夏物、絽の着物です。何しろ柄が大きいです。
夏らしく、大胆に大まか?というわけでもないのでしょうが、
この着物、いいような悪いような…なんですよ。
とりあえずお福ちゃんに着てもらいました。
ぱっと見ると「わぁ大きな花柄、華やか!」と思うのですが、
おくみで花が並んじゃってて、それも逆さまです。
実はこの着物、出ている柄のほとんどが逆さまなんです。
写真の袖なんかもそうでしょう?
まともな向きの花柄はこちら二種、
白とピンクの花と黄色の花。
こんなステキな柄なのですが、まともな向きになっているところは、
全部下前とか、腰の揚げの辺りとかで、着て帯を締めると、
みえなくなってしまうところばかりなんです。
普通こういう大きな柄と言うのは、出来上がりの柄の出方を考えて裁つし、
そのためにも反物はちょっと長めにできてるものなんですが…。
そういう意味でも、繰り回しなのかなぁと思っています。
とんぼのところは、元々「和モノ細工の材料」として、
古着を集めていましたので夏物は数が少ないのですが、
いつのころからか、こういう柄はイマドキないよね…と思って、
きれいなものを探すようになりました。
着物離れの今、夏物は更に着る人も少なく、
目に付くのはゆかたばかりですが、
絽の着物には、袷の着物とはまた違った色使い、柄置きができるものです。
残念ながら、昨今の絽の着物はどうもおとなしめの柄ばかりで、
色はただ夏向き涼しげ…、おもしろくありませんね。
ちょっと昔風の柄いきで、大胆ステキなの、だれか作ってぇ!買えないけど?!
さて、本日のおまけ…これは、もう7~8年前でしたか、
友人が誕生日にと送ってくれた「アマリリス」です。
缶詰のようになっていて、そのまま出して置いとけばいい…みたいな。
たしか、そのときはちゃんと咲いてくれたのですが、
そのあとはもう何をするまもなくほったらかし。
それでも枯れたかと思っても春になると青い葉がでるので、
とりあえず、2~3年後でしたか、鉢に植え替えました。
そしてまたまた「ほったらかし」…。
もうすっかりあきらめていたのですが、なんと、ふとみたらつぼみが…。
びっくりです。しかも、いつも一番はじっこにおいてあったので、
つぼみに気づいたのも数日前、なんとつめたい「あるじ」でしょう。
昨日今日はお日様にあて、風をよけ、お水をたっぷり…。
なんとか咲いてくれるといいのですが。
ところで何色のどんな花だったっけと、くれた友達に聞くわけにも行かず、
ひたすら咲くのを待っています。トモダチガイのないアタシ…。
これをくれた友人は遠くに住んでいて、
普段はあまり連絡もとりません。それでもお互いの子供の誕生日や、
クリスマスなどにはカードや手紙を交換しています。
あとは年賀状と書中見舞い、三年にいっぺんくらいの電話。
そういう間柄なのですが、相性?はとてもよくて、
何年ぶりに会っても何でも話せる大切な友人の一人です。
その友人が、このアマリリスのつぼみに気づく前日、
ひさしぶりにメールをしてきました
「娘が明日お嫁に行きます。花嫁の母でがんばってくるね」
アマリリスは、私のためではなく、最初に自分を選んでくれた
友人のお祝いのために咲いたのかな…なんて思っています。
今度は咲き終わったら、ちゃんと手入れをしましょう。
夏らしく、大胆に大まか?というわけでもないのでしょうが、
この着物、いいような悪いような…なんですよ。
とりあえずお福ちゃんに着てもらいました。
ぱっと見ると「わぁ大きな花柄、華やか!」と思うのですが、
おくみで花が並んじゃってて、それも逆さまです。
実はこの着物、出ている柄のほとんどが逆さまなんです。
写真の袖なんかもそうでしょう?
まともな向きの花柄はこちら二種、
白とピンクの花と黄色の花。
こんなステキな柄なのですが、まともな向きになっているところは、
全部下前とか、腰の揚げの辺りとかで、着て帯を締めると、
みえなくなってしまうところばかりなんです。
普通こういう大きな柄と言うのは、出来上がりの柄の出方を考えて裁つし、
そのためにも反物はちょっと長めにできてるものなんですが…。
そういう意味でも、繰り回しなのかなぁと思っています。
とんぼのところは、元々「和モノ細工の材料」として、
古着を集めていましたので夏物は数が少ないのですが、
いつのころからか、こういう柄はイマドキないよね…と思って、
きれいなものを探すようになりました。
着物離れの今、夏物は更に着る人も少なく、
目に付くのはゆかたばかりですが、
絽の着物には、袷の着物とはまた違った色使い、柄置きができるものです。
残念ながら、昨今の絽の着物はどうもおとなしめの柄ばかりで、
色はただ夏向き涼しげ…、おもしろくありませんね。
ちょっと昔風の柄いきで、大胆ステキなの、だれか作ってぇ!買えないけど?!
さて、本日のおまけ…これは、もう7~8年前でしたか、
友人が誕生日にと送ってくれた「アマリリス」です。
缶詰のようになっていて、そのまま出して置いとけばいい…みたいな。
たしか、そのときはちゃんと咲いてくれたのですが、
そのあとはもう何をするまもなくほったらかし。
それでも枯れたかと思っても春になると青い葉がでるので、
とりあえず、2~3年後でしたか、鉢に植え替えました。
そしてまたまた「ほったらかし」…。
もうすっかりあきらめていたのですが、なんと、ふとみたらつぼみが…。
びっくりです。しかも、いつも一番はじっこにおいてあったので、
つぼみに気づいたのも数日前、なんとつめたい「あるじ」でしょう。
昨日今日はお日様にあて、風をよけ、お水をたっぷり…。
なんとか咲いてくれるといいのですが。
ところで何色のどんな花だったっけと、くれた友達に聞くわけにも行かず、
ひたすら咲くのを待っています。トモダチガイのないアタシ…。
これをくれた友人は遠くに住んでいて、
普段はあまり連絡もとりません。それでもお互いの子供の誕生日や、
クリスマスなどにはカードや手紙を交換しています。
あとは年賀状と書中見舞い、三年にいっぺんくらいの電話。
そういう間柄なのですが、相性?はとてもよくて、
何年ぶりに会っても何でも話せる大切な友人の一人です。
その友人が、このアマリリスのつぼみに気づく前日、
ひさしぶりにメールをしてきました
「娘が明日お嫁に行きます。花嫁の母でがんばってくるね」
アマリリスは、私のためではなく、最初に自分を選んでくれた
友人のお祝いのために咲いたのかな…なんて思っています。
今度は咲き終わったら、ちゃんと手入れをしましょう。
柄が逆さまで重なっていてもったいないですね。
「アマリリス」けなげですね~。
ちゃんと鉢に植えてもらったからお礼に花を
咲かそうと頑張ったんですね。
この鉄線の柄、とんぼさんらしく
ユーモアーがあって、いい感じ!
底抜けに明るさを感じる着物です。
この頃の絽の着物はとても良い柄が多いですね
凄くきれいな色や、きれな柄が多いです。
それに大胆ながらも多い。
アマリリスの不思議!
お友達とアマリリスはつながっていますね
不思議!
咲いたお写真を楽しみにしています。
現代物は地味目が多い中、ひときわ目立ちます。
柄が逆さまなのは惜しい!
これは夏帯にリメイクしたら、可愛いかなぁ?
ってか、もうそんな歳ではない私ですが
こんな華やかな古着を見つけちゃうと、何かに変身できないかな~と考えてしまう癖が付いてしまっています。
ほんともったいないですわ。
イマドキない柄ですしねぇ。
アマリリスは、ほんとびっくりしました。
じーっと時を待っていたみたいで、
ほんと、けなげです。
大事にしなくちゃ。
もも様
ほんと、ちょっとポテッとしてて…あれっ?
このころの柄は、イキイキしてますね。
私も、子供のころ「なでしこ」の絽を
着せてもらった記憶があるんです。
赤や黄色を使っても「涼しげ」って
見せられるんですよね、ほんとは。
アマリリス、富立ちの娘さんの花嫁姿がわりに
楽しませてもらいます。
青め猫様
状態がいいので「帯」にするのは
いいアイデアですね。
そうすれば、ちゃんと柄もまっすぐに使えるし。
着物でハデなのは、作り変えればまた
身につけられる、ステキなことですね。
私は洋裁しか知りませんが、洋裁でも 柄が大きいときは「ひと柄~ふた柄分」多目に生地を買って、どの部分にどの柄を配するか、その優先順に型紙を置いていきます。
断ち慣れしてない方の作品?
それとも天真爛漫な楽しさを強調したかったのかしらん・・・。
何か、特別な意味があったのかと想像を巡らせちゃいますね。
たぶん、ですが、元はちゃんとしていた…、
と思います。これだけの大柄ですから、
余分に丈もあったと思いますし。
それが傷んだところなどとっているうちに
こうしかできなくなったのではないかと…。
昔の柄はこんなふうに、大きなカマ柄が
けっこうあります。それでも訪問着みたいに見えて
実際は小紋と同じですから、
けっこう前とおくみで柄が並んじゃったり、
背中で柄がみごとに逆さまとか、
へんなところに柄が出たりとか…ありますね。
おおらかだったんでしょうねぇ。
そういえば、最近の夏物の着物は、涼しげでおとなしめのものが多いですね。
銘仙なら、ちょっと派手なのもあるし、
アンティークで手に入れたもので、かなり派手なのも実は、着ています(笑)。
今年も、勇気を出してきることにしましょうか。
夏は特に着物ばなれで、お店にいっても
浴衣ばっかり…。でも、絽っていいですよね。
みるからに涼しげで…。
昔の意匠は「着物を楽しんでいる」というのが
実によくつたわってきます。
「こうだっていいじゃない」「これだっていいよ」と
決まりごとにとらわれないステキな意匠が多いです。
ハデ、キッチュ、アンニュイ、パワフル、
いいじゃありませんか、どんどん着ましょう!