ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

素晴らしいネーミング

2014-12-15 20:00:53 | 着物・古布

 

生協のカタログ…昔は食料品がメインでしたが、今はもうなんでもアリ…です。

家に居ながらにしての買い物は、楽で重宝しております。

が、そのカタログ「下着コーナー」に…要するにボディメイク用のまぁガードルですねぇ、

「それ」はありました。

おなかにひし形の伸びないシートがあり、これでおなかを押さえるので、おなかが出ない、

そしてウエストのテープもしっかり幅広で押さえるので、おなかの上の肉がはみ出ない…

この名前が「ハラデンヌ・シート」と「ハミデンヌ・テープ」…すごいわ、このネーミング。

えぇそれをまたついつい、いっしょーけんめい読んでしまう自分がカナシヒ…。

 

まぁ、今更重力の法則になじんでいるこの「でぶりん・ぼでー」を、なんとかしようなんざ、

思ってはおりませんが…実は昔だって太目の方、いえ「ふくよかなかた」はたくさんいたわけです。

逆に骨ばっかりのガリガリもいたと思います。栄養状態がとうであれ、年と共に体がゆるんで

崩れてくるのは、いまだって昔だってかわらないはず…だからこそ…ではありませんが、

ボディメイクというよりは、着物を着易く、動きやすくするための工夫はしていたはず…というより、

「あるものをうまく使う」ということは、していたわけです。

裾除けもそのひとつ、元々はじゅばんは「半じゅばん」と裾除けの組み合わせが基本。

長じゅばんが主流になってからは、裾除けは肌着として残ったわけですが、

この裾除けは、サラシの部分が広く、それをおなか周りに巻くようにして身につけます。

この晒し部分が、いわば「ハラデンヌ」であり「ハミデンヌ」なわけですよね。

しっかりおさえることで、おなかも平らに(私の場合は平らに近く)なり、腰のくぼみも補正される…。

ハラデンヌ…この言葉が、今日は一日、アタマの中をまわってました。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (横浜南)
2014-12-15 22:48:00
「ハラデンヌ」。 頭の中でくるくる廻る。なんだか愉しくなる魔法の言葉。でも私に必要なもの。湯文字とサラシの部分が幅広の裾除けをキュッと締めて、それが私の魔法の「ハラデンヌ」です(^^)
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Unknown (とんぼ)
2014-12-16 15:34:21
横浜南様

私もなんだか、アタマの中ぐるぐる…。
魔法のハラデンヌは、必需品ですねぇ。
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