先日ゆかたの写真ですが、PC先生が「撮ってあげる」と、
カメラマンをしてくださいました。
それでついでに別のゆかたも…と、引っ張り出しまして写してもらったのです。
その足元…だけ見てりゃ細身で涼しげなのに~。
で…その二枚目のゆかたというのがこちらなんですが、
紺地まるまるというのが一枚もないので、一枚くらいあっても、と
そう思ったのですが、やっぱり私は紺が苦手~です。
(すみません、後ろのおうちが丸々写ってしまうので、首ごとぼかしました)
先日のも紺地なのですが、ちょっと色目が違うのと、
あちらは白い柄部分がおおいんですよね。
で、まぁ今回は似合う似合わないもですが、「柄つけ」「柄置き」についても
ちょうどいい教材かと思いましてだしてみました。
まず、左は先日のゆかた、これは綿紅梅です。
同じ紺地でも並べてみると、ずいぶん違いますね。
右のゆかた、中心よりややはずれた片側に木の葉柄があります。
こういう片側によった柄というのは、背縫いを中心に真ん中に柄を寄せるか、
脇側に柄を寄せるか、方向を同じにして「追っかけ」にするか、で、
着物全体の雰囲気がだいぶ変わります。
私の場合は、背が低いし柄が前に出ないほうがと、
背縫いを境に、濃い色が真ん中にくるように、
きっと呉服屋さんはそう思ったのでしょう…脇側に柄がよってます。
はい、実は私まったく何も考えておりませんで、任せまーすと言ってシマッタ。
それでこうなったわけなんですが…、実は前の上のほうが柄がウルサイです。
衿にねぇ紺多めに持ってきてほしかったなぁと思います。
ちょっと色塗りを急いだので、色がヘンなんですが、
もし全体的に紺が多めだったら…のイメージです。
けっこう印象が違いますでしょう。
ゆかたに限りませんが、着物というのは反物で見ているときと仕上がりは、
違っちゃうことが多いのです。
また色無地や八掛などは、3センチ5センチの見本で見ていると、
どうしてもイメージが違います。
似たような色目の現物があったら、それをだしてもらって、
それより濃いとか薄いとか、もう少し明るくとか、
そんな風に具体的に話し合わないと、
出来上がってきて「えっ?」ということも無きにしも非ずです。
この葉っぱの紺、もう一枚と比べると、明るい感じがしますね。
実は、織りで縞が入っています。
で、これも仕立ててそのままだったもので、今回初めて手を通したのですが、
写真をさんざん撮ってから「なんかあちこち赤っぽく見えない?」
ということになりました。どうも部分的になんとなく赤くすける感じなのです。
重なっていない一枚のところと、二枚重なっているところの光のとおり加減かと、
ふたりであちこちひっくり返したりしたのですが、どうもそうじゃない。
なんとなくなんですが、染があせて赤っぽくなった感じ、
でも肩線のところとかそういうところじゃないんです。
しまいっぱなしで日に当ててもいませんし。
それでたまたまこの次の日に、呉服屋さんのお嫁さんがきたので、
どういうものなのか、聞いてきてもらうことにしました。
さて、私は好みから言うと、この葉っぱ柄のほうなんです。
割とはっきりかさっぱりしたものが好きなのと、
もともとが着物の花柄があまり好きではないためです。
この紅梅の方も、特別すごく気に入ってはいなかったのでけれど、
年齢的にこういう、ちと渋っぽいのもいいかなと思い、選んでおいたのですが、
着てみたら、気分的にもこっちの方がしっくり来るんですね。
紺地は似合わない、と思っていますし、苦手な色なんです。
嫌いというわけではないんですよ。
それでもこういう紺ならいけそうだ、と今回思いました。
紺地の分量が少ないというのもありますし、紺色そのものの明るさもありますね。
葉っぱのほうは、色は紺でも「柄で着てやる!」と張り切ったのですが、
その柄の置き方がねぇ…。気分的に、柄に負けてる気がします。
母がいつも「着物に着られるな」と言ってました。
それは借り物だったり、自分には不相応だったり、苦手な色だったり、
さまざまな理由から、着物から気持ちを引いてしまうと、
着物を着るのではなく「着物に着られる」のだと。
苦手意識を持つことと、自分ににあうものを判断するのとは違いますから、
たまには、今まで敬遠していた色柄も、ちょっとトライしてみると、
意外な発見があるかもしれません。
追記…今日、呉服屋さんからお詫びの電話がありまして、
あの紺が赤く見えるのは反物自体の「ヤケ」だったそうです。
なんというのか、普通の紺とか黒のヤケとは違っているように
みえたんですけどねぇ。織りで柄がある分、光の屈折などで、
なんとなく部分柄にみえてしまったのかなぁと思います。
これが黒なら、下地の色が悪かったのではと思うところでしたが。
なんにしても、蛍光灯の下ではまったくわからないものでした。
たまたま外で写真を撮ったので、きがついたんです。よかった…。
かわりに別のを仕立てますっていうんですけどね。
実は「もうゆかたいっぱいあるし、いらないよなー」って思ってます。
それより半幅帯にしておくれぇ?!帯がないのですー。赤いのばっかしで。
カメラマンをしてくださいました。
それでついでに別のゆかたも…と、引っ張り出しまして写してもらったのです。
その足元…だけ見てりゃ細身で涼しげなのに~。
で…その二枚目のゆかたというのがこちらなんですが、
紺地まるまるというのが一枚もないので、一枚くらいあっても、と
そう思ったのですが、やっぱり私は紺が苦手~です。
(すみません、後ろのおうちが丸々写ってしまうので、首ごとぼかしました)
先日のも紺地なのですが、ちょっと色目が違うのと、
あちらは白い柄部分がおおいんですよね。
で、まぁ今回は似合う似合わないもですが、「柄つけ」「柄置き」についても
ちょうどいい教材かと思いましてだしてみました。
まず、左は先日のゆかた、これは綿紅梅です。
同じ紺地でも並べてみると、ずいぶん違いますね。
右のゆかた、中心よりややはずれた片側に木の葉柄があります。
こういう片側によった柄というのは、背縫いを中心に真ん中に柄を寄せるか、
脇側に柄を寄せるか、方向を同じにして「追っかけ」にするか、で、
着物全体の雰囲気がだいぶ変わります。
私の場合は、背が低いし柄が前に出ないほうがと、
背縫いを境に、濃い色が真ん中にくるように、
きっと呉服屋さんはそう思ったのでしょう…脇側に柄がよってます。
はい、実は私まったく何も考えておりませんで、任せまーすと言ってシマッタ。
それでこうなったわけなんですが…、実は前の上のほうが柄がウルサイです。
衿にねぇ紺多めに持ってきてほしかったなぁと思います。
ちょっと色塗りを急いだので、色がヘンなんですが、
もし全体的に紺が多めだったら…のイメージです。
けっこう印象が違いますでしょう。
ゆかたに限りませんが、着物というのは反物で見ているときと仕上がりは、
違っちゃうことが多いのです。
また色無地や八掛などは、3センチ5センチの見本で見ていると、
どうしてもイメージが違います。
似たような色目の現物があったら、それをだしてもらって、
それより濃いとか薄いとか、もう少し明るくとか、
そんな風に具体的に話し合わないと、
出来上がってきて「えっ?」ということも無きにしも非ずです。
この葉っぱの紺、もう一枚と比べると、明るい感じがしますね。
実は、織りで縞が入っています。
で、これも仕立ててそのままだったもので、今回初めて手を通したのですが、
写真をさんざん撮ってから「なんかあちこち赤っぽく見えない?」
ということになりました。どうも部分的になんとなく赤くすける感じなのです。
重なっていない一枚のところと、二枚重なっているところの光のとおり加減かと、
ふたりであちこちひっくり返したりしたのですが、どうもそうじゃない。
なんとなくなんですが、染があせて赤っぽくなった感じ、
でも肩線のところとかそういうところじゃないんです。
しまいっぱなしで日に当ててもいませんし。
それでたまたまこの次の日に、呉服屋さんのお嫁さんがきたので、
どういうものなのか、聞いてきてもらうことにしました。
さて、私は好みから言うと、この葉っぱ柄のほうなんです。
割とはっきりかさっぱりしたものが好きなのと、
もともとが着物の花柄があまり好きではないためです。
この紅梅の方も、特別すごく気に入ってはいなかったのでけれど、
年齢的にこういう、ちと渋っぽいのもいいかなと思い、選んでおいたのですが、
着てみたら、気分的にもこっちの方がしっくり来るんですね。
紺地は似合わない、と思っていますし、苦手な色なんです。
嫌いというわけではないんですよ。
それでもこういう紺ならいけそうだ、と今回思いました。
紺地の分量が少ないというのもありますし、紺色そのものの明るさもありますね。
葉っぱのほうは、色は紺でも「柄で着てやる!」と張り切ったのですが、
その柄の置き方がねぇ…。気分的に、柄に負けてる気がします。
母がいつも「着物に着られるな」と言ってました。
それは借り物だったり、自分には不相応だったり、苦手な色だったり、
さまざまな理由から、着物から気持ちを引いてしまうと、
着物を着るのではなく「着物に着られる」のだと。
苦手意識を持つことと、自分ににあうものを判断するのとは違いますから、
たまには、今まで敬遠していた色柄も、ちょっとトライしてみると、
意外な発見があるかもしれません。
追記…今日、呉服屋さんからお詫びの電話がありまして、
あの紺が赤く見えるのは反物自体の「ヤケ」だったそうです。
なんというのか、普通の紺とか黒のヤケとは違っているように
みえたんですけどねぇ。織りで柄がある分、光の屈折などで、
なんとなく部分柄にみえてしまったのかなぁと思います。
これが黒なら、下地の色が悪かったのではと思うところでしたが。
なんにしても、蛍光灯の下ではまったくわからないものでした。
たまたま外で写真を撮ったので、きがついたんです。よかった…。
かわりに別のを仕立てますっていうんですけどね。
実は「もうゆかたいっぱいあるし、いらないよなー」って思ってます。
それより半幅帯にしておくれぇ?!帯がないのですー。赤いのばっかしで。
しかも、葉っぱは多い方が、つまりオリジナルの方が華やかで好きです。
葉っぱを消した画像は、うらさみし~い雰囲気で陰気です。
下半分の葉っぱの配置も粋だし、焼けの赤みも青の色に変化が出て、深みが増すような気がします。
上半身が明るくてスラッと見えますし、すっきりとして、紅梅よりずっと粋で浴衣らしい浴衣だと思います。全然負けてませんよ
ふりかえって自分はといえば、
日中は濃い色目がいいと聞いていても白っぽいのが多いです。
前回とんぼさんを通して仕立てていただいたとんぼの浴衣くらいでしょうか^^ああでも、着たくなってきちゃったです。
ご本人が感じる「好き」と「似合う」と、傍目で見る「似合う」はまた違っていたりして、面白いですよねぇ。
好きなものと似合う物の違い、洋服の時はそれほど無かったのですが、着物を着るようになるとありますねぇ。
ちょっと自分でも意外だったのは、大きめの縞柄(昔の縞お召しなど)が似合わないんです、私。
がっかり・・・・悲しくなりました。
でも、好きで似合う黒地の着物なども多いですから、精々そちらを楽しもうと・・・えへへ
ありがとうございます!
正面からの裾の写真がないのですが、
帯から下は、すっきりしていて、
私もけっこう気に入ってます。
なんというか上と下のバランスですかねぇ。
赤っぽく見えるのは、これはもう
現物を見たら、あぁこれはねぇ…
だとおもいます。なんともきれいじゃない
といいますか、織りがある分、いやな変化で
まとまったへんなシミのように見えたんですよ。
いずれにしても、自分の感覚と
見ていただいた感覚の違い、
なるほどねぇと思いました。
残念ながら、これは引き上げられましたが、
このテの紺に、またチャレンジしようかと。
白いほうが…とはいいますし、
吸収率がともいいますが、
紫外線には白より紺がいいいとか。
どっちにしても、自分も涼しい、
人から見ても涼しい、がゆかたの身上ですね。
そうそう、自分では似合ってないと思うのに、
母なんかは年中それでした。
あってるのかもしれませんね。
「大きめの縞柄」似合わない?
それこそ、そんなことはないと思いますが。
りらさんはいつも「大きな柄」を
すごく上手に着こなしていらっしゃいますよね。
あれがなかなかマネしようとしてできない…。
やっぱりその人の持つ雰囲気なのだと思いますが、
自分に合うお召しかなんかの大柄はないものかと
いつも思いつつ、実際はスルーしてる私です。
わたしはピンクやクリームのはんなりした着物が似合うよと言われますが、
自分で選ぶと藍・黒・茶・深緑・・・
母に地味だ地味だ言われます・・・。
でも白や薄桃なんて着た日にはお尻がフワフワしちゃって(笑
江戸風の粋なものも苦手です。
背ぇ伸びしてる気分になって・・・。
でもちょっとずつ、今まで着なかった色にもチャレンジしてみようと、地味~なとこから始めています^^
自分に一番似合う色柄なんて、自分には絶対判らないのかもしれませんね・
しかも考え出すと物欲が湧き上がってきて大変です~;;危険!!
カワイイですねー。 こんなのが欲しい~☆
柄置きを変えれば年に関係無くなるのかな。
意外と、妙な理由だったりしますね。
小さいころ似合わないといわれたから、とか。
苦手な色を着たときの、あの感じ
お尻フワフワ感、わかりますー。
なかなかむずかしいものですね。
チャレンジにはお金がかかる…なのですよー。
私も、今年は紺ゆかた…と思ったけど、
古いものを着つぶさないと…。
次にゆかたを作るのは何年先か…。