ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

今更ですが「今年の扇子」

2013-08-29 13:55:36 | つれづれ

 

まぁ酷暑、炎暑、どっこいしょの夏ですが…台風も近づき、季節の変わり目の近づきを感じます。

先日「扇子」が好きだというお話を致しましたが、最近は買っていませんでした。

扇子なんて、一本あればいいのですが、ついついねぇ…。

で…いつものように、ネットをウロウロしておりまして見つけたものです。

 

色がいい?あれ?親骨が上までない?…そこまで気づかれてしまったかー。

横から見るとこんな形。

 

        

 

つまりこれは、開くとこんな形なのです。思わず笑えるし…。

 

          

 

だからナニ?の形ですが、持つとこうなります。

おわかりですねぇ、カオに近いほうが小さいので、より近くでそっと扇げるのですー。

つまり、扇ぐ面は大きいけれど、大きな扇子を使うより、手前でチマチマ使える…。

 

        

 

ためしに比べてみますと、この前の黒地のとんぼ柄のもの、これは18センチと小ぶりなのですが、

この扇子の小さいほうは、更に小さいのです。

いや、それでも、この形のまでで扇いでたらマヌケですけどね。

 

        

 

反対の大きいほうはというと、これくらい。23センチあります。

 

        

 

実際使ってみると、やはり風の来る範囲がちと広い気がします。風がカオの上の方まで来るといいますか。

まぁコレはもう実用でどうのこうのより、見て楽しいもの…かなと思ったのですが…。

実際に23センチの扇子を使うと、大きい分、大仰にもなりますし、顔からその分、離して使うことになります。

私は、柄で選ぶことが多いので、男物の大きなものも使いますが、そういう意味では、

やはり手前に来るところが小さいというのは、使いやすいので、アイデアだなぁと感心しました。

それでも間違えて反対向きに使ったらヘンかな…と思ってやってみましたら…実は使いやすかった…のです。

右手の腕の方に長いほうが来るので、ちょっと乗せる感じで、重さを気にしなくて扇げます。

むしろこっちの方が使いやすい???

ダレも周りにいないときに、盛大に?扇ぐときは、手前に短いほうを持ってくると、

カオの近くで大きい面でバサバサ涼しく扇げるし、人がいるときは、長いほうを手前にすると、

カオの前に来るのは短いほうなので、小さい扇子を使っているのと同じようになり、

圧迫感がありません。あらら、これってけっこうスグレモノじゃないの…と、笑ったことをごめんなさいしました。

 

いずれにしても、使うときは周囲に気配り…は、当然のことですが、ちょっとおもしろい形で、

見る人も楽しんでくれたらいいな…なんて思いました。

柄がない、ただのぼかしなのは、たたんだときの効果をねらったものと思いますが、

絵がほしいですねぇ。土台の形を利用して、江戸時代の両国あたりの町並みを遠近法で入れるとか…。

自分で描けば…といわれそうですね。カケマセン。 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (とんぼ)
2013-08-30 16:31:04
惠様

まぁ眼を皿のようにして…でもないのですが、
イガイと、さがしているもののページで、
まったく違うものを見つけたりするんです。
和モノは楽しいですね。
返信する
Unknown ()
2013-08-29 23:13:38
ほほーーー

とんぼさんは 楽しい物 珍しい物 
尚且つ 使い勝手が良い物を探し出す
名人ですねぇ
返信する

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