エクスパック

 

「エスクパック５００」という名前で売られていたものです。

今は新しく「レターパックライト」だったかな、そんな名前です。形状もシステムも同じで５１０円。

宅配便のようにナンバリングがあり、伝票番号として追跡可能です。

 

さて、このパックの古い方、つまりエクスパックの方が、我が家には１０枚ありました。

以前ハギレとか、編図などをお送りするのに使うと思って買ったのです。

しかも、こちらが買いに行ったのではなく、郵便屋さんが「買ってくれませんか」と持ってきたもの。

２０１４年まで使えました。

それがあったので、１０円足したら使えますかと持って行ったら「それはもう使えません」…。

しかも、交換もできないというのです。つまり「そのまんまゴミ」ですね。

あ、結局、交換できることがわかりましたので大丈夫だったのですが、その時は…です。

 

小さな町の小さな郵便局、そこの局長さんが「あー、それ、もう交換できないんですよ」と。

私、ヘンだと思いました。

なので「ハガキは郵便料金が値上がりしたら、不足分足して貼れば使えるのになんで？

書き損じのハガキは手数料払えば新しいものと替えてもらえるのになんで？」と聞きました。

すると「いや、エクスパックについては何度も『使えなくなります』というお知らせを出してるんですよ」

みなさん、知ってました？それでしかたなく「あら、それじゃそれを気にしてなかった私のボケですね。

それじゃしょうがないわ。でもなんかヘンよね」と言いましたら、

「ちょっと待ってください」になりました。その間の話として「お知らせがなかなか徹底せず、

期間過ぎても持ってこられるので、そのたびに『交換期間の延期』をしてきたんですよ…調べますね」と。

そしてあれこれ電話を掛けたり調べたり…の結果「別の切手やはがき、新しいレターパックなどと交換か、

現金でお返しする、となっています」と。…ははは、言ってみるもんだね。

結局、本日無事、１枚５００円×１０枚で、５０００円、戻ってきました。

ついでなので、郵貯の通帳に入金しておいてください…で終了。

後になって、郵便局のホームページを見てみたら、最新情報では、２０１９年４月までは、

交換等可能、そのあとは交換できません…だそうです。

詳細はこちら。

 

まぁエクスパックって、結局あまり人気がなかったのですよね。

ところが、ヤマトのメール便がなくなったり、あれこれ値上げしたり…で、こちらはアタマ使って

どれが安いか、考えなければならなくなったわけで…。

私は思い立った時に出られませんから、急ぐものは今は「ヤマトのコンパクト便」を使っています。

ここへきて、息子の入浴介助の間が外出可能になったので、郵便局も行かれるようになり、

さまざま使い分けていますが、エクスパック、いや「レターパック」は、これからは使う時が来たら買うことにしました。

その場で品物入れて、住所等書き込めばいいわけですから。

 

それにしても…です。情報は末端まで届いてないの？です。

もし私がゴネずに「あ、そうですか、それじゃ仕方ないですね」と、引き下がっていたら、

５０００円は戻って来なかったわけです。

小さな町の郵便局では、私みたいに１０枚あります、なんていう人はいないのでしょうけれど、

単純に考えて、なんでほかのものと交換できないの？だし、

第一売るときは「お願いします」と売っておいて…と思ってしまったわけです。

来年の４月と言ってますが、また伸びるかな？

だいたいそんなに伸ばすなら、期限なんて決めなきゃいいのにと思いません？

番号がついてる分、いろいろ手間がかかるなら、１０円貼れば番号ナシの郵便物として扱うとか…。

交換したって、ただのゴミになるんでしょ。その方がよっぼとムダだと思いますけどねぇ。

 

局員の皆さんはほんとに親切な方ばかりで、局長さんもいろいろ気遣ってくださる方なんです。

文句は言いたくなかったけれど、つい出てしまいました。

待ってくださいと言われている間に「期間内に交換しなかったこちらがわるいのに、御手間かけさせてすみません」と

局長さんに言いましたら「いやいや、きちんと把握していなかったこちらが悪いのです」と言ってくださいました。

 

手紙離れが止まらず、今年は年賀状だけは５２円、でも７日過ぎて使うときは１０円足す…とやったことで、

たいへん不評だったとか。そりゃそうでしょ。年賀状なんて、枚数決めて印刷するものです。

これに限っては５２円で使えます、でいいと思いませんか？あるいはわかりやすく「戌年のうちならＯＫ」って。

民営化したといっても、結局上のほうの方々のオツムリは、まだまだ「現場」を知らないままなんですねぇ。

思わぬ「お小遣い」になりましたが、勉強にもなりました。