ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

早々とお彼岸に向けて…

2022-03-08 17:39:23 | 昔の道具・暮らし

 

毎年のことではありますが、私はなかなかお墓参りにはいかれません。

なのでお盆もお彼岸も、ひたすら自宅でなむなむ…になります。

最近は父も足が弱ったせいもあって、以前ほどはいかなくなりました。

 

さて、お供え物は生協で頼むとして(牡丹餅くらい作れってば)、おろうそくは毎年「好物ろうそく」。

で、お線香はというと、とにかく頂き物の高級お線香というのがたくさんあります。

御身内が亡くなった方はご経験があると思いますが、なにかとお線香をいただくのですよね。

なので使うより頂く方が多くて、なかなか減りません。

実家も同じ状態なので、お互い「お線香いる?」「いや、あるある」と。

でも、今年は買いました。もうなんといいますか、今の世情、社会状況、大きく言えば世界的にも…

とにかく早くあれこれおさまって、平和で安心な暮らしにもどってほしい…という思いから。

というわけで、トップ写真は購入したお線香です。

 

なんたって強力です。箱のイラストが「アマビエさま」です。

そして「病魔退散」「悪霊退散」 「疫病退散」キェーーーーッと気合い入れたくなります。

 

      

 

さらにイマドキのはやりものにあやかって「鬼退散香」、あの着物の柄ですねぇ。

 

         

 

頼るとか頼らないとかではなく、ほんっとに「どっかいってほしい」という気持ちと、

どうすると軍隊なんか出して人の命を脅かすことができるのかと、その心がわかりませんから

なんとかして心の中の悪魔を追い出してほしい…そんな気持ちで…。

あっちの方に向けて煙をうちわであおいで送るか!

 

コロナの方も、やっと東京の患者数は減り始めていますが、もう次の7波はいつ?と、

そんなことを思います。父の3回目接種は今月中になんとかなりそうですが、

本人があまり危機意識がなくて、同じマスクをずっと使っていたりしますから、油断なりません。

使い捨て文化が許せない年代ですからねぇ。

 

お彼岸がすぎればすぐに「桜」の話題でしょう。

お花見は今年もできないかもしれませんが、コロナのことが「あのころはほんとしんどかったねぇ」と

思い出話になるまで、慎重に、浮かれずに、すごしてほしいものです。

私は毎年のように、近くの幼稚園の桜と近くの公園の桜を通り過ぎながらながめるだけです。

見られるだけで、十分だと思っています。

しばらくすると、風にのって花びらが我が家まで飛んできます。

あぁ春がすすんでいるんだねぇと、次の新緑を待つわけです。

 

天災は避けようもありませんが、人災は止める、避ける、押さえつける、そういうことができる災いです。

ひとつでも「恐ろしいこと」が減りますように、そう祈りながら点火するつもりです。

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