ちょっと時間がなくなりまして…で、この前ちりめんの柄でよろこんで?いただきましたので、
過去記事から引っ張り出してきました。お宝ちりめんです。
古い写真はバックアップしてあって、加工が時間かかるので、すみません小さい画像です。
トップは「曾我の五郎」と思われる絵です。
これは柄が大きくて、じゅばんだったと思うのですが、どうしてこんなにいい絵が今はないんだーと、
相変わらず歯軋りしながら眺めたものです。
「曾我の五郎十郎」のお話は有名なので、ここでは省きますが、
これは五郎が首尾よく本懐とげて逃げようとするところ。
ということは、当然、それをつかまえた側がいるわけで、弟の五郎のほうは「御所五郎丸」にとらわれました。
同じような名前なのでややこしいですが、この「御所」さんが、五郎を捕まえるのに、女装したとか、
女物の着物をかぶって目をくらませて捕まえたとか言われています。
こちらがその「五郎丸」さんのほう。見づらくてすみません、でもいい顔でしょ。
上の写真で左下にうずくまってるヒトです。
こちらが先日の「どんちゃん柄」の流れで「よいやさー柄」
若衆のラインダンスと呼んでいます。
これは元々がツギハギの半じゅばんで、この柄も左右にちょっとしかありません。
こんなの今染めてもらったら、高くなるでしょうねぇ。
上のも下のもしぼざらざらのちりめんです。売るつもりで買ったのに、手放せなくなったものです。
やっぱ保存ですよねぇ、こんな柄は。
というわけで、ちょっと珍しいちりめんで、お茶を思いっきり濁し濁しして、本日はおしまいでーす。
分かる、そんな絵はこれから先は
出てこないかもしれないと思うと
本当にお宝ですね。
そうなんです。
ありきたりのキレイな花とか、幾何学柄とか。
つまらなくなってます。
少しずつしかないけど、大切にとっておきます。