よそ様のブログで拝見して、ほぇぇぇ私通っていた高校では、これがなくてよかったー!と。
お題に頂戴いたしました、すみません。
「家庭科検定」の「被服製作」の詳細はこちら。 ゆかたを4時間で縫う…ぜっっっったいムリ。
お邪魔したブログでご紹介があったのは宮崎の高校の様子で、こちらです。
調理の方では「きゅうりの薄切り」、30秒で50枚…こりゃいける…と思う…かな…?
私の通った中学では浴衣とワンピース、高校では、被服でスーツとスカートを縫いましたし、
高校は礼法という授業があって、校庭の端にある茶室を使い、小笠原流礼法をば習いました(忘れたけどさ)。
スーツは生地を母に頼んだら、あろうことかザクザクの目の粗い織りのものを買ってきた…。
「文句いうなら、自分で買いにいったらよかったやろ!」といわれて、シュ~ンとなりました。
あきらめて始めたものの、カットしたそばからボロボロと、糸がほつれて出てくる…。
これでボタンホールを縫うのが、どれだけたいへんだったか…。
ジグザグミシンではなく、ちゃんとした「玉縁ボタンホール」です。二度とできまへん。
それでも、母に教わってましたから、型紙をどうするとこうなる…ということはわかっていましたし、
袖つけのいせこみとか、ちょっとした直しとか、そういうことは知っていました。
文化式、ドレメ式といった型紙を使う洋裁は、これっきりめんどうで、めったにしなくなりましたが、
今でも「作ることの楽しさ」を捨てがたいのは、母のおかげだと思っています。
たぶん、ですが昔なら「家でやってるけど、ちょっとがんばって検定受けてみようか」だった気がします。
今は「これをすることで家事を覚える」…と言ったらおおげさかもしれませんが、
なんとなく「検定」とすることで「家事」に眼を向ける…といいますか…これは考えすぎかな?
説明が遅くなりましたが、トップ写真は実家からもちかえったもの。
嫁入り前に母からもらったので「あれっ、いつ返したんだろ」と思いましたら、私のは自宅にありました。
母は私のために、もう一冊買ってくれたんですね。
内容は表紙の通り、家事全般のいろいろな知恵や工夫です。
確かに古い本ですので、今は洗剤や修理道具、プラ製品などいろいろ出ていますから、
実情にあっていないことも多いのですが、もらった当時は「便利なノウハウ本」だったわけです。
目次を見ると「整理と収納のポイント」「住まいと家具の掃除と手入れ」「家庭でできる修理」
「能率的な洗濯と洗い方のコツ」…その他アイロンかけだの染み抜きだの、もちろん「冠婚葬祭」の基礎知識も。
まぁ至れり尽くせりの内容ではありますが…実はあんまり使いませんでした。
今にして思えば、私は本に書かれていることの「基礎的」な部分は、ほとんど母に仕込まれていました。
いわゆる「おばあちゃんの知恵袋」みたいなことも含めて…。
いつから「お手伝い」という形での実践をしていたか、記憶にありませんが、
母はちょっとした作業を手伝わせながら「これはな、こないしてやったら、じょうずにできんねんで」と、
口でいい、やって見せ「おおきなったら、できるようになる」と言いましたっけ。
でも、今でもどうしてもマネできない作業があります。「えんどう豆をサヤからはずす」…です。
母も私も「エンドまめ」が好きで、季節になると豆ごはんが楽しみでしたし、
厚揚げやたけのこと炊き合わせたり、今でも私の大好物です。
そのエンドまめをサヤからはずすのに、母は左手のひらにサヤをあて、右手でクイッとまわすようにするのですが、
これで一気にポロポロっとおまめが全部外れて、下のざるに入る…早い早い。
私はこれが今でもできません。へんにサヤが折れたり曲がったり、うまく外れたかと思ったら、
中にしっかり一粒残っていたり…今年も季節ですが、やっぱり母にはかなわないのでしょう。
この本で気になったのは…全く関係ないことなのですが「掃除編」のこのモデルさんのしている「エプロン」。
横から見るとこれですが、
前から見ると…
なんか首がつまりそうで、くるしそうだなぁ、どっかで見た形だなぁ…
思い出したのは「きんたろさんの腹掛け」でした。
ところで、そんなわけで、私は洋裁も和裁もその他家事全般、母に教わり
また自分でも、母がやっているのを見て覚えました。
母は料理だけは苦手でしたから、結局それだけは習いに行きましたが、
それでもあく抜きの方法だの、煮物の手順だのはちゃんと教えてくれました。
今、針仕事をする人が少なくなっています。魚をおろせない人もいます。
料理も魚などはちゃんと切り身で売っているし、出来合いの惣菜、インスタントも山ほどあり、
道具の方でも最近の「通販番組」では、「ナンタラスライサー」というのがあって、
包丁がなくても何でもプロなみに切れる…。
たしかにねぇ、便利だとは思いますが「手わざ」とは言いかねる…。
私、ああいうものを全否定する気はありません。
例えば大家族だとか、あるいは高齢になって何かとタイヘン、人数も少ない…なら、
できあいのお惣菜もいいと思うし、力が弱くなって包丁を使いにくくなったとか…
そういうときには、ほんとになんでも「便利道具」としておおいに使えばいいと思うのですが…。
最初からあれを使ってしまったら…と思うのは、私のつまんなーい老婆心でしょうか。
「手」は使わないと覚えない、「アタマ」は使わないと知恵がわかない…母はいつもそういいました。
便利なものがいろいろあるし、ラクできるならそれでいいじゃないと言われると、返す言葉がありませんが…。
それにしても…3級「ハンバーグ、ゼリーなど」時間は「43分」…ムリじゃ…。
私も「なくてよかったー」です。
私はけっこう「母と張り合いたかった」のかもです。
なんでもできる母を、いつか越えてやる!みたいな?
うまく操られたのかもですよ。ははは。
料理だけは、私の方が上でしたから、嫁に行くときはよそ様と逆で、
私がレシピを書いておいてきました。
でも、次に行ったとき「これ作った」というのに、
まったく独創料理になっていて絶句しましたが…。
私はみんな不合格だろうなあ。。。
私が学生をしていた頃は手芸が流行っていましたので私もイロイロ手を出しましたがその他、洋裁や料理となるとからきしダメでした。
しかしとんぼさんのお母様は凄いなあ~~
娘をキチンとしこむことって出来そうで出来ない事のように思います。。。
私も、若いうちに…と今思います。
最近の学校のことがわかりませんが、中学では技術家庭という授業で、
男女で分かれて授業受けました。
縫い物の時間は好きでしたわ。調理も楽しかった…。
雑巾まで売っている時代ですが、なんだかかえって
いろんなところが薄っぺらくなってる気がします。
いまや一人暮らしの男性の方が、料理もボタンつけもうまいとか。
なんだかなーですねぇ。
あらぁ受けられたんですか。タイヘンでしたね。
若いうちにやったことって、忘れませんね。
私は料理も親からの「目分量」で、いまだにやっていますが、
考え事しながらでも、ちゃんとできる…。
手が覚えるってことですよね。
袷の縫い方も、母から習っておけば…と、今でも後悔しています。
私も最初の運針なんて、1センチの針目でしたよ。
母が「縫い」じゃなくて「綴じ」だったと、
言っていました。
それでもそれがあるから今がある…ですね。
子供のころ「マッチをする」とか「鉛筆を削る」とか、
そういうことをこわごわでも、実践で覚えましたよね。
お若い方がこういうことをなさっているのを見るのは嬉しいです。
忘れずにずっと続けてほしいですね。
お題、ございました。
私もとてもじゃないけど…です。
昔の人は、えらかったんですねぇ…。
私、もうしばらく包丁でがんばってみます。
調理にしろ、被服にしろ身につけるべき事と思います。
そんなの古くさい!と言われても、やっぱり知らないより知っている方が良いこと、出来ないより出来た方が良いことが必ずあります。
若い方の中には、台所に刃物が無い方もいるそうです。
フードプロセッサーやらスライサーやら、カタカナの道具が有れば料理は出来ると・・・
いつか子どもが出来たら、包丁を持たないお母さんの姿を見せることになるのかなあ。
なんか変、嫌ですねえ。
半ば強制でも良いから、こういうの広めて欲しいです。
特に被服、単長着を4時間で!?凄いですねぇ。
この子達が居れば日本は大丈夫!と思えてしまいます。
柔道を必須科目に・・・なんて言うよりも、こっちの方が良いと思うのですが。
もちろん、男の子にも同じ事をやらせなきゃ!と思います。
でもこれを受けないと、先々私立大学推薦組は内申書に影響がありましたし、私には進学に結果的に何も関係なかったとはいえ、苦労しました。。。
でも、不思議とこれで覚えてるのです。
煮物の味付けなど、今でも計量カップで計ってますが(^^;)16歳のときに無理矢理この検定のために覚えさせられたことが、役に立ってます。
指抜きを使って運針するのに随分
練習しましたし、
りんごの皮を剝くのもこわごわでしたが
いつの間にか出来るようになっているもの
ですね。
それにしても4時間で片身を仕上げるとは
すごいですね。
和裁離れが言われている時に若い方が
頑張っておられるのは頼もしいですね。
私にも無理です。 縫い物は 4級くらいは頑張れるかもしれませんが 胡瓜は 今時の道具に頼みましょう。