生協のカタログ…昔は食料品がメインでしたが、今はもうなんでもアリ…です。
家に居ながらにしての買い物は、楽で重宝しております。
が、そのカタログ「下着コーナー」に…要するにボディメイク用のまぁガードルですねぇ、
「それ」はありました。
おなかにひし形の伸びないシートがあり、これでおなかを押さえるので、おなかが出ない、
そしてウエストのテープもしっかり幅広で押さえるので、おなかの上の肉がはみ出ない…
この名前が「ハラデンヌ・シート」と「ハミデンヌ・テープ」…すごいわ、このネーミング。
えぇそれをまたついつい、いっしょーけんめい読んでしまう自分がカナシヒ…。
まぁ、今更重力の法則になじんでいるこの「でぶりん・ぼでー」を、なんとかしようなんざ、
思ってはおりませんが…実は昔だって太目の方、いえ「ふくよかなかた」はたくさんいたわけです。
逆に骨ばっかりのガリガリもいたと思います。栄養状態がとうであれ、年と共に体がゆるんで
崩れてくるのは、いまだって昔だってかわらないはず…だからこそ…ではありませんが、
ボディメイクというよりは、着物を着易く、動きやすくするための工夫はしていたはず…というより、
「あるものをうまく使う」ということは、していたわけです。
裾除けもそのひとつ、元々はじゅばんは「半じゅばん」と裾除けの組み合わせが基本。
長じゅばんが主流になってからは、裾除けは肌着として残ったわけですが、
この裾除けは、サラシの部分が広く、それをおなか周りに巻くようにして身につけます。
この晒し部分が、いわば「ハラデンヌ」であり「ハミデンヌ」なわけですよね。
しっかりおさえることで、おなかも平らに(私の場合は平らに近く)なり、腰のくぼみも補正される…。
ハラデンヌ…この言葉が、今日は一日、アタマの中をまわってました。
私もなんだか、アタマの中ぐるぐる…。
魔法のハラデンヌは、必需品ですねぇ。