おかげさまでブログも満7歳をすぎ、今日からは8年目に突入です。
ここまで息を切らしながらも続けてこられましたのは、ひとえに皆様のおかげです。
家族のことも、私のことも、何かあればいっぱいのご心配と応援をいただきました。
モニターに向かって「ありがとうございますっ」と、おじぎをすることもしばしばでした。
本当に、いつもいつもありがとうございます。
昨年からの1年はといえば、母の一周忌をすませ、父が再手術の結果「片マヒ」となり、
病院で年越し…などということになりました。
一人暮らしができるようにと、しっかり治すリハビリのおかげで、退院は5月。
転ばないか、ケガはしないか、熱中症になりはしないかと、そばについて何もしてやれない親不孝娘は、
思い患うばかりで、暑い夏が過ぎました。ようやく涼風が吹き、家族みんなでほっとしています。
不器用ですから、何か心にかかることがあると、ついつい気が散って…。
毎日のように「あっ今日も○○ができなかったぁ。書けなかったぁ」の日々。
ますます「ノロタラン・亀ライフ」になっております。
何かと皆様にも「まだ書かないのぉ」と言われることばかりで、申し訳ありません。
こんな私ですが、諦めが悪いので、ダラダラでも続けていこうと思っております。
またこの一年も、気長にお付き合いください。
今後とも、よろしくお願い致します。
久しぶりの着物…・えらい苦労いたしました。
この着物もまだ一度も着ていないもの。それほど古くはないはず。
なんたってだいたい手持ちの小紋、紬系統はウン十年前ってのばっかりですから。
縞は難しい、がキマリ。私はチビデブ、まぁ手足はそれほど太いわけではないのですが、
真ん中ぽってり(ポッチャリは通り越してます)だと、どうしても太めの縞は合いません。
これはたしか「はっきりしない色の方が、いいかな」と思った記憶があります。
縞は何枚か持っていますが、ついメリハリのきいた濃い色の縞を選ぶ傾向があって、
これを見たときは「いがいとボヤンとしている方が、年取ってから落ち着いて見えるかも」と…。
さて、どんなもんでしょうか。
久しぶりの着物でしたが、また時間ギリギリであれこれ。
で、和装ブラを省略しましたが、やはりつけないとボテりますね。
それと着てみてわかったのですが、この着物「衿」の仕立てがよくありません。
じゅばんと、添わないのです。じゅばんの着方が悪いのかと着直しましたが、かわらず。
ほかの着物ではこうなりません。とりあえず「ひっぱって」ごまかしましたが、この着物は直しかなぁ。
あっじゅばんの袖、合ってません。着てから気がつく「いつものワタシ」。くすんだ黄色地に花柄です。
豆火鉢は「女将」をきどってみた…わけではないのですが、ちょうど置いてありましたので「あくせんと!」です。
着物のこんな縞です。色がねぇちっともちゃんと出でくれません。もう少し白っぽいです。
帯はこちら。まあブログ誕生日もお祝いだしぃ…と、勝手な「祝い事」つがりで「ねずみの嫁入り」です。
紫が濃く出ています。もう少し薄め。
前帯の柄はなぜか「そろばんと小判」。まぁねずみといえば「豊かさ」の象徴でもありますから。
帯揚げ帯締めは悩みました。着物も帯も色目が薄めなので、コントラストをつけて…と、
濃いけれど、粋になりすぎないものを選んだつもり。なのですが、ひとつずつの写真を撮り忘れました。
さて、同じ着物で…ってのをやってみましょうね。
ご挨拶ではなく、ちょっと粋に角だしでも結んでおでかけ…なら 、コントラストつけて。
(帯の色を合わせると着物の色が変わってしまう…すみませんです)
左は黒地に翡翠、見えませんが白い帯締めには薄い色で柄が飛んでいます。
右はもう少し青みがかったグレーに子供たちの火消し。母の帯で古いもの。
帯締めの赤い玉は左右好きなところに動きます。
左側、若い方なら八掛を朱系にしてこんな帯で若々しくなりますね。締まる色で揃えて全体の色数を減らしました。
本物紅型「頂き物」ありがたやー。ちょいとシミがあるんです。
右側、ちょっと落ち着いた若奥様ならこんな感じ。
着物って不思議ですねぇ。いろんな表情を持っています。
というわけで、コーデの写真をとって加工していたら、遅くなりました。
また明日から、頑張りますので、よろしくお願いいたします。
上品過ぎず、粋になりすぎず☆
それにしてもどの帯も一風変わっていて、さすがです。
赤い帯の電話も、面白く、前の柄はやっぱり受話器かしら・・・とか。
カワセミの前が魚・・・魚をくわえた翡翠だったりして・・・・
そんな粋な帯はまさか、ないですよね・・・・
どんな帯、どんな色も合う着物ですね。
色半衿の使い方、さすがですね。
こういうおとなしい縞いいですね。
帯や小物で様々な年代いけるのを
選ぶべきと改めて思いました。
これからも無理なさらず、ずっと続けて
下さいね。
流石に 素敵に着こなしていらっしゃいますね。
そして 脇の火鉢と火箸が また良い
大きめで太い私はどうしても濃い色を選んでいましたが
年齢を重ねた今
太めでも濃い色でなくても良いのではないか
と 思い始めたのですが 時すでに遅し
着物が体に添わない 襦袢に添わないのは 着付けのせい
とばかり 思っていたのですが そうとも言えないのですね。
初めて袖を通し さて畳みましょと思ったら 上手く畳めない
何故???? と思っていましたが
これも 仕立て方に 問題有り なのでしょうかね
どうぞ これからも無理をせずに 末長くお続け下さいます様に
数年前突如着物に目覚めてチマチマコソコソいろいろ集めました。着物を着て出かけるのが楽しくてしかたありませんでした。ところがここへきて着物熱急降下・・・・。原因はわかっているんですけど。
せっかく集めた着物や着物関連物資がむだにならないように、なんとか一人で着られるようにもなったしこれからは急がずあわてず着物ライフを楽しみたいと思っています。
着こなしや着物のモロモロのお話、いつもとても参考になることばかりです。
これからも心の師匠と崇めてゆきたいと思いますのでどうぞよろしくおねがいいたします。
これからもご無理なさらずず~~~っと続けてくださいませ
継続は偉大なり。なおかつ、読み応えある記事諸々と、ご家庭ご家族日常など。
どうぞごゆるりと。。。今後もしっかり楽しみにして期待しております。
でも、たくさんの人たちが助けられ、着物を着る楽しみを知ったり、ホント有用な場ですよね。
どうぞこれからも、着物の薀蓄が廃れてしまわないよう頑張ってください!
地味な着物を帯で遊ぶ♪
ねずみの嫁入りは前帯がひねりが利いて楽しいです!
どの取り合わせも良いですねぇ。
最後の赤地はもしかして電話ですか??
おっしゃれーーーーー!!
もっと早く知ってたらもっと当然和装の知識が深まった.....んではないかと思っています。
どのコーディネートも素敵ですけど、私は紅型が好きだっ!
ほんと帯で着物の印象って変わるんですね♪
とんぼさんのブログにお邪魔させていただくようになってから本当にイロイロな事を知りました。
いつもへえー、そうなんだあ~と楽しくも興味深く読ませていただいています。
本当に、本当に感謝です。
着物については教えてもらえる人もなく、今まで何んとなく聞いていたこともこちらで教えていただいて以来、ちょっと違うんじゃないと思うこと多々。
実は呉服屋さんも良く判っていないんだと言うことが判明(笑い)。
いつも不思議に思っていたのですが、私の知り合いの呉服屋さんは(男性なんですけどね)いつも洋服。
着物を売ろうという人が何故洋服なのって?
展示会などでは確かに着物の方もいますがなんかぱっとしない。これぞというお手本がないんですよね。
着物は着るものなんですから、その意味でしっかりとそのあたりを教えて下さる方がいるといいなあと思います。
とんぼさんは私の大先生ですから(歳はどっちがと思いますが!!!)これからも末長く頑張ってくださーい。
ありがとうございます。
ご推察どおり、電話の前柄は受話器です。
翡翠帯、私も最初に見たとき「前は魚くわえてたら」と思いましたが、
残念ながら、この姿勢からパッと飛び立った姿です。
なんでもあう着物は、帯で楽しめていいものですね。
ありがとうございます。
半衿もそろそろ使えない色柄が増えてきました。
こういう沈んだ色がなかなかないんです。
着物はつい、濃い色ばかりえらんでいたのですが、
やらかい色は重宝ですね。
無地っぽいもので、帯で楽しむという年齢の楽しみもあるかなと、
そんなことを思っています。
ぼちぼちいきますので、よろしくお願いします。