知人から「整理したいので」と、着物を何枚かお送りいただきました。
価格がつくかどうかですが、振袖はとてもいい状態なのでなんとか…。
小紋はねぇ…今は紬の方が人気がありますから。
とりあえず、整理しませんと場所が…で、また別記事になってしまいました。
暑いので、汗で汚してはと、手も洗い、涼しいところで広げました。
今の時期、振袖ねぇ…と思ったら、ちょうどテレビで「振袖のコマーシャル」…おぉぉ。
そうです。今ではもう遅いくらい？
成人式が終わって少し暖かくなると、すぐに「来年の振袖」になりますよね。
そうだった…と思いつつ広げましたが、やはり古典柄はいいですね。
こういう色柄は、ほんとに短い期間しか着られません。
前部分。
地紋は紗綾型。
表が華やかなので、共八掛は生地だけ共で、色はピンク。すっきりしています。
全体に柄多めの華やか振袖ですね。たぶん昭和４０年台かと。
最近の振袖と比べても、せんないことではありますが、やっぱり古典柄の方が、
柄多めでも、華やかさに品がある気がします。
小紋の方は、さすがに裏が茶色に変色していました。
表はとてもきれいなので、作り直せば…ですね。上が袖山です。
こちらはかわいらしいのですが、黒っぽいシミが…
これがですねぇ、よーく近寄ってみると…全体に飛んでるし…。
ここだけではなくて、全体になんです。フシギな着物です。
なんとなく薄めでつるんとしているのです。じゅばん地のような感じですね。
さてさて、この着物のお返事も書かせていただかないと…です。
暑さも雨も、もうあきらめましたが、雨が降らないと水が困ります。
昨夜も結局、降ったの？？で終わりました。
幸いこのあたりは、まず取水制限もほとんどありませんが、かわりに野菜が値上がり…。
それでも、梅雨前線から、間もおかずに秋雨前線にとりつかれ？たいへんな地方もあります。
火山噴火で灰の害に耐えているところもあります。
贅沢はいえません。なんとか、みんなで少しずつがんばってしのいで…秋の来るのを待ちましょう。
やっぱり私も古典柄好きです。
娘たちの振袖は何度も着てくれましたので
買った値打ちはありました。
ほとんど着られないままの振袖はもったいない
ですね。
着物が好きで勝手に着ているのですが、色々調べていく内にここのブログを読むようになりました。
とてもすてきな振袖ですね。わたしは購入するおかねがなかったので、去年レンタルを借りて成人式に着たのですが、やはり同じ価格の比較をすれば、昔の物は質がよいものがちらほら出てくる確率が高く感じます。
今どきの薔薇やアゲハ系の振袖も悪くないですが、こういう古典柄も一緒に並んでいると思わず目を惹きますね。
こんな細かい友禅、糊とか染めとか…考えただけで気が遠くなります。
こういう凝った柄だと、地紋は紗綾形とかの単純なものの方が映えますね。
私の頃、昭和60年頃もこんな感じ、洋風のとかも出てきてましたが。
私のはここまでだとお値段がちょっと…で、こういう感じでもう少し柄がおおきめ、要するに糸糊も少なく、金を入れる線も少なく…って感じです。
今は実家預かり、子供もいないのでいずれ姪っ子の誰かが着てくれるといいんですが。
紅葉の小紋もいいですね。
もうちょっと明るい色だったら、お手軽に裏を取ってしまって単衣に、ってこともできるんでしょうが。
ほんとに豪華です。
きんきらしてりゃいいってもんじゃありませんが、
振袖は娘さんの特権、古典的で華やかなもの、
こういうのは「伝えられ」ますからねぇ。
今は成人式だけのためみたいになっていますが、
お正月とか、友人の結婚披露宴とか、
もっと着てほしいものです。
私もなんだかんだ６回くらいは着ました。
もったいないですもんねぇ。
今はほんとに「高い買い物」になってしまっていますから、
レンタルでもいいと思います。
何度も着ることも減っていますしね。
着物はやはり古典柄の方が、落ち着くといいますか、
とくに振袖などは、豪華さの感じが違う気がします。
今は親から子へ…という伝え方がありませんから、
ざんねんだなぁと思っています。
私に娘がいたら、自分の振袖を七五三に着せたかった！です。
地はシャープで柄が華やか…この組み合わせ、個人的にスキです。
娘がいないので、きもののあれこれを譲る相手もなく、数人いるイトコのこたちは、
だーれも着物を着ない…厳しいゲンジツ?です。
紅葉の小紋、単衣でもいけると思います。
単衣は着る時期は短いですが、ないと困るものですよね。
最近は早く暑くなって、いつまでも暑い…という「国」になってしまいましたし?
けっこう着る時期も長くなりました。
私も単衣がもう一枚くらいあっても…なんて欲かいてます。