背中のキャンバスに、見事な海老の図です。
これは広幅、つまり、反物二反分の横幅があるので、
出来上がりに「背縫い」がありません。
海老しか描かれていませんが、水の流れや海の風景など連想して、
涼しい思いになりますね。こういうところも「絵」のちから、です。
地色は裾から上に向かって、ライトグレーのグラデーションです。
背中あたりはもうグレーというより、くすんだ白、という感じ。
背中には大小5匹、後裾に3匹、そして袖には片側1反対側2の計3匹。
こちらが裾の3匹
大きい海老をアップで見てみましょう。
なかなかの絵だと思います。ヒゲ(触角)の細かい「毛」まで、
しっかり描かれていて、色はさしていないけれど今にも動きそうです。
こちらが袖に描かれた海老、右袖左袖、並べてみました。
おわかりですね、微妙な違い…「手描き」です。
この襦袢を着た人は、きっと着物は「流水」かなんかの模様入りを
着たのではないでしょうか。流れの中に透けて見える海老…。
日本の夏着物には「紗あわせ」など、こった着かたがあります。
少々暑くても「見せる着物」、夏しかできないオシャレ、
そういうものを楽しんでいたんですね。
正直「温暖化」の日本、昔はあまりなかった「アスファルトの照り返し」だの
クーラーの室外機の熱だの…ちょっと暑さの質も変わってきましたから、
オシャレのために「ガマン」するにも限度がありそうですねぇ。
でも、背中に透けて見える「海老」を見て「粋だねぇ」と言われるのって、
なんか…くすぐられるなぁ…。
これを着た人の持っていた扇子はきっと「鯛」だったに違いない!
「海老で鯛」なんちて…こんなの…。
実は、これは「海釣りだーい好きとーちゃん」の誕生日に、
特注で作ってもらったものです。(はっきりいって「きよぶた」しました)
お願いしたのは「扇子と印伝のお店、コマキ」さん、
せっかくプレゼントしたのに、もったいない…と出して眺めるばかりです。
落語じゃないけど「もったいないから扇子開いて、首の方を振ってる」…。
私「扇子」好きでして、一本あればいいってのに、何本も持ってます。
紬や小紋でかえてみたり、服装でかえてみたり…
ちなみに「旅でかるぱん」のときは、扇子も男物を使います。
「柿渋」を縫った「渋扇」は、とにかく丈夫ですのでお勧めです。
海老から扇子にお話しが移っちゃいましたが、
「えびせん」ってことで…(なにが!)
これは広幅、つまり、反物二反分の横幅があるので、
出来上がりに「背縫い」がありません。
海老しか描かれていませんが、水の流れや海の風景など連想して、
涼しい思いになりますね。こういうところも「絵」のちから、です。
地色は裾から上に向かって、ライトグレーのグラデーションです。
背中あたりはもうグレーというより、くすんだ白、という感じ。
背中には大小5匹、後裾に3匹、そして袖には片側1反対側2の計3匹。
こちらが裾の3匹
大きい海老をアップで見てみましょう。
なかなかの絵だと思います。ヒゲ(触角)の細かい「毛」まで、
しっかり描かれていて、色はさしていないけれど今にも動きそうです。
こちらが袖に描かれた海老、右袖左袖、並べてみました。
おわかりですね、微妙な違い…「手描き」です。
この襦袢を着た人は、きっと着物は「流水」かなんかの模様入りを
着たのではないでしょうか。流れの中に透けて見える海老…。
日本の夏着物には「紗あわせ」など、こった着かたがあります。
少々暑くても「見せる着物」、夏しかできないオシャレ、
そういうものを楽しんでいたんですね。
正直「温暖化」の日本、昔はあまりなかった「アスファルトの照り返し」だの
クーラーの室外機の熱だの…ちょっと暑さの質も変わってきましたから、
オシャレのために「ガマン」するにも限度がありそうですねぇ。
でも、背中に透けて見える「海老」を見て「粋だねぇ」と言われるのって、
なんか…くすぐられるなぁ…。
これを着た人の持っていた扇子はきっと「鯛」だったに違いない!
「海老で鯛」なんちて…こんなの…。
実は、これは「海釣りだーい好きとーちゃん」の誕生日に、
特注で作ってもらったものです。(はっきりいって「きよぶた」しました)
お願いしたのは「扇子と印伝のお店、コマキ」さん、
せっかくプレゼントしたのに、もったいない…と出して眺めるばかりです。
落語じゃないけど「もったいないから扇子開いて、首の方を振ってる」…。
私「扇子」好きでして、一本あればいいってのに、何本も持ってます。
紬や小紋でかえてみたり、服装でかえてみたり…
ちなみに「旅でかるぱん」のときは、扇子も男物を使います。
「柿渋」を縫った「渋扇」は、とにかく丈夫ですのでお勧めです。
海老から扇子にお話しが移っちゃいましたが、
「えびせん」ってことで…(なにが!)
この扇子で煽ぐと釣り糸を垂れなくても 沢山釣れそうですね。
私は男物の大きさの扇子が好きです。
あっさりした絵と共に風がばっさばっさ来そうで・・・
色気無しです。
こういうのは本当に凝ったおしゃれですね。
誰も見ていない時に飛跳ねているかも・・・
扇子も凝ってますね、もったいなくて使えない
とおっしゃるご主人のお気持ちも何となく
わかりますわ。
何故かしら?
いい絵ですねぇ。
この上に、透けて見える着物を着るなんて、
すごくお洒落で粋な御仁ですな。
ダラダラ大汗を流しながら着るのは興醒めですから、
陰では水分制限の苦労もあったのでしょうか?
とんぼさんご夫妻は、いつもラブラブ♡ですじゃ!!
主人もそういってくれたんですが、
まだ釣りにも持って行っていないようです。
男物の扇子は、ほんとに「風」がきますよね。
優雅にそよそよなんて、この暑いのに!です。
バタバタあおいでますわ。
陽花様
ほんとに、夜中にどこかへ泳ぎにいってるかなと…。
こういうのは誂えでしょうから、
ほんとに粋好みの人だったんでしょうね。
風の森様
フシギですよね、写真を見てる感じです。
ついでに「おいしそう」と思っちゃうわたしって…。
暑くても昔は「ポカリ」もなかったし、
もしかすると水筒ぶら下げながら…粋じゃないわー。
これを贈ったら、私のときには…とおもってたら、
誕生日ごと忘れられました。
どーせね、そんなことだろうと思って、
勝手に自分で買いました、おとーさんのカードで!
ステキな絵柄ですねぇ… ウットリ。
こういう落ち着いていながらにして粋な着物が似合う旦那サマになってほしい…。笑
っと、其の前に先ずは私が着物美人になれるよう精進しなくては…汗。
また目の保養をさせてくださいまし。
これからも宜しくお願い致します(^^)
ようこそおいでくださいました。
今や、こういう柄はなかなかありません。
今は男の人は、女より着物離れしてますしねぇ。
がんばって着ましょうね。
古着やはぎればっかりですが、
またお越しください。
こちらこそよろしくお願いいたします。