写真は単に近所の夜景です。深夜ですよぉ。
昨夜のこと、深夜1時を少しまわったころ、
月曜日が「紙ゴミ」だったので、忘れないようにと玄関の外に出しました。
さしもの通学路、ワンちゃんの散歩コースも、深夜となれば静かなもの、
聞こえるのは虫の声ばかり…。
フェンスの、明日咲く朝顔のつぼみを横目で見ながら玄関に向かうと、
向こうから車がきました。すぐに私の目の前で、右に折れる坂道に
アタマを突っ込んだ形で急停車…いきなりドアがあいて、
男性がおりてきました、おまけに私を見てニコリと笑って会釈しました。
つられてついこちらも会釈したのですが、まーったく見覚えのないヒトです。
男性はさらにサッと後ろのスライドドアをあけて、
何かをだそうとしました。深夜の一時です、私、ゾクッとしました。
アタマをよぎったのは「最近多いヘンなヒト」「薬常習者」
取り出すのは「金属バット?鉄パイプ?それとも…」
いえ、この間ほんの数秒です。私の思考がまとまらないうちに、
その人がくるりとこちらを向くと、その手には赤いプラ・ケースが…
(ぷらけぇすぅ?)「ども~、牛乳屋でーす」
はい、みなさんコケましたか?
(コントならここで全員がずり~っとコケるところですよっ)
知ってるはずないです、ずっと配達してもらってても会ったことないんだから…。
「あらぁ、前は朝の4時ごろだったのに、早いのねぇ」というと、
「配達ルートがかわったんですぅ、どもぉ毎度ぉ」
よく冷えた牛乳を渡してくれて、空き瓶をチャッチャと回収して
「ヘンじゃなかったヒト」はすぐにまた車に乗り、
笑顔で会釈して、次のお宅へとむかっていきました。ありがとねぇ。
ほぉ~~~っとしましたがな。
まぁ牛乳やさんで何よりでしたけど、実際今の時代、何がおこるかわかりません。
冗談でなく、深夜に見知らぬヒトが突然現れて…というのは、
ほんの数秒といえども、なんともいえない恐怖感でした。
若いころと違って、夜の道を歩くことの不安はそれほどでもありませんが、
改めて、今は「わけのわからない犯罪がある」ということを思い出しました。
先日はネットで知り合った名前も知らないもの同士が、
女性を襲っていとも簡単に殺してしまいました。信じられない蛮行です。
もう「人外のモノ」としか思えません。わずかに一人「良心」ではなく、
かすかに残った「ヒトの欲」に動かされて出頭したことで捕まりました。
いわく「死刑になりたくなかったから」…なんて身勝手な。
以前にも書いたかもしれませんが、まだ息子が養護学校に通っていたころ、
深夜に学校のすぐ目の前で、若い女性が殺されました。
犯人は中学校時代の同級生、勝手に思いを寄せて会社帰りを襲ったのでした。
裁判で「娘を迎えに来なかった親が悪い」と言い放ち、
それでなくとも事件からの疲れで心がズタズタになっていたお母さんは、
それからしばらくして、自殺してしまいました。
残されたご主人は「私は犯人に娘と妻を殺された」と言っていました。
昔は女性が襲われると言ったら「痴漢」と相場は決まっていましたが、
最近は理由もなく、或いはあっても到底理解できないことで
殺されてしまう世の中です。この前の「警察官の無理心中」も唖然でした。
私は夜が遅いので、1時2時と言う時間に外を見ることがありますが、
若い娘さんがケータイかけながら、モタラモタラと歩いているのを
割と見かける…というより、深夜歩いている若い人って男女問わず、
たいがいケータイしてます。ほんとにため息が出ます。
親は何をしているのでしょう。かの娘さんが襲われたのは10時です。
しかも住宅街の真ん中、わずかに残った市の「家庭菜園貸し地」
すぐそばには家があったのですよ
町内の回覧板で定期的にはいってくる「交番だより」には、
最近「夜道を歩くときはケータイはやめましょう」と書いてあります。
まわりに対する注意がそがれますし、ほかの音もきこえません。
夜、牛乳瓶を箱に入れたりしていると、突然笑い声が聞こえてギョッとしたり、
大きな声でしゃべっているのが、ケンカのように聞こえたり、
電話していると、すっかり自分の世界なんですよね。
うちは門扉がなくていきなりカーポートなので、
実を言うと、私がいきなり車の陰から立ち上がったりすると、
ギョッとするのはむこうなのです。
以前、洗い髪に白いTシャツで、郵便受けの脇からひょいと立ち上がったら、
ケータイかけながら歩いていた男の子が、ぎょーてんしました。
こちらは話し声が聞こえていたので「あーまたケータイしながらか」と、
気にもしなかったのですが、向こうも見えていたはずの位置なのに、
目の前にくるまできがつかない、結局は注意力がはたらかないんですよね。
ソイツは、あわてて歩き始めましたが、少し先にいったところで、
ケータイの相手に「今オレ見ちゃいけねぇもん、見ちゃったよ」…。
追っかけてって、蹴っ飛ばしてやろーかと思いましたよ。
本当に怖いことですが、犯罪の理由も、昔とは変わっています。
今はお金を盗るのも「女房子供を食べさせるため」より「遊ぶ金ほしさ」、
刃物を振り回すのも、相手が憎いからよりもただの鬱憤晴らし。
私は、牛乳屋さんが何かを出しているとき、身動きできませんでした。
なぜあの時、さっと玄関に飛び込んでしまわなかったんだろ…。
「あれれ」になっても「なんだ牛乳屋さんだったの」ですむはずです。
身の安全、それをとっさに判断するのは難しいことだと思いました。
わずか数秒の間、相手が誰で何をするのかもわからない、
そういう思いは初めてでした。あとになれば笑い話ですが、
もし不運が私にまわってきていたら、あれが変質者で、
車で「獲物」を探していたのだとしたら…。
こんなことを考えなければならない世の中は、
ほんとに残念で悲しいことですが、これが現実です。
若い娘さんをお持ちの親御さん、できれば迎えにいってください。
一人暮らしのあなた、ケータイはうちに入ってからかけましょう。
昨夜のこと、深夜1時を少しまわったころ、
月曜日が「紙ゴミ」だったので、忘れないようにと玄関の外に出しました。
さしもの通学路、ワンちゃんの散歩コースも、深夜となれば静かなもの、
聞こえるのは虫の声ばかり…。
フェンスの、明日咲く朝顔のつぼみを横目で見ながら玄関に向かうと、
向こうから車がきました。すぐに私の目の前で、右に折れる坂道に
アタマを突っ込んだ形で急停車…いきなりドアがあいて、
男性がおりてきました、おまけに私を見てニコリと笑って会釈しました。
つられてついこちらも会釈したのですが、まーったく見覚えのないヒトです。
男性はさらにサッと後ろのスライドドアをあけて、
何かをだそうとしました。深夜の一時です、私、ゾクッとしました。
アタマをよぎったのは「最近多いヘンなヒト」「薬常習者」
取り出すのは「金属バット?鉄パイプ?それとも…」
いえ、この間ほんの数秒です。私の思考がまとまらないうちに、
その人がくるりとこちらを向くと、その手には赤いプラ・ケースが…
(ぷらけぇすぅ?)「ども~、牛乳屋でーす」
はい、みなさんコケましたか?
(コントならここで全員がずり~っとコケるところですよっ)
知ってるはずないです、ずっと配達してもらってても会ったことないんだから…。
「あらぁ、前は朝の4時ごろだったのに、早いのねぇ」というと、
「配達ルートがかわったんですぅ、どもぉ毎度ぉ」
よく冷えた牛乳を渡してくれて、空き瓶をチャッチャと回収して
「ヘンじゃなかったヒト」はすぐにまた車に乗り、
笑顔で会釈して、次のお宅へとむかっていきました。ありがとねぇ。
ほぉ~~~っとしましたがな。
まぁ牛乳やさんで何よりでしたけど、実際今の時代、何がおこるかわかりません。
冗談でなく、深夜に見知らぬヒトが突然現れて…というのは、
ほんの数秒といえども、なんともいえない恐怖感でした。
若いころと違って、夜の道を歩くことの不安はそれほどでもありませんが、
改めて、今は「わけのわからない犯罪がある」ということを思い出しました。
先日はネットで知り合った名前も知らないもの同士が、
女性を襲っていとも簡単に殺してしまいました。信じられない蛮行です。
もう「人外のモノ」としか思えません。わずかに一人「良心」ではなく、
かすかに残った「ヒトの欲」に動かされて出頭したことで捕まりました。
いわく「死刑になりたくなかったから」…なんて身勝手な。
以前にも書いたかもしれませんが、まだ息子が養護学校に通っていたころ、
深夜に学校のすぐ目の前で、若い女性が殺されました。
犯人は中学校時代の同級生、勝手に思いを寄せて会社帰りを襲ったのでした。
裁判で「娘を迎えに来なかった親が悪い」と言い放ち、
それでなくとも事件からの疲れで心がズタズタになっていたお母さんは、
それからしばらくして、自殺してしまいました。
残されたご主人は「私は犯人に娘と妻を殺された」と言っていました。
昔は女性が襲われると言ったら「痴漢」と相場は決まっていましたが、
最近は理由もなく、或いはあっても到底理解できないことで
殺されてしまう世の中です。この前の「警察官の無理心中」も唖然でした。
私は夜が遅いので、1時2時と言う時間に外を見ることがありますが、
若い娘さんがケータイかけながら、モタラモタラと歩いているのを
割と見かける…というより、深夜歩いている若い人って男女問わず、
たいがいケータイしてます。ほんとにため息が出ます。
親は何をしているのでしょう。かの娘さんが襲われたのは10時です。
しかも住宅街の真ん中、わずかに残った市の「家庭菜園貸し地」
すぐそばには家があったのですよ
町内の回覧板で定期的にはいってくる「交番だより」には、
最近「夜道を歩くときはケータイはやめましょう」と書いてあります。
まわりに対する注意がそがれますし、ほかの音もきこえません。
夜、牛乳瓶を箱に入れたりしていると、突然笑い声が聞こえてギョッとしたり、
大きな声でしゃべっているのが、ケンカのように聞こえたり、
電話していると、すっかり自分の世界なんですよね。
うちは門扉がなくていきなりカーポートなので、
実を言うと、私がいきなり車の陰から立ち上がったりすると、
ギョッとするのはむこうなのです。
以前、洗い髪に白いTシャツで、郵便受けの脇からひょいと立ち上がったら、
ケータイかけながら歩いていた男の子が、ぎょーてんしました。
こちらは話し声が聞こえていたので「あーまたケータイしながらか」と、
気にもしなかったのですが、向こうも見えていたはずの位置なのに、
目の前にくるまできがつかない、結局は注意力がはたらかないんですよね。
ソイツは、あわてて歩き始めましたが、少し先にいったところで、
ケータイの相手に「今オレ見ちゃいけねぇもん、見ちゃったよ」…。
追っかけてって、蹴っ飛ばしてやろーかと思いましたよ。
本当に怖いことですが、犯罪の理由も、昔とは変わっています。
今はお金を盗るのも「女房子供を食べさせるため」より「遊ぶ金ほしさ」、
刃物を振り回すのも、相手が憎いからよりもただの鬱憤晴らし。
私は、牛乳屋さんが何かを出しているとき、身動きできませんでした。
なぜあの時、さっと玄関に飛び込んでしまわなかったんだろ…。
「あれれ」になっても「なんだ牛乳屋さんだったの」ですむはずです。
身の安全、それをとっさに判断するのは難しいことだと思いました。
わずか数秒の間、相手が誰で何をするのかもわからない、
そういう思いは初めてでした。あとになれば笑い話ですが、
もし不運が私にまわってきていたら、あれが変質者で、
車で「獲物」を探していたのだとしたら…。
こんなことを考えなければならない世の中は、
ほんとに残念で悲しいことですが、これが現実です。
若い娘さんをお持ちの親御さん、できれば迎えにいってください。
一人暮らしのあなた、ケータイはうちに入ってからかけましょう。
足はすくむし身動き出来ませんよね。
以前うちのすぐ裏にドロボウが入った時は
「ドロボウー」の声に驚いて、どうしょうどうしょうと思うばかりですぐには行動できませんでした。
ハッと気が付いて戸締りをして、こうもり傘を
持って表に出たらご近所の方がそれぞれバットや
傘を持って出てこられました。
こういう時はご近所助け合いですね。
間もなくドロボウはつかまりましたが、とっさには
なかなか動けない事を思い知りました。
ウチから割と近いんですよ。。。
なのでちょっとびっくりしました。。。
私の身近でも、
子供がらみで警察沙汰になった話はいくつもあります。
男の子が狙われた例もありますし、注意しなくちゃいけないのは女の子ばかりじゃないんだな、って思うと、ますますぞっとします。。。
でもさすがに、
若いコが深夜に歩きながら携帯してるっていうのは、
『あたしはココよ~夜中にひとりで歩いてるのよ~』
って叫びながら歩いてるみたいなもんですよね。
クッ車の上に・・・
四角いメガネをかけた顔が半分、こちらを見ている・・・
あれってオカルトハウス?・・・パーでんねん!?
2007-09-04 16:02:10
陽花様
どろぼう!こわいですねぇ。
このごろ何か犯罪が起きても、
町場って「かかわりたくない」というのか、
テレビなんかでも事件が起きてインタビューすると
「なんか怒鳴り声が聞こえてた」とか
あとになって言いますよね。
「無関心」も怖いです。
地域ぐるみの防災って、大切なんですよね。
武者子様
老若男女をとわず…いやな世の中ですね。
「あたしはここよ~」…ってホントそうです。
危機感、ないんですよね。
交通事故と同じで「じぶんだけは遭わない」って、
なんとなーくおもってるんですかね。
maymayman様
ほっほんとだっ、オデコせまっ…って、違いますよ!
でも、こういう夜の写真って何もなくても
気味の悪いもんですね。