まぁ酷暑、炎暑、どっこいしょの夏ですが…台風も近づき、季節の変わり目の近づきを感じます。
先日「扇子」が好きだというお話を致しましたが、最近は買っていませんでした。
扇子なんて、一本あればいいのですが、ついついねぇ…。
で…いつものように、ネットをウロウロしておりまして見つけたものです。
色がいい?あれ?親骨が上までない?…そこまで気づかれてしまったかー。
横から見るとこんな形。
つまりこれは、開くとこんな形なのです。思わず笑えるし…。
だからナニ?の形ですが、持つとこうなります。
おわかりですねぇ、カオに近いほうが小さいので、より近くでそっと扇げるのですー。
つまり、扇ぐ面は大きいけれど、大きな扇子を使うより、手前でチマチマ使える…。
ためしに比べてみますと、この前の黒地のとんぼ柄のもの、これは18センチと小ぶりなのですが、
この扇子の小さいほうは、更に小さいのです。
いや、それでも、この形のまでで扇いでたらマヌケですけどね。
反対の大きいほうはというと、これくらい。23センチあります。
実際使ってみると、やはり風の来る範囲がちと広い気がします。風がカオの上の方まで来るといいますか。
まぁコレはもう実用でどうのこうのより、見て楽しいもの…かなと思ったのですが…。
実際に23センチの扇子を使うと、大きい分、大仰にもなりますし、顔からその分、離して使うことになります。
私は、柄で選ぶことが多いので、男物の大きなものも使いますが、そういう意味では、
やはり手前に来るところが小さいというのは、使いやすいので、アイデアだなぁと感心しました。
それでも間違えて反対向きに使ったらヘンかな…と思ってやってみましたら…実は使いやすかった…のです。
右手の腕の方に長いほうが来るので、ちょっと乗せる感じで、重さを気にしなくて扇げます。
むしろこっちの方が使いやすい???
ダレも周りにいないときに、盛大に?扇ぐときは、手前に短いほうを持ってくると、
カオの近くで大きい面でバサバサ涼しく扇げるし、人がいるときは、長いほうを手前にすると、
カオの前に来るのは短いほうなので、小さい扇子を使っているのと同じようになり、
圧迫感がありません。あらら、これってけっこうスグレモノじゃないの…と、笑ったことをごめんなさいしました。
いずれにしても、使うときは周囲に気配り…は、当然のことですが、ちょっとおもしろい形で、
見る人も楽しんでくれたらいいな…なんて思いました。
柄がない、ただのぼかしなのは、たたんだときの効果をねらったものと思いますが、
絵がほしいですねぇ。土台の形を利用して、江戸時代の両国あたりの町並みを遠近法で入れるとか…。
自分で描けば…といわれそうですね。カケマセン。
まぁ眼を皿のようにして…でもないのですが、
イガイと、さがしているもののページで、
まったく違うものを見つけたりするんです。
和モノは楽しいですね。
とんぼさんは 楽しい物 珍しい物
尚且つ 使い勝手が良い物を探し出す
名人ですねぇ