またミクシからいただいた「お題」なんですが…。
馬好きのかたが「大島紬」とか「紋錦紗」などをカタカナ表記したら、競馬のおうまさんの名前に使えそう…
とおっしゃいました「モンキンシャ」「オオシマツムギ」なーるほど、です。
競走馬の名前は「9文字以内」という規定があります。
それを守ればいいわけですから、いろいろ思いつきまして、私が言ったのが「柄の名前」で
「タカラヅクシ」「ショッコウニシキ」…勝てそうなきがする…。
私は競馬はやりませんが、若いころそばに競馬好きがおりました。今のオットも少しやってました。
どちらもギャンブラーではありませんので、テレビやラジオで楽しむ程度。
たまーに「天皇賞」とか「菊花賞」などのとき、二人で500円ずつ出し合って1枚買う…なんて楽しみ方でした。
それでも馬の名前は覚えたし、余計な知識も増えまして…。
馬の色の名前って、白だから「白」、茶だから「茶」とはいいません。
よく白い馬を「あしげ」などといいます。「芦毛」と書きます。
競馬場で見ると周りがみんな茶色や黒なので白い馬、と思われがちですが、実際には「グレー系」です。
よく騎馬隊の先頭などで、ほんとに真っ白ってのがいますが、あれは「佐目毛(さめげ)」といいます。
なかなか生まれないため希少で、昔神社に奉納される白馬はこれが多かったそうです。
私たちが例えば馬の絵を描いて、特別意識なく塗るときは茶色ですね。
クレヨンで塗るタイプのあの茶色はまんま「栗毛」です。
競走馬でも一番多いのは茶色ですが、実は犬やネコと同じように、
足の先とかおしりやしっぽ、また馬にはたてがみがありますが、そういうところだけちょっと濃い…
そういう場合は「鹿毛(かげ)」といいます。
鹿毛より濃い茶色を「黒鹿毛(くろかげ)」といいます。いってみりゃ「こげ茶」なんですよね。
更に濃くて黒に近いものを「青鹿毛(あおかげ)」、ほとんど真っ黒を「青毛(あおげ)」といいます。
なんで黒が青なんでしょうね。
実際の色では、胴体とそのほかの毛色の違いで、もっと細かく分かれるそうなんですが、
おおざっぱな分け方しか知りません。
私が好きだった馬がいます。名前を「クライムカイザー」と言いました。
ツヤツヤとした黒っぽいお馬さんでしたので「ブラックビューティーだぁ」といったら、
「アレは登録上『黒鹿毛』だよ」といわれました。ええやん真っ黒くろうまさんでぇ。
名前の由来は、登って高みをめざす「クライム」と、ドイツ語で皇帝の意味の「カイザー」。
76年のダービー馬です。そのレースで、二着の馬(当時最強といわれたトウショウボーイ)の
弱みに付け込む走り方をした…といわれましてねぇ。
以来「クライム」が「climb」じゃなくて「犯罪」を意味する「crime」といわれ「犯罪皇帝」なんて
呼ばれたんです。騎手がわるいのに…。不運な馬でした。
ハイセーコーの名前は、競馬を知らない方でもご存知の方が多いかと思いますが、
その子供に「カツラノハイセイコ」というのがいました。「カツラノ」は、馬主が「桂ナンタラ」という会社だったから。
ハイセイコってなんかヘンですが、これも9文字の規定で「カツラノハイセイコー」にできなかったから。
だったら「カツラハイセーコー」でいいじゃないかと思ったんですが…。
当時の馬主いわく「レースになれば実況のアナウンサーも絶叫する。『カツラノハイセイコ』で切ろうとしても、
どうせコーと伸びるだろうから」と、言ったとか言わなかったとか…。うまいっ!
競馬つながりでふと「日本で一番長い駅名」を思い出しました。
今はもうない駅ですが、府中の「東京競馬場前」というのが、JR(当時は国鉄)の駅名では
一番長い、とされていました。ひらがな表記、つまり実際に読む字数だと13文字です。
今はどうなんだろ、と思って調べてみたら…「南阿蘇水の生まれる里白水高原」駅と
「長者ヶ浜潮騒はまなす公園前」駅、ながっ!
読むと22文字ですが、表記の字数でいくと、「南阿蘇」の方が一字多い…だったのが、
字数なら、ただいまのトップは、「東京ディズニーランド・ステーション」駅でこっちになったそうです。
でもステーションってまんま「駅」じゃないですかねぇ。それに「・」も入れてなんて、ちょっといんちきくさいなぁ。
この前の「とうきょうスカイ・ツリー」もそうですが、駅名って長きゃいいってもんじゃありませんよね。
ちなみに「南阿蘇水の…」は、あまりの長さに通常は切符も「白水高原」駅、だそうで…寿限無じゃないんだから…。
トップ写真はご近所の黒猫さん、首輪をしています。でもここのお宅にはもう一匹三毛さんがいまして、
そちらはほとんど家の中で、たまに出るときはリードつき。年に何回も姿を見ません。
でもこの黒猫さんはいっつも外、エアコンの室外機の上が定位置なんです。
差別待遇?と思っていたら、先日そこのおじいさんにお会いしまして「あれはいつのまにかいついたノラなんです」と。
よく懐いているんですよ。名前はまんま「クロ」でした。ネコの「青毛」じゃ!
つやつやした黒い毛は青みがかってるようにも見えますよね。
うちの祖母は茶色も「赤い」って言う人でして^^;「赤いガウン作ってあげたから」って言われて、もらったらこれどう見ても茶色なんですけど、、、って事がありました。
人によって、何色を強く感じるかが違うと妹が言ってまして、そう言われると色の感じ方の違いがわかる気がしました。
色の名前で随分前に「仮面の忍者」という
ドラマがありましたが、赤カゲ、青カゲと
いうのは馬の色からだったのかなぁとふと
思いました。
ああこんな帯が欲しいなあと思い2011年ヤフオクの旅に出たのですが高いですね・・・。
私は真っ黒な青毛が好きです。
でもお馬ちゃんならみんな好きなのですが笑。
そういうことなのかもしれませんね。
着物の黒にも「藍下」と「紅下」があります。
地の色をどちらからはじめるかで、
できる黒の色合いが変わります。
赤青の別はそういう子が基本かもです。
ウマは「アオ」、牛は「アカ」
というのが昔の牛馬の名前の付け方です。
それもたぶん見た目からなのでしょう。
母も「アカ」というのを単純にハデとか
明るい色合いの事に使ってました。
あれはまん「影」のほうだったと思いますが、
もしかしたら「かけあい」だったかもですね。
懐かしいですねぇ、あの番組。
ヤフオクの旅は、ほんっとにキケンな旅。
宇宙戦艦ヤマトどころじゃありませんからねぇ
子供のころ、乗馬経験のあった実父が、
「黒馬は油を塗ったみたいにテカテカ光って
きれいなんだよ」と言いまして。
私はテカテカより先に「ベタベタになって
おんまさんたいへんじゃないか」と、
勘違いしておりました。
あのツヤはいいですねぇ。
くらげの話は、まんが日本昔話で見たと思います。私が知ってる話は、騙して連れて来るのが亀、うっかり漏らしてしまうのがくらげでした。
床にお書きになられてもわかりますから大丈夫ですよ。
これは一枚だけの絵と同じですから
単に擬人化して「昔話」であることを
意味しているのではないかと思いますが…。
私が子供のころに読んだのも、猿と亀でした。
元記事にも書きましたが、亀の背中のひびの元だとか、
細かいところまでへぇぇというお話しが
とてもすきでしたね。
最近は「昔話」の柄というと、子供の着物が多くて。
羽裏の珍しいのはなかなかでません。
「床に」ってナニ…「どこに」のつもりでした。
すみませーん。