なんでも30度近くまで気温があがったところもあったとか…。
こんな日に袷着てたら、のぼせますわなぁ。日本はおかしいです。
とりあえず風もあり、湿度は低いというので、
着物のほうもちっと風を通しました。
もう着ない着物もあるんだよな、と思いながら毎年そのまま…。
さすがに整理せねば、と何枚かだしていたら、古い着物が出てきました。
それが写真の着物です。これは私が30のころ、母から譲られた大島。
もらったときはなんにも知らなくて、ただ大島だというだけで
嬉しかったのですが、今改めてみるとけっこう細かい…。
9マルキくらいかもしれません。
これは、母ももらったものとのことで、その人がどれくらい着ていたものか
よくわかりません、そのあとは母のお気に入りになりまして、よく着ていました。
母がもらったときから、すでにすっかりしなしなで薄くて軽くて…。
でもねぇ、こんなダメージつきです。
ちょっとわかりづらいですが、長方形の右上あたり、色変わりしています。
シミなんです。長方形の右辺の中ごろ、ごちゃっと黒いところ、
穴のツギあてです。
幸いツギあてもシミもは、袖付けの下のところなので着てしまうと目立ちません。
そんなわけで、私も気にせず着てました。
81年のポートピアへの一人旅も、これで行きました。
オットがいっしょだったら、着物は着られませーん。
その後自分でも、へそをくりくり…して紬などを買ったので、
ずっとこれは着ておりませんでしたが、やはり手触りは最高にしなやか…。
八掛が赤いので、ちょっと色を変えてまた着ようと思います。
はっきりとしませんが、たぶん70年くらいはたっていると思います。
着物って、そういうとこ、すごいですねぇ。
本日は、このあとはおしゃべりです。
えー、昨日は実家の風呂場工事の出来具合を見に行きました。
先々月の水道代が異様に高くて、水道管の水漏れってことになり、
調べたら、どうもお風呂場の下らしい…。
なんせ築30年ですし、ちょうどバサマのこともあって、
扉を引き戸にもしたい、滑りやすいタイルを変えたい、と、
お風呂の全面改修をしたわけです。ところが、壊してみたら水漏れ箇所がない…。
どうやら、そこから先のようで、また検査ですわ。
おまけに風呂場と脱衣所の間の柱が白アリにやられていたそうで、
心柱のため切ることができず、横に並べて新しい柱をとりつけ…。
アレコレあるのはこういうときは珍しくないのですが、
なによりモンダイはバサマでして、突然「勝手に改修なんかして」と、
自分のためになら金を使うなと怒り、そうじゃなくて水漏れで…と説明し、
納得したと思ったら今度は、昔々の借家住まいを思い出したのか、
「大家さんに言ったのか、勝手に改修していいのか」と…、
ばーちゃん、アンタが「大家さんその2」ですから…。
最後は「うるさくて寝てられへん」、
いえ、しっかり毎日お昼寝もしたはりまっせ。
家の補修というものは、怠ってはなりませんね。
ジサマは器用なヒトで、屋根の補修も外壁の塗り替えも全部自分でやりました。
今、実家の茶の間には掘りごたつがありますが、それも6畳の洋室の壁に沿って
畳、一畳半分だけ木枠で一段高い台を作り、そこに畳を切ってはめ込み、
真ん中だけあけて足をおろせるように作ったもの。
当時出始めの「家具調こたつ」をきっちりはめこんで今でも使っています。
畳部分の下の空洞は、ちゃんと扉をつけてモノいれになっており、
掃除機や、時々使う大きな花瓶などが入っています。
部屋の明かりが天井の真ん中だったので、元電気屋のジサマは、
天井から線をひいて、こたつの真上に照明がくるようにし、
更にはその笠も、竹と和紙で手作りしました。
こたつにかけるコタツカバーはバサマ手作りの、夏は刺し子の木綿、
冬はふとんの上に残り毛糸で編んだカバー、
テーブルの上には、和布のランチョンマット、と、
まさに二人の合作で埋められています。
今日もバサマは、そのこたつでお茶してました。
おかげさまで腰の具合はよくなりまして、トイレも歩行で行ってます。
ただ、足は以前より更におぼつかなくなりました。
それでも私が帰るときは、外まで見送りに出てくれました。
心配で、玄関はいるまで見てるから、と言ったら、
「つかまりながら戻るから」と、動こうとしませんで…。
ジサマも出てくると思い帰りましたが、
バックミラーの中で手を振るバサマはまた一回り小さくなったみたいでした。
こんな日に袷着てたら、のぼせますわなぁ。日本はおかしいです。
とりあえず風もあり、湿度は低いというので、
着物のほうもちっと風を通しました。
もう着ない着物もあるんだよな、と思いながら毎年そのまま…。
さすがに整理せねば、と何枚かだしていたら、古い着物が出てきました。
それが写真の着物です。これは私が30のころ、母から譲られた大島。
もらったときはなんにも知らなくて、ただ大島だというだけで
嬉しかったのですが、今改めてみるとけっこう細かい…。
9マルキくらいかもしれません。
これは、母ももらったものとのことで、その人がどれくらい着ていたものか
よくわかりません、そのあとは母のお気に入りになりまして、よく着ていました。
母がもらったときから、すでにすっかりしなしなで薄くて軽くて…。
でもねぇ、こんなダメージつきです。
ちょっとわかりづらいですが、長方形の右上あたり、色変わりしています。
シミなんです。長方形の右辺の中ごろ、ごちゃっと黒いところ、
穴のツギあてです。
幸いツギあてもシミもは、袖付けの下のところなので着てしまうと目立ちません。
そんなわけで、私も気にせず着てました。
81年のポートピアへの一人旅も、これで行きました。
オットがいっしょだったら、着物は着られませーん。
その後自分でも、へそをくりくり…して紬などを買ったので、
ずっとこれは着ておりませんでしたが、やはり手触りは最高にしなやか…。
八掛が赤いので、ちょっと色を変えてまた着ようと思います。
はっきりとしませんが、たぶん70年くらいはたっていると思います。
着物って、そういうとこ、すごいですねぇ。
本日は、このあとはおしゃべりです。
えー、昨日は実家の風呂場工事の出来具合を見に行きました。
先々月の水道代が異様に高くて、水道管の水漏れってことになり、
調べたら、どうもお風呂場の下らしい…。
なんせ築30年ですし、ちょうどバサマのこともあって、
扉を引き戸にもしたい、滑りやすいタイルを変えたい、と、
お風呂の全面改修をしたわけです。ところが、壊してみたら水漏れ箇所がない…。
どうやら、そこから先のようで、また検査ですわ。
おまけに風呂場と脱衣所の間の柱が白アリにやられていたそうで、
心柱のため切ることができず、横に並べて新しい柱をとりつけ…。
アレコレあるのはこういうときは珍しくないのですが、
なによりモンダイはバサマでして、突然「勝手に改修なんかして」と、
自分のためになら金を使うなと怒り、そうじゃなくて水漏れで…と説明し、
納得したと思ったら今度は、昔々の借家住まいを思い出したのか、
「大家さんに言ったのか、勝手に改修していいのか」と…、
ばーちゃん、アンタが「大家さんその2」ですから…。
最後は「うるさくて寝てられへん」、
いえ、しっかり毎日お昼寝もしたはりまっせ。
家の補修というものは、怠ってはなりませんね。
ジサマは器用なヒトで、屋根の補修も外壁の塗り替えも全部自分でやりました。
今、実家の茶の間には掘りごたつがありますが、それも6畳の洋室の壁に沿って
畳、一畳半分だけ木枠で一段高い台を作り、そこに畳を切ってはめ込み、
真ん中だけあけて足をおろせるように作ったもの。
当時出始めの「家具調こたつ」をきっちりはめこんで今でも使っています。
畳部分の下の空洞は、ちゃんと扉をつけてモノいれになっており、
掃除機や、時々使う大きな花瓶などが入っています。
部屋の明かりが天井の真ん中だったので、元電気屋のジサマは、
天井から線をひいて、こたつの真上に照明がくるようにし、
更にはその笠も、竹と和紙で手作りしました。
こたつにかけるコタツカバーはバサマ手作りの、夏は刺し子の木綿、
冬はふとんの上に残り毛糸で編んだカバー、
テーブルの上には、和布のランチョンマット、と、
まさに二人の合作で埋められています。
今日もバサマは、そのこたつでお茶してました。
おかげさまで腰の具合はよくなりまして、トイレも歩行で行ってます。
ただ、足は以前より更におぼつかなくなりました。
それでも私が帰るときは、外まで見送りに出てくれました。
心配で、玄関はいるまで見てるから、と言ったら、
「つかまりながら戻るから」と、動こうとしませんで…。
ジサマも出てくると思い帰りましたが、
バックミラーの中で手を振るバサマはまた一回り小さくなったみたいでした。
着られるのですからスゴイですね~。
ご実家のお風呂の全面改修大変ですね。
それで・・まだ水漏れが分からないなんて
心配ですね。
いつかはと思いつつ、ためいきつくばかりです。
お風呂場の工事、早く終わるといいですね。
時節柄入浴できないのはつらいです。
富山も昨日は28度以上あったようです。でも、着物着てると「適温」の幅が広いからかあんまり気になりません(・・え?私が鈍いだけ?)
親って、いつまでも子供を見送ってくれますね~。ミラー越しに「小さくなったなあ・・。」って、毎回思います。
指がうまく使えなくなった母に、いい具合に帯締め結んで上げられるようになりたい
母の着物の中でも、一番古いと思います。
ほかにも染め直しをしたものとか
もらっているのですが、大切にすれば、
本当に長く着られるものですね。
着物っていいですねぇ。
もともとがせまーいお風呂なので、
どうなることかと思いましたが、
一段低かったのが脱衣所と同じ高さになり、
内装が明るくなって、広く感じます。
それにしても水漏れは、どこなんだろー…。
えみこ様
あのしなやかさは独特ですね。
水を通った紬というのはこういうものだと、
教わりながらもらったのですが、
自分の紬はまーだまーだ…。
工事はもうあとは外側だけです。
こんなに暑くなるとは思いませんで、
早く入れるといいですー。
ゆん様
今日なんか「夏だ」と思いましたよー。
明日は雨ですと、なんか忙しいですわ。
親ってものは、あたりまえなんですけれど
いつまでたっても「親」であり続けますね。
老いを見るのはつらいけれど、
少しでも元気で穏やかにと思います。