ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

地震…避けようもなく…

2008-06-14 15:17:48 | つれづれ
土曜日でお休み、のんびり朝食の後片付けなどしていましたら、
突然の臨時ニュース…、またしても大地震です。

災害にあわれた方、こころからお見舞い申し上げます。
この梅雨時に、せめてお天気くらいはもってほしいものです。

わずかですが、北に住む友人知人がおります。
また実家が宮城、秋田という友人がおります。
すぐに連絡をしたところで、あちらはあちらで、
お互い身内同士の連絡が取れるかどうか…。
だいいち、連絡がついたところで、私はほんっとに何にもできません。

「阪神大震災」の時もそうでした。
あのころは今のようにケータイも普及していませんでしたから、
京都の身内と、大阪市内に住む友人と、まったく連絡がとれず、
テレビに映る神戸の惨状の、その近くにいるはずの友人は無事だろうかと…。
幸いその日のうちに、すべて無事だったことがわかりましたが…。

先般の中国の大地震を思い出すと、とりあえず日本は「狭い国」であることで、
情報は、かの国よりも早く次々に入ります。
ヘリが飛び、ギリギリの現場までレポーターが走り…。
そして、自然の前に人間なんてちーさなものなのだと、思い知らされます。
グレーの紙を破いてぱらぱらと置いたようにズタズタの道路、
ざっくりと削り取られた地すべりのあと…。
すでに犠牲者が出ておられます、ご冥福を祈るばかりです。

こういうときのテレビは、便利ではありますが、
合間のCMはほんとに腹立たしい…。
かの「あさま山荘」の事件の時、CMはなくなりました。
テレビでCMを流している、せめて大企業の会社様、
「災害時は自社のCM放送の時間は、報道にお使いください」くらいのこと
言えんものですかね。あとで「今回は○○社様のCM時間を、
災害報道に提供していただきました」かなんか言われたほうが、
CM百本流すより、印象に残りまっせ。


さて、気をもんでいても、今の私に何ができるわけではなし、
今日はまた実家に行きました。いつもと変わらぬ日常を、
いつにもまして、ありがたく思いながら車を降りると、
玄関前の通りで出会うご近所の方は「暑いわねぇ」と声をかけてくださり、
若いママさんが会釈しながら、ベビーカーを押して通り過ぎました。
さっそく玄関先の植木に水遣りをしていると「今年も豊作ねぇ」と、
見知らぬ方がアケビを見上げて「毎年楽しみなのよ」とニコニコと…。
「秋になったら声かけてください」と、アケビの嫁入り先確保に努め?ました。
そのアケビです。まだ7センチくらいのものが多いです。


   


自然に落ちてしまうものもありますし、摘果もしますが、
それでも毎年100個くらいはゆうゆうとれますので、
そのたびに「嫁入り先」がたいへんで…。
そういえば、私も毎年ブログで「売り込んで」ますねぇ。
ほーら、下から写すと、お日様の光が通ってはっぱもかわいいでしょう!?
お嫁にもらってぇ…。


   


今日はウラから庭のほうにもまわって、水遣りをしました。
途中見える、お隣のアジサイ、とっても色が濃いです。


   


梅雨の晴れ間、ジサマの育てている庭の木や花は、夏までの一休み、
フランネル草と、ホタルブクロ、ブーゲンビリアが
チラホラ咲いているだけでしたが、あとはみずみずしい緑があふれていました。
「一番奥の竹(プランター植え)は、一番水をやりにくいところだから、
二三歩奥へ、踏み込んでやってくれ」と、いつも言われる…へぇへぇ…。
だけどさージサマ、ここで水遣りするのって「蚊」とのタタカイなんだよねぇ。
いつも長袖着ていこう、と思っちゃー忘れるから…。

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4 コメント

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Unknown (とんぼ)
2008-06-15 12:25:29
akkomam様
旅先で被災された方もいるようですし、
捻挫もたいへんですが、こんどばかりは、
捻挫も強運だったのかもしれません。
火事が少なくてよかつたですが、
山のほうは水と土砂、自然ってこわいですね。


陽花様
ほんとに避けようがないというのは、
どうにもなりませんものね。
少しでも「備え」るくらいしかないけれど、
やらないよりはマシでしょうか。
これ以上被害がひろがりませんように、と
祈るばかりです。


otyukun様
あっというまに山がなくなった、
というような感じでしょうか。
凄まじいものですね。
この前の中国のこともあり、
今回は、いつにもまして救助体制は
手早かったように思います。

あけびは「食用」として売っているような
高級なものではなく、そのへんの山にある
あけびと変わらないと思います。
あけびはあの割れ目の真ん中の、
ふわふわした「種」のくるまったところが、
わずかにほんのり甘いのだそうで、
父は戦時中、お菓子もなく、
甘いものが食べたいときに、山へとりに行き
みんなでこれを口に入れて、種をプププッと
飛ばして遊んだそうです。
北のほうでは、種を抜いて実の部分を
味噌煮でたべるのだそうです。
北の生まれの知り合いは、珍しい!と
食べるためにもらってくれますが、
あとは「絵」に描く、写真にとる、飾る…
ですねぇ。
ただ採るとすぐ黒くなってしまうのですー。
薄紫になって割れたアケビは、
確かに「絵」にはなりますよー。
返信する
さすが日本の救助活動 (otyukun)
2008-06-14 22:59:55
テレビで見る限り凄まじい土砂崩れでしたね。
狭くて、体験豊富な自衛隊などのお蔭で救助活動はきっちり進んでいる様で安心です。
でもあれだけの土砂崩れですから、行方不明者の安否が気がかりです。
起きる気配のなかった場所での地震ですから、今や日本国中何処で大地震が起きても不思議ではない様相。
地震に対処する準備だけはかく家庭でしっかりとしておくべきです。
今、我家では買い置きのペットボトルの水を更新中です。

ところでアケビとは食用ですか?
昔、食べた様な記憶があるのですが。
返信する
Unknown (陽花)
2008-06-14 22:26:30
いつどこで起こるか解らない地震は
本当に恐ろしいです。
大きな地震が起きる度、阪神淡路の
事を思い出し身が縮む思いがします。
これ以上被害が大きくならない事を
祈るばかりです。
返信する
びっくりいたしました。 (akkomam)
2008-06-14 16:23:21
 
 何の関係もないのに世間並みに土・日曜日は
 ゆっくりお休み気分になる私で、その時間にゆさゆさと
 小さな揺れをベッドで感じていましたが、テレビをつけ
 びっくりいたしました。明日から娘と北東北の旅に行く
 ところでした、が、私の不注意で足を捻挫して
 キャンセルを昨日の朝、娘にしてもらったところでした。

 朝の時間にしては、火事の情報がないのが救いですね。
 罹災の少ないことを祈るばかりです。
返信する

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