先日の「ユザワヤ」さんのお話。
コメントのお返事にも書いたことなのですが、あの「ユ」さんは、元々毛糸屋さん。
私が東京の「蒲田」に勤めていたとき、駅前のちょっとはいったところ、古くて小さくてボロいビルで、
毛糸だけを売っていました。エレベーターなどあるわけはなく、一人用みたいな狭くて急な階段でした。
それほどひろくもないフロアには毛糸が山積で、外国製の糸中心のフロアとか、
編み物好きにはたまらない「ながめ」でした。それがものすごく安いんですから。
その少し前アタリから、生地や手芸小物なども扱うようになっていったんじゃなかったかと。
その後勤めを辞めて、結婚してしばらく経って蒲田にいったら、駅前にものすごいビルがいくつもできてました。
あの時は「あの汚い毛糸屋が…」と、心底びっくりしたものです。すごい商才だなと。
その後、あちこちに店舗が増えて、横浜に戻ってきたら、二駅先にできました。
たしか7階建てだか8階建てだか…。とにかく「何でもあります」です。
でも、店員の数が少ない、レジが少ない…それも、月日が経つごとに減る…。
手芸にもいろいろありますが、たくさん細かいものが必要になるものもあります。
また大きな道具や、小さい布が必要な場合、何メートルも必要な場合…と、ほんとに様々です。
その全ての商品があるのに、そのそれぞれの対応があまりうまくないんですね。
特に手芸は「時期的に混む」…ということがあります。入学や入園の前は、袋物を縫うとか、
三月五月は、お節句の飾り物とか、そしてクリスマスはもう…。
そんなときでも、広いフロアにレジが4~5台くらいしかなく、買うものがひとつひとつ細かいですから、
一人ずつで時間がかかる…商品棚の方まで行列ができるのです。
見たくてもヒトが一杯で「すみません」と商品棚の前に割り込む…。
私はそういう時期はいつも誰かと一緒にいって先に一人レジに並ぶ、その間に私がほしいものをみつけ、
次にその友人と交代する…割り込みはルール違反ですから、カゴはいっしょ、レジは一括で、
あとで二人で精算する…それでも十分間にあうってのがおかしいでしょ。
そんなふうにやっていました。そうでなければ「あっあれ買い忘れた」なんてあっても、
それを探しに行くと、また更に5人10人のうしろに並ばなければならないんです。
地下が生地売り場でしたが、カットしてもらうところとレジは別。
まぁ当たり前ですが、そこで生地の巻いたでっかいのを抱えて並び、カットしてもらってレジでまた並ぶ…。
実を言うと、私は見るのは楽しいけれど、買い物するのは嫌いでした。
また並ぶのか、待たされるのか、と思うと、一つ二つの小物のために行列するのはいやになるんですね。
それでも、どうしても必要なときはユザワヤに行かなきゃならない、なんででしょう。
私の住む街の私鉄駅には地上4階地下1階の駅ビルがあり、
その私鉄系のスーパーが三分の二、あとは全部テナントです。
また、駅を出て少し行ったところにはダイエーがあります。その横は商店街。
この駅ビルにも、ダイエーにも、商店街の中にも、かつて手芸や生地専門店がありました。
生地屋などは、私が子供のころからあるお店。
これが、二駅先のユザワヤができるという話が出たその前後に、あっというまに撤退しました。
何十年もやっていた生地屋さんまで。「あれができちゃね、商売にならない」です。
確かに、同じものでも多少高いし、また品揃えも普通の手芸やさんではユザワヤにはかないませんから。
困ったのは…ただの白糸やスナップ程度なら、なんとかスーパーでも買えますが、
シャッぺスパンの緑色の糸…だの、厚手接着芯だの…どうしたってユザワヤに行かなきゃないんです。
私は、ユザワヤと反対方向の駅二つ先、当時はナガサキヤの中に手芸店があるのを知ってましたので、
ちょっとしたものなどは、多少割高でもそちらにいくようになりました。
数年前からは、おかげさまでネット買いができるようになりましたので、手に取れないリスクはあっても、
ほとんど用は足りるようになりました。
今回、コメントにもありましたが、ユザワヤさんの経営体質と言いますか、
そういうものが、現代に即していないという気がします。
もちろん、ユザワヤさんの店員さんでも、一生懸命なヒトはたくさんいます。
わざわざ売り場をグルグルまわって一緒に探してくれたり、それよりこちらの方が得ですよと教えてくれたり。
そういう店員さんのためにも、対応の悪さで評判を落とすことはないと思うんですけどね。
以前「デコばやり」というリポートを見ました。確かブログにも書いたと思いますが、
ケータイであれ、Tシャツであれ、シール型だとかアイロンパッチだとかでキラキラデコデコとお飾りできる・・・。
これのリポートに出ていたのが東京のどこだったかのユザワヤでした。
そのリポートのとき、手芸業界も先細りで…という実態の話がありました。
手作りと言っても今は趣味範囲で、昔のように子供の服を縫うとか、ミシンでカーテンまで作るとか、
そういうヒトが減っているので、手芸の内容が変わってきている…みたいなお話でした。
その閉塞的な状況に、ドーンと出たのが「デコ」で、それに力を入れている…と。
そりゃ経営戦略ですからかまやしませんが、二駅先のユザワヤは食料品や時計貴金属まで売っています。
客層…というつもりかもしれませんが、そういうことより、レジと店員をもっと効果的に増やすとか、
商品の置き方を考えるとか…。「ほかに店がないからしかたなく」という客ばかりを、
不機嫌な顔で何人も並ばせるようなこと、こりゃ驕りじゃないかとまで思います。とりあえず「儲け」が先??
とはいえ、実はそこのユザワヤには、もう何年も行っていません。少しは改善されたかな…と思っていたのですが、
今回のネット対応で、あっこりゃダメだ…と思いました。ちなみに…かの商品はいまだ届きません。
明日で注文してから一ヶ月です。ユザワヤ通販部って地球の裏側か??
トップは、ない材料かき集めの今年の我が家クリスマス二個目。
緑色のフェルトも…ほしかったんだよぉぉぉ。
ミクシのクリスマスアプリのクリスマス・ソックスがかわいかったので、モチーフいただきました。
そこにない場合は仕方なく 湯さんに行きますが
おっしゃる通り並ぶのが嫌なので めったに買い物をしません。
本当のもう少しレジをどうにかして欲しいですね
並んでいるよ~~と言う話でしたが、そういう訳で並んでいるのかあと納得!
気の短い私は並んでいるのを見ただけですぐパスです(笑い)。
最近はネットで購入することが多くなりました
ね。
地域のお店を残していくためには近所のお店で買い物をすべきなのでしょうが、店員さんの対応の悪さにうんざりしていたのでネットに気持ちが移ってしまいました。
近頃ようやく、という感じで接客も良くなってきましたが(以前は売ってやると言う雰囲気でした)、少々高くてここのお店で買いたい、と思われるようなお店作りをして欲しいなあと思いますねえ。。。
最近は時間的にレジが混むとレジフォロー
お願いしますと放送が入りますが、そういう
気配りも無い所なんですね。
しながら常に感じています。
先ず、教えて貰いたくても店員が売り場に
いない、は、大きな問題。
はじめてみたくて出かけた人も諦めて
しまいそうで、プロ相手でなく、
手芸品レベルの顧客はうろうろして、
ようやく選んでもレジで質問して、
交換してもらいたいときは、また、
列を離れて並び直しなのです。
<その分安くしています>なのでしょうか。
なにはともあれ、気持ちよく選んで、
手芸を楽しみ、今度は何を作ろうかしら、
なんて思える店づくりは無理なのかしら、ね。
逗子にある小さな手芸店は品揃えも
少なくなりました。
やはり一度で必要なものを取り揃えて
帰ってきたいと思うと、やはり大型店に
なってしまうのです。
難しいですね。 まだ見て選ばなければ
ならない私はこの店のネット通販は
使ったことはありません、が、
こんど見て考えてみましょう。
並ぶのはキライですから、それだけで
「ここはいっつもこうなのよねぇ」と、
結局いきませんわ。
なんとか「個人店」が、もっと復活してほしいものです。
以前あったお店も、バイトの女の子は
商品の内容も勉強するきがなくて、
店主が「すみません、それはこちらです」なんて…。
それでも、並ぶよりはマシ…。
安ければいい…というものでもないし、
品数があればいいというものでもない…。
今行ってるところは、なかなかです。
私がお店開きたいわ!あっ自分の好きなものしかおかないお店になっちゃうわ。
フロアの広さから言っても、今の倍はいります。
手芸品だとそれこそ「ビーズ何粒」のお客もいますでしょ。
そういう手間のかかるものと、普通の糸だとかはさみだとかのレジも分けるべきだし、
レジが縦に長いフロアの真ん中じゃなくて、一番はじっこなので、
反対側の奥で、紐一本買ってもそこまで歩く…
いいわもう…になりますよ。
そうなんです。高いところにあるので
取ってもらおうと思っても、
店員さんを探して売り場をグルグル…。
ほんとに「その分安い」といわれても、それならしょうがない、とは
いえませんね。
安くても接客のいいところはいいですもの。
結局「これだけの品揃えはほかにない」「手芸店は近くにない」で、
どうせここへ来るしかないのだから…と思っているような
そんなふうにも考えてしまいます。
ものすごい店舗数になっていますが、いつかしっぺ返しがくるんじゃないかと
そんなことを思っているのですが。
私は買うものによって、ネットショップを使い分けしています。
同じものでも価格が安かったりしますし。
「山久」とか「柳屋」「オカダヤ」などです。