこのごろは中まで見ても忘れてる…。

そういう私の頭脳的衰えが、売り物を増やしてるわけで…さびしーっ!
というわけで、今回8冊出しました。
まだほかにも手芸以外の本もありますので、今チェックしています。
文庫本などならBook offでもいいんですけれど、手芸の本や着物の本は、
やっぱり好きな人にお使いいただきたいですね。

帯揚のほうは「こぎれ庵 和之介 和小物」にアップしまた。
総絞りと昔よくあった「絞りが一杯はいってる」もの、


     


昔はけっこう年配でも、絞りが入ってふわふわした帯揚を使いました。
昭和の後半からですかねぇ、礼装でも絞りがなくなったのは…。
今では絞り一杯と言うのは、振袖だけみたいな気がします。
あんまりたくさん入っていると、実はけっこう使いにくいんですよね。
それと、絞りのものって短いです。確かに結んだあとの残りを
帯と体の間に挟みこむのに、あんまりもこもこじゃ、しまいきれませんよね。
要するに、前のところだけきれいに出すことにポイントおいてるんですね。
アップしたものは、加工用として買ったものでして、
しーっかりシボを伸ばしてスカーフもいいかなぁとか、
いろいろ考えてはいたんですが…。何かにお使いいただけたら嬉しいです。
こちらは資料として保存するつもりのものです。


     


実はものすごくはっきりとした「シミ」が…、もったいないですねぇ。


        


結んでしまえば分からないところなのですが、
昔の柄物のかわいい帯揚の典型みたいなものなので、
このままとっておこうと思います。色がとにかく「いい赤」です。
これを見て思い出したのですが、私が七五三のときに使った帯揚も真っ赤で、
ここまで細かくはありませんでしたが、全体に花柄がありました。
探せばどこかにはいっているはずですが、一応正絹でしたけれど、
もうすっかり絞りが伸びてしまっていました。
私の子供のころの着物や帯は、たいがいがイトコのほうにまわったのですが、
あの帯揚は残っていました。バサマが使った?

七五三の着物というのは残しにくいものではありますが、
小物だけでも残してあげてほしいと思います。
私はさっきの帯揚と、箱迫としごきが残っています。
台がたたみで、黒地に蒔絵の描いてあるぽっくりもあったんですけどねぇ。
13から18歳まで履いた、ただの黒塗りのポックリは今でもあります。
物持ちいいって言われてもしかたないですねぇ。

最近の帯揚は、染めで柄をだすものが主流ですね。
たとえば、寒い時期にコートや道中着を着るとき、ちりめんの帯揚を
マフラー代わりに巻くのもステキです。道行にはちっと合いません。
男の方なら「中村主税」のように、首に巻いてしっぽは懐にねじこんでしまう、
なんてのもけっこう粋なもんです。縮緬のマフラーなんて、ゼータクでっせ。
こちらは以前京都にいったとき「マフラー兼用」って売ってたものです。


       


十分帯揚として使えますが、キモチ短いです。
清水寺手前「ちゃわん坂」の途中左側のお店、
アート英蘭工房」さんで。


次は、ハギレと着物にかかっています。
またしばしお待ちを…。


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7 コメント

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Unknown (陽花)
2008-03-24 20:23:10
孫の七五三に赤の絞りの帯揚げが
一枚あるのですが、もう一人いるので、
ピンクの帯揚げ注文しました。
宜しくお願いします。

同じ物を何度か買うというの、私も
一時期よくありました。
ケチャップを買わなきゃという事だけ
いつまでも覚えていて買ったという事を
頭から消してない・・・挙句にケチャップが
3つになってしまったことがありました。
その時は結構ショックでしたよ。
返信する
Unknown (KOMA)
2008-03-24 22:01:36
同じものを買ってしまうこと。私も良くあります(^^;
食品ならいずれどうにかなりますが、本はねえ。。。(^^;

七五三の着物は残してありますよ。
大人になっても着られるようにと本裁ちで仕立ててくれてあって、
せっかく洗い張りまでしてあったのに。。。
いろんな事情で虫干しできずに仕舞い込みっ放しだったために
胡粉や箔が傷んでしまっていて、仕立て直しは諦めたほうが良い
と言われてしまいました(泣)
とてもモダンな柄 (だと思います) で大好きなので、
せめて小物にでもならないかと思っているのですけどね。

返信する
超~お久しぶり (てっちゃん)
2008-03-24 22:52:33
相変わらず、豆にアップしておられるエネルギーに
去年、いろんな事がありすぎて
暫くパソコンいじっておりませんでした、でもこれから又ちょくちょくおじゃまします。
初孫も今年は七歳、七五三やはり楽しみです、トンボさん私もよくやらかしますよ、やはり歳
なのかしら?
(店舗移転しました、又京都にお越しの際にお立ちより下さい)
返信する
おはようございます^^ (えみこ)
2008-03-25 08:13:08
いつもお忙しい中でのUPおつかれさまです。
お着物も期待しております^^うふふ
お財布確認しなくちゃ。
返信する
Unknown (とんぼ)
2008-03-25 19:09:34
陽花様
おかいあげ、ありがとうございます。
詳細はメールで…。

買ったということを消していない、それですよね。
買ったかも…なんてことも思わない。
うちに帰ってから「えっあるじゃないの」ですね。
ケチャップマヨネーズもおおいですねぇ。
ほんと、メモがゼッタイ必要です。


KOMA様
本ばっかりはあってねぇ…。

もう一枚着物を買うつもりで、
悉皆やさんにだせば、
かなり直していただけますよ。
もったいないですものねぇ。


てっちゃん様
お久しぶりです。
お店の場所もかわられたんですね。
場所をお知らせください。
ブログとかHPとか、まだなさらないんですか?
待ってまっせぇ。


えみこ様
着物…がんばりまっす。
今回は絹物の小紋を予定しているのですが、
写真がけっこうたいへんで…。
また着物と格闘します。
お取置きもしますですよぉ。


返信する
そういえば (蜆子)
2008-03-25 22:10:30
七五三の着物というか四つ身の訪問着娘の時に松光ちりめんで別染めいたしました。
その訪問着、それこそ帯から帯揚げにいたるまで、全部ひっくるめて孫のにしました。
ぼってりと重い縮緬の訪問着、亡き姑が作ってくれたもの、柄は子供のものってかわらないですね。
男の子の四つ身の紋付一式も孫のものにしました。
着物長いこと持ちますね。
よいものを作っておいてくれたのでよかったと思っています。
返信する
Unknown (とんぼ)
2008-03-26 19:39:11
蜆子様
よいものは100年持つといいますものね。
いまどきそんな着物を作るのはたいへんです。
恵まれたお孫さま、しあわせですね。
きっと大切にしてくださることでしょう。
そうやって伝わっていくことが嬉しいですね。
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